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蓋初年度総括1(4~12月)

 明治キャップ1年の竹下です。キャップ野球初年度をどうでもいいことも含めて書きます。上半期とかは記憶が薄いのでおかしかったら申し訳ない…

4月 新歓期

 4月第1週に新歓がありました。どんなサークルがあるのかと狭っ苦しいブースを見回っているとキャップ野球の机にたどり着きました。京都大学に蓋で野球やってるサークルがあるとテレビで見たことがあった(おそらく中学生の頃)ので一応知ってはいました。その当時「これ楽しそう、京都大学いいな」と思いました。そんな忘れかけていた競技にここで再会したわけです。ただ、このサークルに入った一番の理由は友達作りのためでした。2~3月に「春から明治」的なものをやっていなかったので新歓時点で知り合いはおらずコミュ障も相まって結構不安でした。そんな状況下、新歓ブースで出会ったのが1年生にもかかわらず勧誘していたちはや君です(凄い人だと思ってなかった…)。学部が同じだと知り、とりあえず新歓練習行こうと決めました。そして実際に行ってみて、投げるのは難しいけどできなくはないし(未だにできてねえよ)打つのが楽しいということで入ることに決めました。結局専攻内で友達もできたし明治蓋に同専攻が僕以外2人いたので当初の不安は杞憂に終わりましたが、ちはやがブースにいなかったら蓋をやってない可能性も大いにあったわけです。ちはや万歳。ちなみにみさゐる゛に会ったのもこの時です。名前聞き取れなかったなぁ…

5月 リーグ初め

 まず諸経費を払いました。協会費やらリーグ費やら今だったら分かるのですが当時の僕には小難しかったです。それは置いといて春リーグ始めましょう。開幕カードは一橋戦です。相手先発は土井でしたが乱調したようで2回コールド勝ち。みさゐる゛は見事2回無失点で抑えてくれました。凄いっすね。そのまま2戦目も勝ちました。僕はどうだったかというと1戦目は4打席全て四球で2戦目は3打数ノーヒット。ただ、スコアブックで見返したところ1打席目でバビってますね。割と早くに当てていたようだ…

おさんぽぽ(初戦から2番ありがとうございます)

試合後は1年3人で新宿にラーメン食べに行き楽しいキャッパー生活が幕を開けました。

6月 ついにヒットを打つ

 6月1カード目の三田叡智戦は行ってないので世田谷深緑戦から始めます。ここら辺の記憶はふんわりですが、てらーださんが1戦目に豪快なホームラン打ったのと2戦目に僕がミノサンしたのは覚えてます。ベンチスタートで最終回2アウトから代打で出たものの見逃し三振に倒れて最終打者になってしまったのです。一応言い訳をすると会場が暗かったですし当時はあまり積極的振るタイプじゃなかったわけですが、これはいただけないですね。
 続いて横国みらい戦です。珍しく遅刻してしまい電車内でガチ萎えしていましたが1戦目最終回、通算16打席目でついに初ヒット(ツーベース)が出ました!!本当に嬉しかったです。しかし2戦目は全然打てませんでした。尾形さんが投げたようですが残念ながら覚えてません…登板された時明治の皆様がやばいやばい言ってたのは覚えてますがその意味を知るのは半年後になります。

7月 打てません①

 7月は野田戦とCSですね。野田戦は雨のせいで急遽会場が高架下に変わりました。さらに、試合を始めようとしたら野球するなと言われたので少し移動して「静かに」やることに。今後一切見られないであろう静かな野田との対決です。(というか見たくもない、やかましい野田が好きです。)この日もいつも通り四球・四球・三振、ではなく3打席目は打ち気が強すぎてゴロでした。
 続いてCSです。シャルルReCAPとの試合でした。相手がどんなチームか分かってなかったのでユニがバラバラなことに疑問を抱いていましたね。この大事な試合でも5番守備で使って頂いたのですが相手投手は大野さん。恐ろしいくらい速くて打てませんでした(後に破壊神と呼ばれていることを知りましたが納得)。
 話が逸れますが、7月はバイト地獄でした。友達が遊びに行こうという日にはシフトが入っており、明治蓋での飲み会の日にもシフトが入っている始末。新年度は稼ぎつつもプライベートを守ります。(宣誓)

8月 打てません②・京都へ

 期末とバイト地獄を終え夏休みになりました。まず房総カップです。新人戦に出ていない僕にとって初めての大会でした。会場最寄りの路線はよわよわでお馴染みなのですがこの日も止まってしまいました。チーム一同焦りましたが無事に大会は始まりました。幾つか触れたい要素がありますが、まずなべなべが凄かったです。Tiny戦で初ホームランを打つとさらに野田戦でも特大ホームランを打ってました。次に伝統芸能になった野田戦に触れましょう。明治vs野田戦は毎回大荒れになるんですよね。7月項で触れなかったのですが春リーグの野田2戦目は12-9でした。このような馬鹿試合を以後複数回繰り返すことになります。本大会で2度目の邂逅を果たすとまたしても打ち合いが始まりました。ゆーしんが猛打賞かつ左右両打席でホームランを打ったほか、両投手陣が四死球を出しまくるなどした結果10-12で野田の勝ちとなりました。ちなみにどさくさに紛れてみさゐる゛は三者三振で抑えたようです。

この長丁場でも両チームキャッチャー交代してないです。おつかれ

 房総カップ最終戦は先程も対戦し5-3で勝ったTiny戦でした。しかしここがやばかった。真夏の体育館での5試合目で我々大学生はヘロヘロ、相手は高校生で元気ということでしょうか、両チームに歴然とした差が出ました。とにかく打たれるのです。我々が打たれたヒットは12、守備についていましたがこれまでにないほど打球が飛んでくる。Tinyの1番打者は9打席立ったようです。挙げ句ノーヒットに抑えられ0-14で終戦しました…
 8月2つ目は京都蓋の陣です。大会前日の早朝に集まって18切符で在来線に乗って行きました。翌日、会場で助っ人戸倉さん(凄い人だと知らなかった②)と合流し開幕。初戦三田連合戦では3番打者をやらせて頂きました。四球三振死球といった内容で3打席目は2球連続ファウルを打ち結果的に2出塁したもののノーヒットでした。次は房総戦です。ここは出てないので省略しますが見てるだけでも面白い試合でした。3試合目の相手は湘南のた処でした。ここはあまり記憶に残っていませんが、それまで見たことのなかったナックルに全く合わせられずとにかく三振してました…大会2日目は台風直撃で中止となってしまいましたが、宿泊先でしろたんさんにハムカレーを作って頂いたり、夜は先輩方とゲームしたりしてたのでこれはこれで楽しかったですね。今回1年生は僕1人だけだったのですがとても優しい先輩方に囲まれ、気まずさや寂しさは微塵も感じませんでした。帰京日(帰葉日)は電車が止まりまくりで絶望しながらも日付が変わる前に帰ることができました。
 ところで7~8月の項は見出しが「打てません」となっていますがこれは8月末時点でのヒットが横国みらい戦の1本だけだからです。(なんと28打数1安打.035)消極的故に四球こそ稼いだものの完全に打てない枠でした。しかしこの後少し流れが変わります…

10月 打つ

 9月に関しては何もないです。東大カップも北大カップも知らなかったのです…
 10月一発目はリーグ前週の練習試合2戦です。1戦目は東洋戦、カトウが先発し2イニング投げたものの久須美さんから2被弾(2本目は隣のコートまで飛んでました)するなど序盤からリードを許し4回終了時で2-11でした。僕はというと守備でゴロ2つ止めつつ(1つは好プレーかも)四球&三振といういつものムーブでした。しかし5回表の攻撃は打線がつながりどんどん点が入ります。そしてこの回2度目の打席、フルカウントからの6球目に見事タイムリーツーベースを打ち同点に、11-11でタイムコールドの引き分けに持ち込みました。なんと4ヶ月ぶりのヒットです。いつもの僕だったらどうせ見逃し三振していたでしょうがここで打てたのは本当によかったです。
 2戦目の相手は野田です。今回も荒れます。この日は調子がよかったのでしょうか、1回表に1アウト1・3塁で打順が回ってくると見事ヒットを打ちました。が、ふぢの好守に阻まれ単打に終わります。喜ぶ間もなく「守備うま」と呟いてましたね…初回の攻撃が終わり守備へ、先発は僕です。対外試合初登板でした。初登板で野田はやめとけ…んでどうなったかというと、ストライクが入りません。2者連続四球の後に三振を1つ取るも、ここから4者連続四球(この間に暴投3)を出し交代、見るも無惨な内容でした(↓)。その後はあまり覚えていませんが大山にきっちり抑えられ、ようやく打ったファウルフライもゆーしんにスーパーキャッチされましたね。試合は最終的に7-7の引き分けで終わりました(あまりにもショックで結果はどうでもよかったです)。

酷すぎる先発と2者連続三振で火消ししてくれた先輩

 練習試合を終え、翌週ついに秋リーグが始まりました。初戦は目白東大、打線は四死球などで2回までに6点取り、先発みさゐる゛も安定したピッチングでリードしたまま試合を進めます。4回にはてらーださんの特大3ランなどで12点差としました。最終的には10点差で開幕戦をコールド勝ちで終えました。僕はいつも通り四球と振り逃げ2つずつで全出塁しました。個人的にまーしーさんや神山さんと対戦してみたかったのでそれは新年度に叶うといいですね…
 2戦目は青学です。相手先発はさかた君、みさゐる゛曰く新人戦の頃はあまりコントロールがよくなかったらしいです(僕は出てないので分かりません)。初回に投球を見てましたがコントロールも良いし何より鬼のように速い速い。三者凡退に抑えられます…続く2回、四球とバッテリーエラーで1アウト3塁のチャンスで僕の打席に。

見えないですよね…

初球振ってみたところ、あの馬鹿速いストレートは一塁線のほうへ飛んでいきましたとさ。まさか打てるとは思いませんでした。てか打球が見えてないので明治側が喜んでるのを見て喜んでました。その後みさゐる゛はまさかの2安打を放ち、なべなべはボークニキになりました。最終回になんやかんやあって負けたものの衝撃的な一打が出たので個人的にはよかったです。
 ちなみに10月頃は秋学期開始から4週連続で火曜3限が休講になってたので久須美さんやなべなべと毎週のように某公園で練習してました。大谷さんとの関わりが生まれたのもこのあたりでしょう。

12月 いろいろ

 リーグが変則日程だったので11月は何もなかったです。12月はいろいろと重要な月でした。長くなります。
 まずは久々のリーグ、横国戦です。みさゐる゛の提案でなんと僕が先発になりました。ということで試合までの約1週間?毎晩家で投げてました。3者連続四球で交代という制約付きで迎えた公式戦初登板、息をするように2者連続で四球を出し早速降板の危機を迎えますがここで三振を1つ取りなんとか1アウト。かと思ったらまた四球を出します。1アウト満塁になり、打者はなんと尾形さん。やばいっすよね。しかし僕は失礼ながらまだ尾形さんの偉大さを知りませんでした(周りの方々に言われ試合後に知りました…)。なので強打者を迎えた恐怖はなく、満塁の焦りしかなかったのです。抜け球や叩きつけを挟みながらも高め・低めのストでストライクを取り、フルカウントからキモいヘロヘロチェンジアップで見事空振り三振に抑えました!!その後も荒れて2者連続四球(暴投、捕逸付き)で2失点し、2アウト満塁に。「どうなろうがここで終わりね」と言われなんとか三振を取り1回2失点で投げ終えました。3者連続四球で交代の縛りを最大限利用して投げさせて頂きましたね…試合後に周平さんが「満塁で尾形さんだからだめかと思った」と言ってました。今の僕もそう思います。その時既に知ってたら抑えられたのかは分かりませんが、抑えられたら尋常じゃないくらい嬉しかったでしょうね。

試合は1-11、負けはついたものの蓋人生の思い出の1つになりました。

ちなみにこの試合で僕は打順間違いをしてしまいましたが横国側に気づかれなかったので特に何もなかったです。
 翌週はリーグ最終戦、城東戦でした。実はその数日前に風邪を引いてしまったのですが、4試合しかないリーグ、しかも蓋界最強格のチームとの試合ということで風邪薬を飲み、前日も学校を休みどうにか体調を戻して出席しました。しかし秋リーグ最多の人数が集まったためスタメン落ちし、声出しをしてました。2回の守備はフライ3つで三者凡退だったのですが、2つ目はカトウがカメラを倒しながらファウルフライを捕り、3つ目は阿部ちゃんがホームランキャッチに成功しました。ファインプレーの連発に興奮しましたね。んで僕について言うと、なんやかんや出番が来ることなく試合が終わりました。やっぱり出たかったのは言うまでもないです。後述しますが、この経験が新歓頑張ろうという気持ちの原動力です。
 12月最後は房総カップです。クリスマスに大会やる世界だと思わなかったよ…今回はバスを使って余裕をもって行きました。1戦目はいきなり房総戦。実はここでの先発を希望しておりましたがさすがにそうはいきません。(出られるだけで十分)こちらは1点取られたものの、しろたんさんのタイムリーで追いつき引き分けに。僕はいつも通り久須美さんから三振し、2打席目は初見のマツケンさんの豪速球にびっくり三振してました。
 次はお馴染み野田戦です。いつも通り大味な試合を繰り広げ9-6で勝ちました。ここで凄かったのがまたしてもなべなべ。特大の満塁ホームランを打ちました。房総カップキラーですね。

合成してマルチアングル動画作ってたんですよね

埼玉練馬戦はあまり覚えてないので(出てないしね?)なしです。続いては三田戦、ここは2番手で登板させて頂きましたが4者連続四球をかまし、最後はなんとかストライクを取ろうと投げた馬鹿甘チェンジアップをセイさんとらっこちゃんに打たれノックアウト。1つもアウトを取れず6失点してきました(房総戦投げなくてよかった…)。打撃のほうは2打席目の投手がセイさんでした。蓋界のレジェンドと対戦できるということでウキウキで打席に立ちましたが、スラッターは凄いしストも速い。2球連続で外側ボールゾーンを空振って三振し個人的トラウマ投手になりました(一応3打席目は四球でしたが)。
 そんなわけで地獄の時間が終わり最終戦となりました。相手は本日2回目の野田です。先程は文字通りゴミでしたが2番守備で出して頂きました。初回の打席、初球を引っ張ると守備の間を破るクリーンヒットでツーベースに。三田戦でクタクタになっていたのでこれには泣きそうになりました。続く2打席目は逆方向へ叩きつけのツーベースを打ちました。よく跳ねてフェンスを超え、タカサキさんは素晴らしい面白いリアクションを見せてくれました。ちなみにマルチヒットはこの試合が初めてでした。4打席目には再び逆方向へ綺麗に流し打ってツーベースに。猛打賞です。当然初でびっくりです。何があったのでしょうかね。とにかく打ちましたね。ちなみに守備では打球を追いかけた結果フェンス手前で止まりそうな蓋を押し込んでツーベースアシストを決め、守備枠(笑)になってしまいました。試合は6-12で敗れたもののサンタやトナカイがいたり高崎対決が実現したりとても楽しかったです。
 大会成績としては8打数3安打.375で打率5位、安打数8位となりました。情報局のタイトルバッジも初めて付きました。その後大晦日には大谷さん達と代々木公園で投げ投げした後に明治神宮参拝をしました。

 ここまで読んで頂きありがとうございました。本当は3月までぶっ通しで1本の記事にしたかったのですがこの後は長そうなので一度ここで切らせて頂きます。割とすぐに続きも完成するはずなのでお待ちください。では一旦さようなら👋

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