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【ポケモンSVシーズン8】オニゴリラドランGG


【はじめに】

 こんにちは、ハスターです。今回はレギュレーションD・シーズン8で使用した"並び"の紹介をします。

 というのも、まともな構築がないまま最終日を迎えたが、ランクマッチはしたい!ということで、考察はしていた3匹の他に、適当に置き物3匹をかき集めて潜りました。すると、3匹しか選出しなかったにもかかわらず勝率がかなり良かったので、並びだけ紹介しようと思いました。(そしてあわよくば残りの3枠を埋めるアイディアや構築のアドバイスを頂きたい……)

 一番上の画像の左側3匹を紹介します。右側は置き物たちです。

   以下常体


【採用経緯】

 元々は、ゴリランダーでグラスフィールドを展開してからグラスシードを持ったアシパクエスパトラで全抜きしていく並びを、対面的に動いていくものと、ゴリランダーと相性の良いポケモンとサイクルをしてからクエスパトラを場に出すものの2パターン考えていた。前者は実際に使用して悪くない感触を得たが、後者はゴリランダー、ヒードラン、クエスパトラ以外の枠が埋まらず放置していた。

 最終日前日に他に用意していた構築で負け越し、微妙だったため、放置していたゴリランダーサイクルを考え直すことにした。前述の3匹だとテツノツツミの技範囲が受けられず、クエスパトラもアンコールで止められてしまうため、エースのクエスパトラをかるわざオオニューラに変更した。尚も残りの3枠が埋まらず、結局グラスシードフワライドからサーフゴーへバトンタッチする害悪な並びを残りの枠で偽装することにした。一応サーフゴーはキョジオーン対策で隠密マント持ちの、ボックスにいた個体をそのまま流用、途中セグレイブが重いことが発覚したため、ヘイラッシャを投入した。フワライドは一切選出する気がなかったので、四災などのA0厳選に使っている個体を持ち物なしのままぶちこんだ。


【単体解説】

○ゴリランダー


#アシ跡

ゴリランダー@たべのこし/グラスメイカー/みず
193(140)-169(188)-112(12)-×(↓)-91(4)-138(164↑)
ドラムアタック/はたきおとす/やどりぎのタネ/みがわり

《調整》
H:16n+1(n=12)
A:余り
B:陽気鉢巻ウーラオスのインファイトを93.7%耐え
D:臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを93.7%耐え
S:ドラムアタック1回で最速テツノツツミ抜き

《概要》G(ゴリラ)その1
 全試合初手に選出。ゴリランダーと後述のヒードランの組み合わせで、初手に繰り出される様々なポケモンに対処できる。技構成は身代りの枠を挑発と迷ったが、ヒードランに挑発を採用する選択肢もあり、残飯、宿り木、グラスフィールドと相性が良いため、身代りを採用した。

 残飯、グラスフィールド、宿り木まで合わせると、相手のHPによっては身代り分のHPを1ターンで回復できる。これに救われた対面がまさかの初手に出てきたバトンタッチなしの瞑想クエスパトラで、相手の羽休めのタイミングで発生する択に勝ったことで対面突破でき、全滅を免れた試合があった。

 テラスタイプはパオジアンの氷柱落としを半減しつつ、テラスタル後もサイクルが可能な水を選択。ヒードランとオオニューラにほぼテラスタル権を譲っていたが、一度だけパオジアンを対面で突破することが一番の勝ち筋になる場面があり、勝ちに結び付いたため水で良さそう。


○ヒードラン

ヒードラン@オボン/もらいび/フェアリー
196(236)-×(↓)-165(188↑)-151(4)-127(4)-107(76)
マグマストーム/だいちのちから/おにび/ちょうはつ

《調整》
H:4nで最大
B:特化ウーラオスのインファイトを93.7%耐え
特化鉢巻パオジアンのテラス噛み砕くを等倍→半減で2回受けてオボン込み99.2%耐え
S:4振り85族抜き

《概要》G(ゴキブリ)その2
 おなじみサイクルパーツ。マグマストームと鬼火で削りをいれつつサイクル全体の耐久を底上げできる。ゴリランダーとの相性補完がとても良く、ゴリランダーに対する役割破壊のテラバーストに対しても大抵はケアができる。(ゴリランダーより素早い相手にはヒードラン引き、ゴリランダーより遅い相手にはゴリランダーで身代り)

 物理耐久に厚く振ることで、初手のゴリランダーとパオジアンの対面(こちらはヒードラン引き)で想定し得る最悪の択、鉢巻悪テラス噛み砕くを見てからテラスタルで一応受けられる。交換先の物理ポケモンに鬼火を入れると試合展開が一気に有利になるので、有利対面では積極的に裏に通る技を選択した。

 技構成に関しては変更の余地があり、意外と襷パオジアンが裏から出てくるのでステロを入れたい。大地の力を切ってワンウェポンでも良いかも。テラスタイプはパオジアン・イーユイに有利で、ゴリランダーと合わせて両ウーラオスのメインウェポンの一貫を切れるフェアリー。


○オオニューラ

オオニューラ@グラスシード/かるわざ/ゴースト
175(156)-194(212↑)-81(4)-×(↓)-102(12)-156(124)
フェイタルクロー/インファイト/シャドークロー/つるぎのまい

《調整》
H:16n-1
A:+2テラスシャドークローでHB特化サーフゴーが93.7%で一発
B:特化根性ガチグマの地震をB+1テラスタル時確定耐え
D:臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを確定耐え
S:かるわざ発動で最速ブーストテツノツツミ抜き抜き(同族意識)

《概要》
 ゴリランダーとヒードランが荒らした後繰り出すエース。グラスフィールドに宿り木、鬼火とグラスシードでのBアップまで合わさるので、剣舞を複数回積める場面も多く、テラスタル後のふいうちか毒テラスキョジオーン、天然勢くらいでしか止められない。何回舞えば良いかをサイクルでの削れ具合から判断する。逆も然り。

 この並びではオオニューラが場に出た時点で既に大分有利なので、専用技のフェイタルクローは逆転の一手というよりかは「急所以外は勝ち」のような勝ち濃厚の場面を麻痺や眠りで勝ち確にできる技だと感じた。


【おわりに】

 えー、構築のアドバイスなどありましたらDMまでよろしくお願いします。おともだちも作りたいです。フォロバします。

Twitter / X:@hastur_poke

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