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ポーカーで9千万円勝った話

ベガスでポーカーしてきた。
人生が変わりそうな額を勝ったのでその経緯を書いていく。

僕が参加したワールドシリーズオブポーカー(WSOP)は世界最大のポーカー大会だ。

ベン・アフレックやマット・デイモン、エドワード・ノートンやトビー・マグワイアなどのハリウッドスターが参加した事もある。

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会場のカジノホテル「リオ」

今回は大小89のイベントが開催された。
僕が参加したのは「ミリオネアメーカー」というイベント。
参加費$1600(約17万円)で、優勝者には最低100万ドル(1億1千万円)以上が約束される。

そこに集まったポーカー好きの数は8809人!

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正午から深夜24時くらいまで勝負が続き、チップがなくなった者から脱落していく。
最終日まで生き残れば5日間の戦いとなる。

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初日は初期チップを5.5倍に増やすことができた。
残り2263人/8809人参加

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ボクシング元ヘビー級世界王者 デビッド・ヘイ


【DAY 2 開始】

このイベントでは「テキサスホールデム」というゲームで勝負する。
世界で最も人気のあるポーカーの種類だ。
ストレートフラッシュ、フォーカード、ワンペアみたいに日本でもおなじみの手札5枚のポーカーと役は同じ。
ただし、手札は2枚だけで場に配られる5枚の共通カードを使って勝負する。

実際の状況を使って説明しよう。

DAY2開始時点で生き残りは1/4くらいなので、みんなの平均所持チップは60万円相当くらい。
テーブルのうちふたりが、それぞれ手札を見る前から強制ベットをさせられる。今回は二人合わせて3万円相当くらい。手札に自信のある者がこれを奪りに行くわけだ。

まず全員に2枚の手札が配られる。
僕の手札は[K♠][2♠]
あまり強いとは言えない手札だ。
普段は降りるんだけど、僕のテーブルにはすぐ降りちゃうような固くて弱気なプレイヤーが多いので攻めることにした。
僕は「レイズ」で賭け金を約3万円に吊り上げる。
全員が降りてくれれば、強制ベットの計3万円(と自分のベットした3万円)が僕のものになる。
しかし、左隣のプレイヤーが「コール」で勝負を受けた。
残りの7人は全員降り、最初の場札3枚が配られる。

ぼく[K♠][2♠]
相手[ ? ][ ? ]
場札[K♢ 8♡ 3♠]

場札はお互いが使える共通カードだ。
僕にはKのワンペアが出来た。悪くない。

既に場に入っているチップは約9万円相当。
僕は小さく3万円相当をベット、相手はコールで同額を受ける。

4枚めの場札が開かれる。

場札[K♢ 8♡ 3♠][5♣]
ぼく[K♠][2♠]
相手[ ? ][ ? ]

相手がコールしたってことは、相手もペアを持っていそう。
僕にはKのペアが出来たものの、もう一枚の[2♠]は最弱...。
相手もKを持っていた場合、相方の差で負けてしまう。

僕は様子見でチェック(賭けずに相手に順番を回す)。
すると相手は約6万円のベットをしてきた。

勝てる可能性は十分あるのでコール。

最後の場札が配られる。
場札[K♢ 8♡ 3♠][5♣][5♢]
ぼく[K♠][2♠]
相手[ ? ][ ? ]

僕はまたチェックで様子見。
既に場に入ったチップは27万円相当。

そこに相手は21万円相当のベットをしてきた。

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うーん...。

状況的に、ブラフにしか勝ってない。
ここは降りるべきかなあ…。

僕は長考。
時間稼ぎのため、コールに必要な額のチップを数えて積んでみる。

チップをシャッフルしていた、相手の指が止まる。
これ、あの本で見たやつだ!

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ブラフしてる人はコールされそうなそぶりを見ると
緊張から「車のフラッシュに照らされた鹿のように、硬直して動けなくなる」らしい。

さらに、
「僕、キング持ってるんだけどなあ…」とつぶやくと、
明らかにリラックスできてない様子になったw

僕コール。
相手はブタで僕の勝ち。

休憩時間。

会場でプロのSさんに声をかけられた。
顔を合わせば挨拶はするんだけど、まともに会話するのは5年ぶり。
記念すべき5年ぶりの会話。

S氏「実はホテルにスマホ忘れてきちゃって…」
ぼく「あらら」
S氏「FXで約定させたいものがあるんで証券会社のアプリダウンロードしてもらっても良いですか?」
ぼく「( ^ω^)…」

善行で徳を積んだせいかこの日も順調。

DAY 2 終了 
残り309人/8809人参加
初期チップが約70倍に!

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ネイマール(2016) サッカー選手

【DAY 3 開始】

残り83人、チップは平均の1.2倍持ち。
優勝してミリオネアになって、イキりながら日本のアミューズメントポーカー行きたい!!

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残り45人。賞金340万円以上確定。
向かいのプロがとても上手い。やられたら嫌なプレイを的確にしてくる。
こいつ・・強い!

だけどチップを増やすためには、テーブルで一番強いプレイヤーである必要はない。
稼ぎやすいところから稼ぐまで。

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堅いプレイヤーがレイズ。
僕が手札[QQ]でさらにリレイズ。
別のおじいさんが躊躇なくオールイン。
最初の堅いプレイヤーは降りて、僕長考。

おじいさんは今まで変なプレイしてなかったしAK以上、QQ以上の超強い手なのは確実だと思う。
この状況でAK持ってたら多少の逡巡はあるよなあ…

オールインした後もリラックスしてる様子だし…。
僕、降りる。
相手は見せなかったけど後でKKだったって言ってた。多分本当だと思う。危なかった。。

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デイ 3 終了
残り35人/8809人参加
賞金400万円以上確定
初期チップが130倍に

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GACKT(2017)

自分の持ちチップはアベレージの半分。
例の強いプロが暴アグレッシブに攻めて手のつけられない状態だった。

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【デイ 4 開始】

残り35人。

この中から12名には少なくとも1000万円以上!

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ジェラール・ピケ(2015) サッカー選手

そして上位6人まで残るとあの特別卓でプレイ。
ネット配信される。

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デイ4ともなるとプロっぽい人の割合が上がる。

残り27人。
賞金500万円以上確定。

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A4が来るたびにAAと見間違ってないかな?と
念入りに確認するんだけど見間違いだった試しがない。

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結構チップいっぱい持ってたのに、めちゃめちゃブラフしまくり、
めちゃめちゃブラフ捕まりまくりでチップを減らしたプレイヤー。

見るからにイライラしてる。
[K][J]でいきなりオールイン。僕で[A][J]コールしてそのまま勝ち。
ダブルアップ。
残り21人。

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例の強いプロは参加率が高い。
つまり、弱い手札でもレイズで参加してきてるはず。
よって彼のレイズに対してはそこそこ程度のハンドでもオールインを被せて降ろす予定。

ちょっと増やしてアベレージの6割ちょいに。

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残り18人になったので席替え。
残り2テーブル。
ここまで来れるとは!

賞金600万円以上確定!

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ひとりがレイズ、それにもう一人がコール。
自分の手札はAKだったのでオールイン。
全員降ろしてちょっと増えた。まだ舞える。

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Sプロが応援に来てくれた!
証券口座をダウンロードさせるだけの割り切った関係かと思ってたのに嬉しい。

早々に1ゲーム終わらせ、お礼を言おうと振り返ったらもう居なかった。


有名プロがレイズ。
僕[6♠][5♠]でコール。

場札 [9♠ 5♣ 4♠] [? ] [? ]

ワンペア出来たしフラッシュのチャンスもある。良い場札だ。
だけど僕はチェック。ベットせずに相手に順番を回す。罠にはめるためだ。

プロが小さくベットしてきた。
僕は予定通りレイズして賭け金を吊り上げ要求。

プロかなり長考。

「スリーカード出来てるの?だとしたら俺の負けだよ」
と言いながらオールインで全額ベット。

僕コール。
相手はAK、つまりブラフだった。

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僕ワンペアがフォーカードに昇格してオーバーキル!
ダブルアップ!

残り14人
1千万円見えてきた!

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チップ量はアベレージよりちょい上。
結構増えた。
増えたら緊張してきた。
休憩時間に木原プロが肩揉んでくれて緊張ほぐれた!
ありがとう木原さん!

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手札にAQがきたのでレイズ。
例の強いプロがさらにリレイズを被せてきた。

「状況を考えると、そんなに強くない手でリレイズしている可能性も結構あるよな。。」

長考し、僕さらにレイズ・オールイン!
プロは即コール。

ぼく AQ(勝率26%)
相手 AK(勝率74%)

やばい!死んだ!

・・と思ったら、場札にQが落ちて勝ち!

チップを搔き集める手が小さく震える。
チップがいくらあるのか分からないくらい動揺して頭が回らない。

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どうやらアベレージの2.5倍近くあるようだ。(初期チップの1600倍)
賞金は660万円以上確定。

残り13人。
例のプロ以外みんなカタいし、ファイナルテーブル目前なのでさらに堅くなるはず。
僕チップいっぱい持ってるし、これは絶好の攻め時じゃね?

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攻撃、攻撃でチップを増やす。
残り10人。
あと1人飛んだらファイナルテーブル。
僕、平均の3倍以上チップ持ってる。
マジかこれ。マジか。

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隣の卓で誰かが飛んだ!

ファイナルテーブルきたーーー!!
9/8809人
賞金1300万円以上確定!

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そして、、、
例の強いプロが飛んだ!
嬉しそうなプレイヤーたち

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あとはたいした奴いなさそう。
めちゃめちゃやり易くなったぜ!

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優勝ブレスレットを獲ってミリオネアになってイキり顔でアミューズに行く夢がかなう?

メイドカジノ行ってメイドさんに
「キミ、このブレスレットなんだか分かる?」
って、クイズ逆ミリオネアができる…?

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しばらくプレイ。

あれ?
このテーブルマジで上手い人居なくない??
このイケメンの彼とか雰囲気強プロ感あるけど全然強くないぞ??

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木原プロと関谷プロが応援に来てくれた!

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木原プロにアドバイスを求めたら、卓で見てる僕よりも的確な助言が返ってきた。
さすがはメガネ!頼りになるなあ...。

2のペアでオールインしてきたのを10のペアでコールして勝ち!

2800万円以上確定

チップ量首位に!!!!!!!!!

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DAY 4 終了 
残り6人/8809人参加
初期チップが約2430倍に

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マイケル・フェルプス(2018) 水泳の金メダリスト

最終日はネット中継がある。
バナーがカッコいい。

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ん・・・?
隣のやつ。
髪型、眼鏡、無精ひげと、僕とどことなく似てるような。
似てないような・・・?






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【最終日】

こういう状況になると興奮で眠れなくなる人は多い。
僕はこんな時のために睡眠薬を持ってきてた。
おかげで熟睡できた。眠れたのは4時間ほどだけど。

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アーロン・ポール(2015) 
『ブレイキング・バッド』でジェシー・ピンクマンを演じた俳優

まもなく開始。
めちゃめちゃ気持ち良く集中できてる!

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ここで鍵となるハンドが訪れる。
チップ首位の僕と、チップ2位のチョンマゲがぶつかる。

チョンマゲは昨日までとは違い、かなり手堅くプレイしている。
少し前、彼はAQでレイズし、相手にさらにリレイズされて降りていた。

「AQ程の強い手を降ろせるなら、大体の手札は降ろせるな...」

そう考えた僕はチョンマゲのレイズに対し、[K♡][10♣]でさらにリレイズを被せた。

しかしチョンマゲはコール。

ボード [9♠][7♣][J♣] [?] [?]

ぼく [K♡][10♣]
相手 [ ? ][ ? ]

僕は[8]か[Q]を引けばストレート。[K]を引いてワンペアで勝てる可能性もある。
ただし現状はブタ(役無し)だ。

僕はチェックして相手に順番を回す。

しかしこの時点で既に腹は決めていた。

「相手がベットをしてきたら、オールインを返して最大限のプレッシャーをかける!」

僕は首と口元を隠し、中空を見つめ、一定のリズムで体を揺らす。

鼓動や口元のゆるみ、視線や体の強張りなどから相手に情報を与えないためだ。

だけど視界の隅で相手を観察する。

相手は長考――

いい兆候だ。
セット(スリーカード)などの相当強いハンドでも、この局面では時間を使うだろう。
だけど、ここまで時間は使わない事が多い。
表情からも、判断の難しいハンドを持っていることが推察される。

チョンマゲはポット(既に場に入っているチップ量)の1/3くらいの、やや小さめのベットをしてきた。

「オールイン」

僕はノータイムで宣言した。

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チョンマゲは明らかに困った様子で、何度も首を振る。

首を振り、頭を抱えて考える――

ぼく「(降りて...!お願い...!)」

しかし... 
「コール」
彼は勝負を選んだ。

ボード [9♠][7♣][J♣] [?] [?]

ぼく [K♡][10♣](勝率26%)
相手 [A♣][ K♣](勝率73%)

状況的には厳しい...!
だが、僕はこれを負けてもまだ十分戦えるチップ量を持っている。

一方、チョンマゲにとっては負けたら6位決定で26万ドル。
勝てば期待値換算で約100万ドル。
その差約8000万円の大勝負だ。

4枚目の場札が開かれる。

ボード [9♠][7♣][J♣] [5♢] [?]

ぼく [K♡][10♣](勝率20%)
相手 [A♣][ K♣](勝率80%)

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祈るチョンマゲ。

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そして最終カード・・・!

ボード [9♠][7♣][J♣] [5♢] [10♡]

ぼく [K♡][10♣](勝ち)
相手 [A♣][ K♣] (負け)

えぐい。
我ながらえぐいの引いちゃった。

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それから10分後…

ファイナルテーブルでこれだけチップを持っていると、
広い手札でプレッシャーをかけていける。

2位以下のチップ量はダンゴ状態。
順位がひとつ上がるだけで1千万円以上違ってくる状況。
自分が先に飛びたくないので2位以下は堅くならざるを得ない。

僕は[K♣][8♠]でレイズ。
イケメンが[Q♠][9♠]でコール。

ボード [K♢][10♢][K♡] [?] [?]

スリーカードを引き当てた!

僕は小さくベット。イケメンはコール。

4枚目のカードが開かれる。

ボード [K♢][10♢][K♡] [10♡] [?]

ぼく[K♣][8♠]
相手[Q♠][9♠]

フルハウス完成!負ける可能性は低い。
僕は罠にはめるため、ベットせずにチェックで相手に順番を回す。

するとイケメンはベットをしてきた。

僕は小さくレイズを被せる。

さっきの対チョンマゲ戦により、僕は「無茶苦茶してくるブラファー」という印象を持たれている。
イケメンは微妙な手でもコールしてくれるかもしれない。

もしかすると、それどころか・・・

イケメン「オールイン」

僕「コール」

イケメンは僕のプレイをブラフと読み、さらにブラフを被せてきた。
残念ながら今回僕は本物を持っていた。

イケメンを飛ばし、残り4人!


この圧倒的戦力差

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そして既にチップが少なくなっていた二人が飛び、最終決戦へ。

優勝 134万ドル(約1億4000万円)
二位  83万ドル(約 9000万円)

その差約5000万円を賭けた1対1の勝負だ。

ポーカーで億り人になれる...!?


最後の勝負


ラストは相手がずっとツイててチップを奪われ続け、AA対ツーペアで負け!
まあ、ここまで来るためには僕もさんざんツイてたし、
自分のプレイには概ね満足しているから悔いはない。

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優勝ブレスレットを付けてイキりながらアミューズメントポーカーに行く。
その夢は叶わなかった。

でも、よく考えたら自分で店を出せる賞金額だった。
ポーカーは夢あるね!

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去年から入力してるトーナメント収支アプリが意味をなさなくなった。

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生涯獲得賞金ランキングで木原を超えた!
(超えたので呼び捨て)

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その後も、

ニュースサイトに載ったり

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漫画家さんがイラストにしてくれたり

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堀江さんとかがツイートしてくれたり

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番組やイベントのゲストや解説で呼んでいただいたり、

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いろいろ非日常的な体験をした。

逆に、「寄付や投資のお願いがきた」とか、「親戚が増えた」みたいなことはなかったw


そんなわけで思い出に残る夏になった!

ポーカーは面白い。ルールは簡単なのに奥が深い。
大人になってから始めて世界王者を目指せる趣味なんてそんなにない。
個人的には最高の趣味だと思ってる。

トランプ大統領も、オバマ元大統領も、ビル・ゲイツもウォーレン・バフェットもポーカーを趣味にしてた。

日本のポーカー人口はここ10年毎年2割ずつくらい増えてる印象だけど、日本にもカジノができたらもっと増えそう。

ポーカーは普段知り合えないような人たちと知り合えるのも楽しい。
海外のカジノでは堀江貴文さん、GACKTさん、暗殺された金正男氏と同卓したこともある。

ポーカーを通じて知り合ったお金持ちに、プライベートジェットでラスベガス連れて行ってもらったこともあるw

というわけでポーカーおすすめ!
始めた人はいつか世界大会で会いましょう。
もしくはどこかそのへんのポーカースポットで(笑)

ではまた!

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