見出し画像

愛すべき子供の言い間違い #045

長女が2歳半を過ぎた頃から、急激に言葉の数が増えてきました。
そんな中、子供ならではの素敵な表現があることに気付き、Xのアカウント上で「#愛すべき子供の言い間違い」のハッシュタグを作って言葉の記録を始めています。
こういうのはその時に記録しないとすぐ忘れてしまうと思うので、ちゃんと収集して老後の一つの楽しみにしようと思っています。

ゆる言語学ラジオを観よう(聴こう)

『ゆる言語学ラジオ』というYouTubeチャンネルをご存じでしょうか?
音声版ではPodcastアワードも受賞している人気番組ですね。
放送回はたくさんあってどれも面白いのですが、その中の赤ちゃんの言語習得シリーズはとても興味深く聴きました。
その中の一つである『赤ちゃんミステイクアワード』の回をご紹介します。
子どもの純粋な感性で捉える言葉の世界は、ハッとさせられるものばかりです。

うちの長女の例

いくつか収集した例を紹介していきます。

ゆでたまごの白身を食べながら
「たまごのかわ!」

Xへの投稿

この時期によく肉まんを食べていたので、そこから「皮」という表現を持ってきたんだと思います。
肉まんとゆで卵は、「中身」と「包む部分」の両方食べられるという構造が全く一緒ですよね。これはなるほどなぁと思わされました。


「へーこ、いたなー」

Xへの投稿

ゆる言語学ラジオのどこかの回でも出てくるのですが、赤ちゃんは「1文字の単語」を認識しづらいという特性があり、その結果「ちがが出た」「かにに刺された」などの表現が生まれるそうです。
(「ちが…」を「ち/が」と認識できないから「ちが」を単語だと思ってしまう)

長女の例でも同様です。
「へーこいたな」の「へー」が単語と認識できないから、「へーこ/いたなー」で区切ってしまうわけです。


薄い雲を指さして「けむり!」

Xへの投稿

これはシンプルですが、うすーい雲を見た時に「けむり!」と言っていてほっこりしました。
私はこの例えを聞いた時に、こうした言葉たちを収集しようと思い立ちました。

おわりに

これらの他にも、上手く発音できない例も可愛いですよね。それも一緒に収集しています。
・うーうーと(ヨーグルト)
・ちゅちゅちゅえん(植物園)
・おぎにり(おにぎり)
・おににぎ(おにぎり)
見返すとニヤニヤしてしまいます。

ゆる言語学ラジオでは、赤ちゃんの独特な例えや勘違い、言い間違いを投稿するフォームがあります。
これらはアワードのネタになるだけでなく、監修の言語学の先生方の研究材料にもしてくれるそうです。(用例はいくらあっても有難いのだそう)
私も幾つか投稿してみました。皆さまもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

Xの投稿は現在お休みしているのですが、言い間違いの収集は下書きに溜めています。いつかは再開して投稿していきます。

そしてこれから下の双子たちも大きくなって彼ら自身の言葉が聞けると思うと今からとても楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?