神様のことと宗教のこと

初っ端からきな臭いタイトルですみません。オタク言語のでかさを感じて貰えれば助かります。
今、酒への欲求がウオオってなっているので紛らわすためでもあります。酒があるがためにコンビニにも行けやしないんですが、こういう時こそ表現をしないと死んでしまうのがオタクという生き物なので……。

クリスチャンになろうか、迷っています。(待って!ブラウザを閉じないで!)
いや、結構真剣に悩んでまして、現在はいわゆる「お試し期間(洗礼済みの「信徒」に対して「求道者」とも言います)」として教会に通っています。これはお会いする方にたまに話したりしているので、ご存じの方もいると思います。
きっかけは些細なもんで「西洋の思想を理解するのはまずキリスト教的な思想を理解するところからでは?」という疑問からでした。完全に知的好奇心ですね。
日本人が何となく神社仏閣や仏教用語に親しみがあるように、西洋だと聖書由来の語が日常生活によく浸透しているようです。
で、病気になって自我が揺らいだ時に「これ、神っていうか心の支えになる何かが必要なんでは?」と思ってしまった訳ですね。別に神道でも仏教でもよかったんですけど、門戸が開いていたのはキリスト教でした。
・とにかく信徒数も浸透地域も規模がデカい
・聖書における神がめっちゃ強い
・とにかく「イエス様推し!!!」感が強くて推しやすい
・生活上の戒律や制限が少ない。聖書を信じて洗礼を受ければOK(プロテスタントの場合。カトリックは分からないです)
↑こんなんが大体の理由です。デカくて強いと推しちゃうんだよ……。キングジェイダーとか好きだし、グレンラガンだって最終形が一番好きだし……。

ただ、口で「信じてる」と言っても、信仰は胸の内に宿るものなので、本心じゃないとノーカウントです。となると一応現代人なので
・イエス磔刑の後、三日後に復活する
とかの奇蹟を「現実にあったものとして信じる」のが非常に難しい。これ宗教的には絶対に「使徒たちによるトリック」「仮死状態から蘇生した」などの解釈は出来なくて「神の子だったので復活できた事実」として受け入れなくてはならない。ムズ~~~~!!!
クリスチャンホームの人(キリスト教を信仰している家庭で生まれ育った人)とかどうやって理科の授業と折り合いつけてるのか謎です。

正直聖書がLGBTQを否定してしまう問題とか、思想的に折り合わない部分もあるのですが、この辺は勉強しながら落としどころを見つけていくしかない気がします。何事も生涯鍛錬。

でも一番大きな壁、それはカネ。
これは教会への献金への批判とか、「信者と書いて儲」とかの話ではなく、「あるコミュニティに参加しようと思ったら、そこが何であれ、どんな形であれ、経済的負担は免れない」という話です。それ考えたらオタクコミュニティも金かかるかかからないかで言えば(0か1かという意味で)かかりますしね。
キリスト教は「金を積むほどよいところへ行ける」とは謳っていないので、「俺も」「私も」とお金を出させるシステムはないのですが、献金(教会では布施や賽銭をこう呼びます)の目安は「月の稼ぎの十分の一」。累進課税は不適応だそうです。うむ。とてもつらい。
でも本来そのくらいの気概を以て信仰すべきなんだろーなー。とか思う人です。
ちなみに真剣なクリスチャンは英語圏でも「むやみに神の名を唱えるべからず」の戒律を守って「Oh,My god!」とか「ジーザス!!」とか言わないようです。

「オタクコミュニティ所属は比較的カネがかからない」言説もそのうち書きたいと思います。お腹もすいてきたので、これにて解散!

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