東西南北をPASMOで…:活動記録240512
念の為、このページには映画
「トラペジウム」
「ウマ娘ROAD TO THE TOP」
に関するネタバレを含んでいる可能性がありますので、間違えて辿り着いてしまった方は今のうちにお帰りください。
そもそもただの日記で読む価値がないのでお帰りください時間の無駄です。
トラペジウム2回目
やはりもう一回くらい見たいと思っていた。なのでもう一回見に行った。今回も泣きそうになってしまった。1回目では気づけなかった感情の描写、物を使った暗喩など細かいことに色々気づくことができた。やはりもう一回くらい見にいきたい。
一昨日も色々書いた気がするが、2回目を見ていろいろ書きたいことも増えた。やたらめったら書いてもまとまらないから今回は音楽に纏わる部分について書く。まずはこの曲、オープニングの「なんもない」。
ポールプリンセスを見る度に毎回見た予告でこのトラペジウムに惹かれたわけだが、その予告に使われていたのがこの「なんもない」。予告で初めて聞いた瞬間から独特な音に引き込まれた。そして何より注目していたのが歌唱アーティストの「星街すいせい」。俺は星詠みと言っていいのかわからないが、ホロライブの中でも特に星街すいせいのファンで、彼女の歌唱する楽曲の魅力に取り憑かれている。ライブにも行った。
だが自分が好きだという感情抜きで、なぜこの作品のオープニングに星街すいせいが起用されたのか?見るまでずっと疑問に思っていた。そして最初にトラペジウムを見てからずっと考えていた。そこで1つの考えをまとめてみた。
物語開始時点での東ゆうはアイドルに憧れるただの女子高生。まだ何者でもない、なんもないから別の誰かの、他のアイドルの曲から始まる必要があった。
そこでなぜ星街すいせいなったのかというと、彼女は現実に存在する本物のアイドル。かつ二次元の身体を持つ特殊な存在。東ゆうの世界にそのまま存在しても違和感が無いのではないか。
合っているかどうかは知らないが自分はこう感じた。そこで、YouTubeに上がっているMVを見てみた。
なんか感想というより考察っぽくなってきてしまったな。
これを見ると部屋に横たわる東ゆうと、部屋の中にあるテレビ?ノーパソ?に映る星街すいせいがそこに存在しているように見える。となると、さっき書いたことはあながち間違ってないように感じる。
じゃあこれは一体どういう状況?という点については、オーディションに落ちまくって落ち込んでる東ゆうが、気分転換にアイドルの映像を漁ってるみたいな感じなんじゃないっすかね。
YouTube上ではトラペジウムの冒頭の映像を見ることができる。そこには「なんもない」が流れるOPも含まれているのでついでに見てみる。
これは南の星を探しに来た時の様子から始まるのだが、このOPに南の星を探しにくるまでの東ゆうのあれこれが描かれているような気がする。
Bメロのノートに描かれているのはオーディションに臨んでいる東ゆうの様子が描かれている。練習、本番、結果発表で落ちて結果通知を丸めてポイ。オーディションに落ちまくったというのは話の中で明言されるが、実はここでその様子を見ることができた。
その後バスから降りて、風に揺られながら左手を頸動脈に乗せるシーン。劇中でもこの左手を頸動脈に乗せる仕草は何回も描かれるのだが、おそらく感情が昂った時や、これから何かをしようとする時の仕草のようだ。その後走り出して方位磁針をぶっ壊す。オーディションが上手くいかず、どうしたら良いか迷っていたり、ここから狂い出したんだということを方位磁針というモノを使って表現しているのではないのだろうか。
だけどアイドルになることを諦めきれないのが東ゆう。あの時見た光というのをサビから始まる回想のシーンで表現している。過去の東ゆうと、周りの暗い世界。それがテレビでアイドルを見た瞬間から明るく照らされる。そしてその光に手を伸ばして現在のシーンに戻る。目指すべき方向はわからないが、この時の光を目指して今ここに南の星を探しに来たんだ。ということなのではないだろうか。
これらの描写から、風や光、方向というモノがこの映画では重要な意味を持っているように感じた。特に方向に関しては東西南北、進路の話、方位自身といったように方向に纏わる要素が多く登場しているので非常に重要な意味があるのではないか。その方向を指し示すモノとしての光や風が存在していると思っている。
劇中で使われる曲についてはまだある。今度は「なりたいじぶん」についてだ。
正直この歌についての解像度がまだ浅い。というのも、東ゆう以外のキャラクターについては実はよくわかってないからだ。そもそもこの話は飽くまでも東ゆうの物語であって、他の人物の心境などは詳細に描かれていない。だが、この「なりたいじぶん」という曲は彼女たち4人にとっての楽しかった頃の記憶だったり、4人の絆の象徴になっているのではないかと思っている。
東西南北が解散した後もこの曲の出番がある。まず始まりは古賀ADからの電話。そこで「東西南北の曲をCDに収録することになった」という話がある。さらに古賀ADは「楽しい思いをさせてもらった」と言って、その瞬間にゆうも泣き出す。きっと「楽しい思い出」をその言葉で思い出したからなのではないか。
東ゆう以外の4人(サチを含む)にとってもこれは楽しい思い出の象徴だったことがわかるシーンがある。ラジオ?でサチのリクエストで曲が流れる。その曲をゆうはもちろん、他の4人も聴いていた。
他の3人は楽しい時間を過ごしていくことに対しては積極的だったが、アイドルの負の面に向き合うまでの覚悟はなかった。そこでゆうとすれ違いが発生して解散した。確かに喧嘩別れしてしまったが、それまで東西南北が過ごした楽しい時間は本物だった。「なりたいじぶん」を聴いて楽しかった頃を思い出す。特にアイドル活動の時の思い出の場所、練習した公園を思い出させ、東西南北をそこで引き合わせたのではないか。
ちゃんと仲直りできてよかったね(泣)。友達同士のいざこざって、意外と小さなきっかけ一つで解決したりするもんですよ。でもそれがなかなか掴めない。4人には絆の象徴であるこの曲があったからまた集まることができた。大号泣不可避。
最後は「方位自身」。これは、流されるままに過ごしていたり、迷っていたりした自分がちゃんと自分の行きたい方向へ向けるようになったという曲だろう。
この曲が完成した時、風が止んで風見鶏が止まるような描写がある。この風見鶏は、おじいちゃんガイドに「これからどうするんですか?」と聞かれて悩んでる時に公園を訪れた際には風に吹かれてカタカタと揺れていた。これは、流れに身を任せてアイドルをやっていたり、これから何をすれば良いかわからずふわふわしている様子から、しっかりと自分の力で進む先を見ることができるようになったということではないだろうか。
そもそも歌詞がエモすぎるんだよな。最初に宿題になってた際、あのギスギスした雰囲気では完成できなかった。それぞれが行きたい方向を向けるようになったからこそ完成できた。だからこその「方位自身」。そして「東西南北」。
そして最後はそれぞれが進みたい方向へと進んでいくことができた。それぞれバラバラの方向だけど、なりたい自分になることができていて、とても輝いている。きっとこれこそが「トラペジウム」なんだね。
やっぱもう一回くらい見に行きたい。
ウマ娘 ROAD TO THE TOP
YouTube版の再編集らしい。ウマ娘はそれほどアニメを追っているわけではなく、ゲームもほどほどにプレイする程度だったが、気になった映画は見に行かないと後悔する気がしたので見に行った。
というか本当は公開初日に観ようと思ったんだけど、当日予約しようとしたら夜は全てソールドアウト。ブチギレ。限られたTOHOシネマズでしか公開しておらず、今日も豊洲から日比谷へと映画館を梯子するという意味不明な行動を強いられていた。
で見た感想だが、泣いた。色々言いたいことはあるが、1番はやはりナリタトップロード。トプロが眩しすぎる…。
トプロは俺の持っていないモノを持っていて、それがとてもうらやましかったり、輝いて見えた。というのは勝負に対する姿勢。どこまでも真っ直ぐに、頑張るのをやめない。俺にはこれができなかった。どっかの活動記録にも書いたが、俺は勝てない勝負からは逃げる。悔しいという感情に向き合わない。そういう人生を送ってきた。だからトプロの負けても努力をやめない真っ直ぐさ、悔しいという感情をバネに成長していく様子がとても輝いてみえた。
沖田トレーナーもおじさんみたいな距離感で優しいのがよかったよね。特に印象的だったのが、期待に応えなきゃ、勝たないと呆れられてしまうって焦るトプロに対して励ますシーン。お前がトプロである限り、みんな応援する!って、その理由が上述のオレが眩しいと思った理由そのまんまで、号泣してしまったよ。その通りだ!絶対に応援するのをやめないからな!って気持ちになった。
最後は激アツのレース。トプロの努力が報われて、1位になった瞬間すごく感情が昂った。この映画見てる間ずっと鳥肌が立ちっぱなしだったんだけど、それ以上の何かを感じたよね。幸せそうな顔がたまらない。最高だった!
他にもアヤベやオペラオーについても色々言いたいことがあるが、長くなるのでやめた。やはりもう一回くらい観に行きたいと思っているので、もしまたいくことがあれば書くことにする。
トラペジウム コラボカフェ1
なんと池袋でトラペジウムのコラボカフェが行われていると聞いた。であれば行くしかない。俺はさすらいのコラボカフェハンター。好きな作品のコラボカフェには積極的に出撃する。
部屋の中はガラガラで俺1人。撮影し放題だった。休日なのにラッキー♪
ということで、飯だ飯!
俺は東ゆうガチ推しである。注文したのは東ゆうが憧れるアイドルの光をモチーフにしたアップルジュース。普通にアップルジュースだった。あと、バニラアイスおいちい。
ちなみに座席も東ゆうパネルが置いてある席を選んだ。
作中で何度か東ゆうは夕ご飯を母親に急かされていた。その時の夕ご飯である。内訳は米、カニクリームコロッケと付け合わせの野菜、ロールキャベツ、味噌汁。普通に美味かった。これが東家の味…。
あと特典はフードドリンク注文のコースターが南と西、2000円以上のポストカードが北、ドリンクについてる変なヤツで東。見事に東西南北コンプリートだ。最高!
トラペジウム コラボカフェ2
今度は新宿バルト9に来ていた。またバルト9か…ここに来たらまたポールプリンセスを見たくなるが、もうやっていない。今日ここに来たのは映画を見に来たわけではなく、上の階にあるCAFE OASEで提供されているトラペジウムコラボフードを食うために来たのだ。
店内がトラペジウム仕様になっている。実質コラボカフェと呼んでも良いだろう。
ということで飯だ飯!
飯は文化祭のたまごサンド&ホットドッグ。多分西テクノ高専の文化祭で提供されているんだろう。まあまあ美味しかった。
ドリンクは東ゆうイメージカラーのドリンク。正直ベースがなんなのかよくわかっておらず、味もたいして美味しくはなかった。
特典はイラストカード。全2種類なので2品頼めばコンプリート。左の東西南北のイラストが気に入ったので部屋に飾ることにした。
おわり
今日は疲れたが楽しかった。有意義な1日だった。こんなにいろんな場所を1日で回ったことはないだろう。
ん?まてよ?今日行った場所を地図でマークすると…
うんうん、これもトラペジウムだね!
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