見出し画像

最前でキメるシャニアニも美味かった

映画は最前で観るのはあまり良くない。首が疲れるからだ。だが、ライブは違うだろう。至近距離で好きなアイドルの顔がハッキリと、良く見える。得することしかない。だからシャニアニも最前で観ようと思ったんだ。
ガッツリネタバレです。

ー約2時間後ー

よく見えた。良かった!みんなの表情がどでかく映ってて良かったよ!そして、他にも良く見えたものがある。それは歌詞だった。

歌詞が見えるってどういうこと?って思うかもしれないけど、そのまんま文字としての歌詞が良く見えたんだ。9話ではその歌詞についてかなり強調された。イルミネが喫茶店?で話してるシーンとか、歌を口ずさみながらこの歌詞が好き!みたいな会話をしていたり、レコーディングする時に譜面台に置かれた歌詞には真乃がすっごく細かく書き込みをしているのがよーく見えた。何というか、歌詞にすっごく思い入れがあるんだなって感じた。ツバサグラビティの「だって君が信じてくれた可能性 最初の勇気だね」という歌詞があったからこそ、最初にアイドルになれると信じてくれたプロデューサーが、今度は自分ならセンターになれるって信じてくれた!歌ったことによってその事を改めて感じて、センターをやってみようという勇気を出せたんだなって、そう思ったんだ。なかなか濃かった。

最前で座ったから表情もよーく見えた。特に10話はアイドル全員の顔がよーく見えてとても良かった。この話は16人が自然に支え合って、それぞれの光でお互いを照らす。要はみんなそれぞれの個性をちゃんと活かそうね!みたいなことが課題で、「合わせるのに必死だった」「みんな楽しそうじゃない」「笑顔でいることが大切」といった感じの会話の導線で、個性を活かす=笑顔でいること!っていうように笑顔を個性の象徴として表したんだ。
それに対する真乃の課題は?ってなった時に、めぐるが合宿の最初に「センターだからって何かしようとしないで、真乃らしくいてくれれば安心するよ」って言ってくれたんだよね。そんで夜のプールのシーン、水面に映る真乃の顔が最初は無理して強張っていたようなものから、Spread the Wingsの歌詞を噛み締めながら、自然な笑顔に変わっていった。これがセンターだからって無理せずに真乃らしくいるっていう、めぐるの言葉通りの心の描写を表してて、何だかエモいなって感じたよ。そう、笑顔がよく見えたんだ。あと歌詞についてなんだけど、ここでも歌詞に感化されて笑顔になれたり、9話の最後でも真乃は歌詞を見てとってもいいと言っていたように、この曲の歌詞も真乃にとってすっごく大切なんだなって感じた。
それからの真乃って、10話終わっても最後までずっと笑顔だったんだよ!めっちゃ可愛い。そんでもってその真乃を中心に周りのみんなも笑顔になっていって、合宿の最後にはみんなでライブに思いを馳せたり、花火をしたり、すっごく笑顔が輝いていた。これ見てるだけで、何だか泣けちゃうよ。そして、個性を出して照らしあってさらに輝くっていう16人の課題が、みんな笑顔で笑い合ってすごく楽しそうに花火してる様子から、達成できたんだなって、そう思ったよ

この9、10話を見てると、2曲の歌詞というか、メッセージ性だったり、その曲に乗せるキャラクターの想いをすっごく大切にしてるなって感じた。そして12話を見て改めてそれを感じたよ。2曲に絞ってくれたから、とてもわかりやすかった。そんでね、歌って踊ってる時のアイドルの顔、みんな笑顔だったんだよね!それだけじゃなくてそれぞれの笑顔のシーンだったり、曲の歌詞のイメージにあった回想が流れたりして、キャラクター全員がこの曲に想いを乗せて、歌って踊ってるんだなっていうのが伝わってきた。なんだかジーンときたよ。

やっぱ最前だと顔とか、色んなものがよく見えていいなって思ったよ。めっちゃ美味かった。ご馳走様でした。何かの間違いでアイマスのライブで最前当たんないかなあ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?