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百貨店の歴史から学ぶマーケティング

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世界初の百貨店『ボン・マルシェ』はマーケティング界のビートルズです。マーケティングの数あるフレームワークでは表現できない大切なことが、百貨店の歴史を学ぶことで感じることができます。
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#百貨店

かつて百貨店が犯した過ちを、現代の多くの小売店が繰り返してしまいそうな気がする、…

近年、メーカーや卸業者のBtoCマーケティングへの意識が高まっていると感じる件メーカー会社や…

きでぃー
3年前
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消費社会の起源を刻明に描いた百貨店の物語「ボヌール・デ・ダム百貨店」を読んで思う…

マーケッターこそ小説を読むべき理由これまでに記事で書いてきたように、19世紀にフランス・パ…

きでぃー
3年前
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士魂商才×デジタルマーケ最強説

利潤を追求しつつ、それで生んだ利益を自分たちだけでなく、客や従業員、さらには世の中に還元…

きでぃー
4年前
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1980年代の百貨店が行った実験的な試み

これまでは、19世紀後半~20世紀前半の百貨店の話をしてましたが、今回は1980年代、いわゆるバ…

きでぃー
4年前
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百貨店は万博からヒントを得て誕生したという話。

過去の記事で、衝動買いという人間の行動を発明したのは百貨店であるという話を書きました。で…

きでぃー
4年前
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「体験型マーケティング」は、戦前の日本の百貨店がすでに実現していたという話

感染症の感染拡大のために一気に盛り上がりをなくしまっている感はあるものの、最近のBtoC市場…

きでぃー
4年前
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「衝動買い」の誕生と歴史を知る

女たちは、賢い主婦としての買い物に負け、ついで恋の駆け引きによって征服され、最後に骨まで貪り食われた。 これは、19世紀の世界初の百貨店『ボンマルシェ』をモデルに描いた小説、エミール・ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』の中の一文です。百貨店のバーゲン・セール時の消費者の様子を表現したものです。今の感覚でいうと、なんだか官能的で大袈裟な表現のように感じますよね。。でも、「衝動買い」というものは結局のところ、官能的なものだよなぁと思うのです。 今回は、「衝動買い」について。衝動

マーケティングに関する書籍や勉強会から感じる"違和感"

プロミュージシャンを目指す学生と、起業家を目指す学生の違い喩え話として音楽のお話を。 「…

きでぃー
4年前
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EC担当の僕がかつての百貨店に憧れる理由

はじめまして。きでぃーといいます。2020年3月現在、28歳です。 新卒で入社した会社では某食品…

きでぃー
4年前
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