2022年を思い返して

ども。結果としてnoteを書くのが一年に一回になってしまいました。まあそんな気がしていました。ただいま執筆しているのが2022年12月31日。大晦日は友達の家で過ごそうかと考えていたのですが、年始からちょっと海外に行くということもあって愛猫ポンちゃんと一緒に過ごしたいなと思い一人でみかん食べながらのんびり過ごしています。さて。ここで一年の振り返りをしようと思います。自分への備忘録としても。

2022年の音楽制作について

ここ数年の話ですが、年々曲作りが楽しくなっています。30代はプレッシャーを感じながら書くことが多くオファーを貰うとありがたい反面、胃が痛くなることもあったのですが近年はワクワクの方が勝っています。特に今年書けて良かったと思えた曲がKing&Princeの「バトル・オブ・バトラー!」です。スケジュールが厳しい中で制作したのですがアイディアがジャブジャブと出てきてタクシーや新幹線の中で歌詞を書きそこにメロディをボイスレコーダーで入れて家に帰った後作り上げたので非常に安産でした。ライブでも盛り上がっていただけたらしく作家冥利に尽きます。キンプリの5人の未来が輝かしいものになるように祈るのみです。

同じく歌詞から書き上げて気に入っている楽曲がラブライブ!サンシャイン!!Aquoursのユニット「わいわいわい」に書いた「わーいわいわい わいわいわい」です。

近年作った楽曲の中でも一番とちくるっているので、提出時跳ね返されると覚悟していたのですがまさかのOK。世の中面白いですね。でもただふざけているだけじゃなくて自分の中の人生哲学的なものも実は入っていて。途中の歌詞で「しーらない しーらない しーらない」というところがありまして、これは自分のライフハックとして大切な言葉です。私の癖として考えすぎたり責任を感じすぎる部分があって自縄自縛で動けなくなることもあるのですがそういう時こそ「しーらない しーらない しーらない」と少し責任放棄することで随分心が軽くなるのです。

あと、2008年に作った「ストリートファイターIIの効果音でオリジナル曲」という楽曲がなんとサントリーのWebCMでCAPCOMさん公認のもと使用していただくという珍現象も起きました。野良でやっていたことが年月を超えて新たな作品になるのは大変な驚きと喜びでした。あの頃ニコニコ動画を観ていたみなさんが大人になり仕事を発注してくれる世界線にたどり着いたんだな、と時の流れにしみじみとします。Geroくんから発注もらった楽曲もそんな気持ちを込めています。


サイクルが大きく変わった2022年

2022年は変革の年でした。長年やってきたポケモンの番組が終わったのも変革。そして去年のnoteにも書きましたが随分「欲」が復活してきまして、まず家を手に入れました。春に引っ越しをして理想の家を作り上げました。人生史上一番気に入っているすみかです。

ポンちゃんも気に入ってくれているようです

テラスでバーベキューをしたり友人を呼んでパーティーをしたり前の家では考えられないような陽キャムーブをかましているのですが、ここ数ヶ月はそういうのも落ち着き、ひとりでのんびりやっていますが。しかし家がブチ上げてくれるQoLてあるんだなあと感じています。

そして同時期に大阪のABC放送「おはよう朝日です」の火曜日レギュラーが決まったのも大きいです。毎週火曜日の朝4時に起きて6時から8時まで生放送出演。もちろん前乗りで前日の夜に大阪に行くことになるのでかなりの時間と労力を割くことにはなるのですが実家がある大阪に週1行くことができること、そしてなにより番組の雰囲気を肌で感じて是非仲間に入りたいと思ったのです。

誕生日を祝ってもらいました

思っていた数倍も「おは朝」は楽しくて、スタッフやアナウンサーのみんなと飲みに行ったり遊びに行ったりとまるで何年も前から一緒にいるように仲良くしてくれています。やはり生まれ言葉である関西弁を使うのは楽ですしズケズケと物を言っても受け止めてくれる仲間ができたのは本当に嬉しいことです。
あ、金髪にしたのも「変革」ではありますね。

日本、そして海外に旅した2022

BS朝日「サウナを愛でたい」のロケで日本各地を訪れて素晴らしいサウナ、美味しいご飯とお酒をかっくらった1年でもありました。共演者の濡れ頭巾ちゃんはカメラのまわっていない時でも一緒に各地の飲み屋へ連れて行ってくれて赤ちょうちんの素晴らしさを体感させてもらう日々です。プライベートでも雪の白川郷、流氷の中に飛び込んだ知床、絶景の浄土平、初夏の奥入瀬渓谷、壮大な阿蘇、夏の奄美大島など去年に引き続き大自然を満喫しまくった年でした。

流氷の中に飛び込んだある意味最高の水風呂

さらにはコロナにより随分行けていなかった海外へも行くことができました。「おは朝」の通勤で貯まったマイレージを使ってフィリピンの首都マニラへと。特に興味があったわけでもない街なのですが全く知らない街に行ってみたかったんですね。結果、本当に楽しくて数々の経験や気づきを得ることができました。

2023年は心が躍る方向へ

先日本屋さんで占いの本を立ち読みしたら私の2023年、最悪らしいんです。金星人プラスの霊合星人とか。ま、所詮占いなんですが若干予感はしています。というのも2022年が楽しすぎたのです。この楽しい一年と比較したら2023年は物足りなく感じる部分は出てくると思います。そして確実に訪れている「老い」問題。疲れは取れにくいですし夜に目のピントが合いにくかったり絶対音感の調律が悪くなっていたり。あと単純に太った。顔もたるんできているし確実に老いているのですが去年も書いたように「私は若い」。いつか病室でチューブに繋がれて「コーコー」としか呼吸できなくなった時に「若い時、あれやってればよかったなあ」と思う事象を一つでも減らそうと思います。その時の「若い時」とは今の私も含まれるわけですから。
私の大好きな曲でミュージカルRENTの「Seasons of Love」という曲がありまして、その中の歌詞で「あなたは人生の中の一年を何で測るか」と問いかけます。365日をどう測るか。漫然とカレンダーをめくっていくと多分人生はあっという間に終わります。となると、毎日を少しでもきらびやかなものにした方がいい。30代はただがむしゃらに仕事をしてきましたが、ここからは「心が躍る」をメジャーにして人生を測っていきたいと思います。タイムパフォーマンスやコストパフォマンスが無駄だらけなことだとしても心が躍る方向に突っ走っていきたいです。心が躍る、と感じたらメジャーマイナー関係なく曲もバンバン書いていきたいです。(だから気軽にお仕事オファーしてね)

プロデューサーユニットを結成します

というわけで、心が躍ることの一つとして友人のプロデューサーInitial Talk氏と二人でプロデューサーユニットを結成しました。ユニット名「Men's 」といいます。メンズです。楽曲はもう出来ていて先日ミュージックビデオの撮影をしました。ダンサーを7人呼んで一日中の撮影でした。全額自費です。商業音楽業界に身を溶かしていた自分としてはやりたい音楽をやることに対しての評価が怖い部分も正直あるのですが、数字や評価に心を揺さぶられない音楽をするのもいいじゃないか自分よ。来年初旬に発表できると思うので楽しみにしていただけたら幸いです。

私もちらっとだけ出演しております。

最後に

なんだかんだ書きましたがこんな私でも将来への不安や自分の能力への不安でモヤモヤすることもあります。しかしそんな時支えてくれるのがファンの皆様の楽曲への感想だったりします。いつも本当にありがとうございます。2023年はイベントとかも増やして直接お会いできる機会を増やしたいと考えていますので是非会いに来てください。手始めに2月10日に代々木の小さい箱でトークライブしますのでよろしくお願いします。
あと本日深夜、BS朝日「サウナを愛でたい」フジテレビ「久保みねヒャダこじらせナイト」、あとNHK紅白歌合戦で山内惠介さんパートのリミックスを担当しているのでよろしくお願いします。それではよいお年を!

来年もよろしくお願いします。






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