毎日投稿を続けるコツ

あいさつ

ブンブンHello note!(関係ない)
この記事はペンパアドベント2020Ⅱの6日目の記事です。
ペンパアドベント2020Ⅰもよろしくお願いします。どちらの記事であっても #ペンパアドベント2020 のハッシュタグに(おそらく)記事が投稿されます!
おまけコーナーは2マスのクロスワードを2問出題する予定でしたが、QuizKnockに先を越されたので、出題を保留したいと思います。クロスワードは鋭意改作中で、この動画に倣った、難易度の上がったものができたらTwitterで出題することとします(いつになるかは不明ですが)。ちなみに、この動画は大変面白いので、この記事を読み進める前に視聴しておくことを推奨します(動画の内容と記事の内容が無関係であるにもかかわらず視聴を推奨しているのは特に癒着があるからとかそういう理由ではなく単に面白いからです)。

毎日投稿を1年続けました

まあタイトル通りではあるのですが、Twitterに毎日シャカシャカを投稿する #shakashaka_midnight を再開してからそろそろ1年が経ちます。やったね。去年の8月からひと月ほど続けたのち、一度投稿を中断したのですが、去年の12月に再開してからは比較的ストックを保ちながら投稿を続けられています(なので累積400問くらいある!)。気分的にもまだ続けられそうではあるので、これからもまったりと続けさせてもらおうと思っています。

毎日投稿を続けるコツ的な話

当然ですが365(あるいは366)日間パズルを作ろうとすると気分が乗る日とそうでもない日があります。気分が乗る日はパズルをたくさん作れば良いのですが、では、気分がのらない日はどうすればいいでしょうか?

正解は (出題用の)パズルを作らない でした! まあ落ち着いて話を聞いてください。理屈はいたって単純で、やっていて楽しくないことをやると、その行動に義務感が生まれてしまうのです。私は義務感のもと行動すると、ある日プッツリと糸が切れてしまう人間なので、調子が出ない日は作らない、調子が出るときにたくさん作ってストックしておく、というようにしています。400問も作るとすっかり手慣れたもので、1週間分の問題を作るのにだいたい30分とかかりません(おまけコーナーにあるYouTubeLiveでは43分間でちょっとした手筋の解説をしながら8問作れています)。

問題を速く作るためには?

問題を作る問題を速く作れることは決して特別な才能ではないのです。以下では問題を速く作るために必要な技術を可能な限り言語化して話したいと思います。

必要なもの
・愛

・手筋の引き出し
・デバイスの操作力
・慣れ
・諦め

順番に説明します。


当然ですね。好きこそものの上手なれ、ということを昔の人は言いましたが、本当にそうなんだなあと思います。もう少しちゃんとしたことをいうと、好きじゃないものはなかなか継続できないので上達は難しい、という話でもあります。

手筋の引き出し

当然と言えば当然かもしれません。手筋を多く知っていると、自分で作ることのできる展開が増えるので楽しいです。ということで、作りたい種類のパズルをいろいろ解いてみましょう。面白い手筋を自分の作問のバラエティーに組み込んでみるのです。また、一般的に問題を解く際に使われる普通の手筋の他に、この形の空間は何も置かなくても勝手に決まるとか、この配置は複数解を避けられないとか、のメタな知識をストックしておくと良いかもしれません。メタな知識は実際に問題を作らないことには意識がいかないことなので、慣れの部分とも繋がることかもしれませんね。

デバイスの操作力
これはあまり意識していなかったことでしたが。過去に問題を作る様子をネット媒体で配信したことがあったのですが、そのときに操作が速いという旨のコメントがあったんですね。これは(訓練したらいきなり10倍の速さで操作できるようになるようなものではないといった意味で)なかなか上達しないものなので、あまり必須ではないかもしれません。しかし、操作に慣れることはパズルを作るときだけでなく解くときにも役立つことなので、ある程度はやっておくと良いでしょう。

慣れ
これが一番大きいかもしれません。たくさん作っていると速くできるようになります。毎日投稿をしたいと思っている方は、まずは1〜2週間分のストックを用意して、それからストックを切らさないようにやってみるといいかもしれません。

諦め
最後はこれです。完成した問題があなたの理想と少し違ったとしても、修正、改善によってより良い問題にすることができます。ニコリなどの雑誌に提供する問題なら妥協せずに頑張っても良いかもしれませんが、問題をたくさん作りたい、という気分のときにこれをやると気持ちにブレーキがかかってしまうのであまりお勧めしません。
あと、慣れると一撃で良い問題を作れることが多くなったり、先を見通して作問できる(例えば決まり方を制御できるようになる)ので、とりあえず完成として次に進んでみるという考え方も十分アリだと思います。

粗製乱造との戦い

速く作ることを考えるとどうしてもこのタイトルの四字熟語を思い浮かべてしまう人もいるでしょう。では、どうすればこれを避けられるでしょうか?

正解は わからない でした! あたりまえです。これが分かってたら苦労しないんだよなあ。とはいえ、ある程度防ぐ方法はあります。

ソルバーにかける
邪道? いやそんなことはありません(ないよね?)。ソルバーは問題を解いてくれるので、複数解や解なしでないことを確認できます。当たり前ですが、これは問題としての最低限の品質保証にもなるので、ソルバーが使える種類のパズルを作ったときには、積極的に使ってみてください。

解き直す
そりゃあそう。自分が解き直して楽しいなら、全く同じ順をなぞった解き手も楽しいと思えるはずですから。また、別ルートがあるかを検証するのも良いかもしれませんね。あと、問題の難易度を解いた感触で決められるのもマルです。

作るときに自分らしくないことを1回する
最後はマンネリを防ぐ方法をここで紹介。手癖で問題を作り続けると、結構飽きが来ます。ここでおすすめなのが、「自分らしくないことを1回する」ことです。例えば私の場合は普段は黒マスをくっつける問題を作らないので、時々作り始めてすぐに黒マスをものすごい固めてみるのです。そこからまた手癖に戻って最後まで作るとちょっぴり変わった問題ができます。というわけで自分の問題の傾向を知るのも大事なのかもしれませんね。

おわりに

いかがでしたか? まともなことが書いてある、自分らしさのかけらもない記事になってしまいましたが、毎日投稿をやってみたい人にとって参考になれたら幸いです。 #ペンパアドベント2020 自体は12月25日まで続きますので、これからも祭りを楽しもうぜ! それでは、See you, next time!(関係ない)

おまけ

アドベントカレンダーだし、ということでシャカシャカの作問配信をしていました。だいたい11/29~12/5のぶんの問題を作っていました。手筋の説明をしたり配信事故を起こしたりといろいろなことをしました。OBSの設定の理解が不十分な男性が眠くなるような小声で話しているので、苦手な人はミュートしながら見よう! 配信のアーカイブはこちらから。次配信をするとしたらBGMをつけてみたいですね。

蛇足(という名のクイズ)

今年の10月にPuzzle Squareに別の名義を作っていました。誰だったのかを考えながらリンクを踏みましょう。

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