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二十歳までに覚えていると死ぬ言葉を、二十歳になる2日前に思い出して死を覚悟した話

この世には、二十歳になるまでに覚えていると死ぬ、と語られている言葉があります。

私がその言葉を知ったのは高校生の頃で、17歳とか18歳の時だったと記憶しています。

その頃は、二十歳なんてまだ先の話だと高を括っていたのですが、二十歳になる2日前に、その言葉を思い出してしまったのです…


その言葉は、「ムラサキカガミ」という言葉です。

「紫の鏡」と呼ばれたり、漢字で「紫鏡」と記載されたりすることもありますが、二十歳までに覚えていると死ぬという点は共通しています。

昔からある話で、一説では1960年頃から語り継がれてきたとも言われています。

私がこの言葉を知ったのは、携帯電話(当時はガラケー)で都市伝説がいっぱい載っているWebサイトを見たのがきっかけでした。

言葉を覚えていると死ぬという、シンプルなトリガーで最悪の結果が訪れるという衝撃的な話に恐怖したのを覚えています。


私が「ムラサキカガミ」を知ってから、2年ほど経ちました。

そんな言葉などすっかり忘れていた私は、あの頃と同じように携帯電話(まだガラケー)で都市伝説がいっぱい載っているサイトを眺めていました。

そこで私は、「ムラサキカガミ」という言葉と再び出遭ってしまいました。

奇しくもその日は、二十歳の誕生日の2日前でした。

「あっ、死んだ。」

そう思いました。


そんな私も、もうすぐ三十路になります。

「ムラサキカガミ」という言葉を覚えていても普通に生きてますので、未成年の方は安心してくださいね。