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Disco Elysium the Final Cut 翻訳メモその4

【ご注意】公式による日本語化が発表されましたので、この件は終了しています。私は無関係ですのでお間違えの無いようにひとつ。

現況報告

1.5万行に到達したので2割突破です。すごーいえらーい(自らを鼓舞。
今月から冬の初めごろまで日中は触れなくて、帰って来たらわりとヘナヘナで脳みそ枯渇してるんで、しばらくは大変のんびりしたペースになります。
まああんまり書くことないんですけど、ゲームというのはすごく面白いとことそうでもないとこのメリハリでできているんだなあとしみじみしながらやっています。面白いとこはびゃーっと進むんですけどねえ。ええ。


今回のキツラギさん

You:「実際、あんたを相棒と呼ぶべきじゃなかったな。俺の相棒はキムだ。彼はわかってくれる」
Kim:「私は相棒じゃないですよ」彼が即座に言った。「この……この同盟は、一時的なものです」

これは好感度に関係なく、この場にキツラギさんがいてその分岐に入ると必ず言ってくれるやつです。冷静な拒絶にもほどがありすぎて泣いてしまうわこんなん。しかし「この」の間に入る間の、相棒ではないこの関係性をどの言葉にしようかと思案するところにうすら味わいがある。あると思うことにしたい。もっと無機質な「組み合わせ」でもいいし、なんなら上からのお仕着せで渋々、とも言えるけど、同盟(union)と呼ぶところが奥ゆかしいじゃないか知らんけど。

あまーい

だいたいはギャグも事件も静かにしれっとクールな感じで進んでいく本作ですが、事件の捜査と合わせた二本柱になっているとも言えるトピックになると、いきなり甜菜の砂糖漬けフロストシュガー添え並みに甘くなります。その奥はくっそ苦いのですけれども。そして脳内会議メンバーの皆さんもそれを乗り越えようとしたり、否定しようとしたり、逃げ出そうとしたりして千々に乱れるのがさらにまた甘くて苦くてウワーッ!
まあ冷静に考えるとそこまでこだわらいでもとは思うのですけど、まあそういうことってありますよね特にどん底にいる時は。
そしてまああんたが悪いしもう無理やで的な話なので、そこをやる時は楽しいけど心が痛いです。楽しいけどな。そういう甘苦さがちゃんと伝わるようにできていますように。

ジョイマン憑依されたい

洋ゲーに限らず英語あるあるですがとにかく韻を踏む。駄洒落もやたら韻を踏みたがる。だが日本語に対応する単語が必ずあると思うなよチキショー!!!ってところどころキレながらやってました。しんどかったんだなって思っていただければ本望ですいつ終わるかさっぱりわかりませんが。

ちなみにこの記事は大変すばらしく、ライターというか餅は餅屋だなあってしみじみ感心したので是非ご一読ください。


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