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2月から構築ルールが少し変わるウィクロスというカードゲームについて

2023年が始まりもうすぐ1月終わりますね。

たまに書類を書く際に今令和何年なのか分からなくなります。
どうやら2023年から令和(018)を引いた下二桁がその年になるそうですよ。
……まぁそんなことはおいといて

「新年になったので新しい試みとして~」
いろんな会社がそんなことを言っていることでしょう、私が没頭しているWIXOSSでもそうです。


WIXOSSとは

今年で9年目となる、タカラトミーとホビージャパンが共同開発したTCG。
ゲームデザインにはMTGで有名な八十岡翔太さんもかかわっていて美少女TCGと公式は謳っていますがゲームとしての完成度はかなり高いものになっていると思います。
ゲームの概要としてはルリグと呼ばれるカードを中心に7枚のライフを削りあって勝利を決めるゲームです。

そんなWIXOSSでは現在3つのレギュレーションが存在します。
・すべてのカードが使用できる【オールスター】
・右下にキーとディーヴァのマークがあるカードが使用できる【キーセレクション】
・右下にディーヴァのマークがあるカードのみが使用できる【ディーヴァセレクション】

運営が現在推しているのは現行のパックで刷っているディーヴァセレクションで基本的に大型大会やイベントのルールはディーヴァセレクションであることがほとんどです。

実際どうなのディーヴァセレクションは?

ディーヴァセレクションにレギュレーションが切り替わった直後に出たルリグは新規アニメで登場する新ルリグ達だったため、今までの愛用していたルリグが使えなくなると引退者も続出した2年前でしたが、現在はほぼすべてのルリグがこのレギュレーションに参戦したためその憂いも今はありません。

そんなディーヴァセレクションですが、5,6年前にウィクロスで遊んでいた人たちは今のレギュレーションの他レギュとの違いを知ると少し驚くかもしれません。

まず、
・試合の制限時間が基本35分になっている
これが一番の違いではないでしょうか。
速攻同士の対決なら問題ないですが、今もなおオールスターでの試合は1戦45~50分、それでも決着がつかない卓がそこそこ出るくらいに時間のかかるゲームでした。
しかもその実態が”同じような盤面を維持し続けて互いに息切れのタイミング待ち”という見栄えなんてあったもんじゃない試合がほとんどです。
ディーヴァセレクションではこの部分が大きく改善され、35分で時間切れを起こす試合もありますが大体はあと1ターンあれば終わるということが多く、手札やエナを安易に増やすカードも少ないため、試合全体にメリハリがつきやすくなっています。

・ライフバーストで試合が左右されることが多くなった
俗にいうシールドトリガーです。
キーセレクションではここに大きな問題があり、速攻デッキとの対面であればもちろんライフバーストで相手の攻めを捌けると試合に左右されますが、
そうでない場合は、ライフバーストの差が6-1くらい極端でもない限り試合に大きく左右されることがないくらい運以外が大事なTCGとなっていました。
しかしディーヴァセレクションになり、試合時間が35分になったということはその分防御の薄いものとなっていますが、そこを補えるのがライフバースト。
そのため「ライフバーストでここを守れていなかったら負けていた」なんて試合が少なくないです。
もちろんただライフバーストが出まくってもプレイングがおざなりだと負けますが、それでも初心者が上級者に勝てる可能性ができたのはこのレギュならではかと思います。

そんなディーヴァセレクションが2月から

さて本題。
そんなディーヴァセレクションですが、使用できるカードに縛りがある以外にもう一つ構築ルールがありました。
それは『選んだルリグ3人と同じ色のカードしか採用できない』という色制限のルールです。
たとえば青いルリグ3人を採用して手札回りを良くしようとすると赤や黒の火力カードを採用できず、
赤黒青と火力と手札を安定させようとするとエナを増やす緑や防御の高い白を採用できないなど。

なんと、そんな良くも悪くもこのディーヴァセレクションの根本でもあった色制限が2月から無くなります。

青ルリグ3人に赤いカード?…入れていいんです。
ルリグを赤黒青にすると防御が足りない?…白いカードを入れましょう。

より一層構築の幅が広がり、デッキとしてやりたいことがやりやすくなるのではないかと思います。

…え?「つまり過去に出た汎用カードがより汎用性が高くなり、新参や復帰勢からすればまともなデッキのパーツを集めるのさえ一苦労だろ」…って?

そんなあなたに2月の新弾”DISSONANCE DIVA”

次のパックから出てくる新たなるギミック”ディソナ”


このパックで収録されるルリグを中心にデッキを組む場合、盤面をディソナにある程度染めることでその能力を発揮するため、自然とこのパックに収録されているカードまみれになるかと思います。
しかもそのカードの能力もまだ全体の半分も公開されていないものの、間違いなく環境に戦える力を持つものばかり。
それ以外に必要になるであろうアシストルリグは2年たった今でも構築済みとパックのコモン枠でしか存在せず特段値段が張るものは無く、デッキの要となるピースカードもどんなに高くても¥2000いかない(なんなら平均500もない)ため、始めるなら今かもしれません。

ぜひ2月の新弾から始めてみてはいかがでしょうか…?

……今告知の画像をみて可愛いと思ったでしょう?
可愛いカードしかないんですよ。
でもゲーム性として面白いんですよ、9年前からずっと遊んでいる私が言うんですから間違いありません。

なんならここ最近のパックから次弾のパックを含めて、その中には世界に7枚しかないシリアルカードも封入されていることがあります。
ぜひ見かけたらコレクション用やマーカー用でもいいのでぜひ買ってみてください

以上このTCGが大好きな一人のオタクからのダイレクトマーケティングでした。

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