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竹皮の収穫はまだ早かった

竹利用は脱プラの救世主だ!、と思う。

でも、竹林整備の方法を教えていると、「竹林を撲滅させる方法」を教えてほしいと言われる。どんどん広がる竹林、ほっておくと荒廃して入ることさえできなくなる竹林を見れば、それも仕方がないのかもしれない。

でも、プラスチックをなるべく使わないぞ!と思ったとき、代わりになるものは何だろう?と思ったりしないか?一昔前は、だいたい竹を使っていたんだから。

いちばん困ったのは、クッキーを手作り市で販売しようと思った時だった。薄い透明のビニール袋に入れて売っているあの袋を使いたくないと思った時、では何を使えばいいのか?包装資材専門店をうろうろし、100円ショップをうろうろし、ワックスペーパーやフライドポテトを入れる箱、ホットドックを包む紙………

見ているうちに、思い浮かぶ💡 そうだ!竹の皮だ!油を通すこともなく、ちょっと折り紙みたいにおれば袋にできる、何よりかっこいい。

ホントにそれで出店したら、「これいい!めっちゃすてき、この竹皮の袋を売ってください」いやいや、クッキー買ったら袋ついてくるんだからクッキー買ってよ。と思ったけど、クッキーはいらないらしい( ̄▽ ̄;)

竹皮の利用方法も多岐にわたる。おにぎりを包むだけでなく、紐にもできるし、草履の材料や弁当箱や習字で使うバレンとかとか。

で、今年もいろいろ使いたいと思って竹林へ出かけたが、まだ早かった。また、小さなたけのこだった。タケノコが取れるイメージは5月だと思うが、あれは孟宗竹のたけのこ。竹皮として使うのは真竹の竹皮だ。

竹皮が取れるのは1年のうちの10日間ほど、たけのこが伸び切って竹になる手前の状態の時に収穫できる。

折角行ったのに、収穫できなかったので、ヨモギ茶用のよもぎとカラムシを刈り取って帰った。手ぶらでは帰らない笑

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岐阜のお土産にもらったみょうがぼちがすごく美味だった。。。

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