かっこいい!松葉杖テクニック1

こんにちは。もう使ってないけど、この間から2週間ほどすごく素敵なアイテムを借りて使用していました。松葉杖です。松葉杖と言えば、もう みんな一目見たら、構いたくて仕方なくなるような、そういう心を刺激するロマンスに溢れたgearだと思っております。

事実、この2週間で知らない人から知らない人、知っている人までモテモテでした。特に知らない人からの人気が凄まじかったです。知らない人から話しかけられます。うるせえ!おれの杖が羨ましいからって話しかけんじゃねえ バカ! 大変じゃねえ!遊んでるとこなんだよ 今いいとこだから邪魔しないで!あげない!

実は これはすごく大変なシロモノなのです。知らなかったので、めちゃくちゃかっこいい武器だと思っていました。正味、病院でこれ2本で帰れと言われた時は

「えぇ〜っ!」(嘘だろ!夢が叶った!?)

と思ったものです。理由は、これはですね 見た目が先ずかっこいい、怪我人はかっこいいから……

リハビリ室に通され、そこではお年寄りたちが奇々怪々な機械の上でいろいろな事をしている。平均台のような場所に通され、身長を聞かれる。

160センチで! 来るぞ マイギアーが、ワクワクが止まらない……

思ったより低くされたものが来る。なんだか脇で支えているイメージがあるが、そうでは無いのである。正確に言うと、脇のすぐ下と 腕で挟み込むように使うのだ。平均台を数歩歩く、チョロいが? いい感じだ。問題はこの後。

ミニ階段のような場所に案内される。自分の前にいたご老人はよたよたと登っていた。え これ杖で登るの?正気じゃね〜笑

案の定、全然登れず、終始脇で支えてくれていた人らと「?」という顔をしていた。「階段は諦めて下さい」と言う、まあ至極真っ当な助言を貰う。エレベーター乗るからいいかな?はぃ。

金を払い、帰り際に再びはてなマークで頭がいっぱいになる。実は、歩いてここまで来たのである。足首が折れていたが徒歩で来てしまっていた。なんでだ?

とにかく松葉杖はヤバいのだ。何がと言うと、運動的観点 普通にエンドレス持久走といった疲労がかかる。

始めて帰宅をした日、徒歩7分をベンチで休みまくり、1時間以上かけて帰宅した。びっくりするくらい無理だったのである。体が痛え、あれはすごいものだ。

まれに、駅や道端で使用している人を見かけることがある。松葉杖を使用して、スイスイ移動出来るやつは運動がうまい(と、推測される)。平均台を使用し、全体重を腕2本と細い棒の先を支点に持ち上げ、跳ねて移動する。何の競技か?というところだ。2020オリンピック正式種目に採用して欲しい。

この後 雨ですべって転んでもっと痣だらけになるとか 知らん人からいっぱい話しかけられエピがあるが飽きた

気が向いたら書くか  これいつパフェに治んのかな〜(5週間経ったらしい)

あ、あと怪我してる人にアドバイスなんですが ファイト・クラブを見て 自分がタイラーかな?と思って過ごすと、毎日楽しいですよ。お大事に。

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