見出し画像

すずかけの並木道 11月28日

18時過ぎ、チャリで真っ暗な道を漕いでたら目の前にデッカい葉っぱが降ってきたので、とっさにキャッチしてしまった。結構な速度を出してたにも関わらず、ぴったしのタイミングで落ちてきたデッカくてカッピカピのその葉っぱに愛着が湧いたので、そのまま走り抜けて持って帰って名前のひとつでも付けてやろうと思ったけど、自分だったら、よし落ちるぞと意を決して飛び降りた矢先颯爽と現れたチャリの男に拐われるのってまあまあイヤなんじゃないかと思ったので、落下地点まで戻って置いて帰った。

後で調べたら、あのデッカい葉っぱのなる木はプラタナスというらしく、そして我が親愛なるキリンジのメガネの方・堀込高樹の「冬来たりなば」の一節に出てくる、「すずかけの木」その人らしい。なんたる偶然。やっぱ持ち帰ればよかった。

サムネの絵は公共の授業で習った「アンドロギュノス(男女)」なんかかっこいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?