見出し画像

【やってませんか?】パフォーマンスとしての愛情


アイドルの誰かが言っていた。
過剰に愛情を伝えるファンはすぐ去る
つまり見返りが前提なのだ。
この話を聞いて昔を思い出した。

●以前働いていた会社の話


会社は自分で選択したので、こう書くのは不義理なので気が引けるのだが、あえて書こう。

ちちちちち超ブラック企業だった

と思う。(僕自身はそうは思ってないが、事実的にそうだった、と万が一に備え言い訳をしておく。み、見てないよね?)


会社は仲間!家族!!俺達ファミリーだ!!!という感じだった。
仕事終わりは会社の皆で飲み会があり、休みの日は会社の皆で遊んでた。運動会や文化祭や球技大会もあり、僕個人はそういう繋がりに憧れがあり入社した。
寝るか会社かの2択だったが、楽しかったので苦痛はなかった。

●辞めたときの話

しかし会社を離れる決断をしたとき話は変わった。

お、お、お、おいっ!!あ、あっ、あんな仲良くしてたのに何も連絡こない!!!!

あんな熱い夢を語りあったのに!!!!

深夜部屋にゴキブリが出たときに助けに来てくれたのに!!!!!!
ということだ。
辞めるという話をしたら社員のモチベーションが下がるというのを理由に1週間後に退社することになった。


皆の士気の為にこの日で辞めてくれ・・という理論は分かるが寂しい気持ちになった。
(お前の人望が絶望的になかったのでは?という勘の良い人、その可能性は一先ず置いておこうよ。それは口を閉じよう。涙)



●パフォーマンスとしての愛情

利害や役割だけの人間関係だった、ということだ。
これは定年で会社をリタイアした役員が、お中元や年賀状が届くなる現象と同じで日本に多く見られると思われる。


ここから伝えたいのは、辛かったという事ではなく、人付き合いが合理的な価値観に違和感を感じるという話だ。


面白いか、面白くないか
好きか、好きじゃないか
時代や周囲に影響を受ける相対的価値観ではなく、自分の中の絶対的価値観で人を見れたら、と思う。

では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?