#72-13 公害事件が環境問題と呼ばれていない頃
1972年前後は公害事件の判決が相次ぎました。
日本は60年代の高度成長の代償として公害問題が多発しました。
重化学工業化のために産業公害が拡大し、四大公害事件(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく)が発生しています。
(1)水俣病は1953年頃に発生(1956年に公式確認)でしたが1969年に裁判となり、1973年3月 患者側全面勝訴となりました。
(2)新潟水俣病は1965年に発生して1967年に提訴、1971年9月 患者側全面勝訴
(3)イタイイ