調剤薬局

調剤報酬改定の調剤料ダウンについて考えてみました

みなさんおはようございます

今日は、2月9日 日曜日です

金曜日に診療報酬改定の答申がなされて

いよいよ点数がついた形での内容発表となりましたね。

 

ふたばのブログ薬局では今回調剤料にフォーカスを当てて

どれだけの影響があるか考えてみました

 

8.対物業務から対人業務への構造的な転換を進めるため、内服薬の調剤料について評価を見直す。

 

現行

【調剤料 内服薬(浸煎薬及び湯薬を除く。)(1剤につき)】
イ 14日分以下の場合
(1) 7日目以下の部分(1日分につき) 5点
(2) 8日目以上の部分(1日分につき) 4点
ロ 15日分以上21日分以下の場合  67点
ハ 22日分以上30日分以下の場合  78点
ニ 31日分以上の場合  86点

 

改定案

【調剤料 内服薬(浸煎薬及び湯薬を除く。)(1剤につき)】
イ 7日目以下の場合  28点
ロ 8日目以上14日以下の場合  55点
ハ 15日分以上21日分以下の場合  64点
ニ 22日分以上30日分以下の場合  77点
ホ 31日分以上の場合  86点

 

既にご存知とは思いますが、見直しでダウンとなっているのが判ります

判りやすくすると

7日分だと現行35点→改定後28点(7点マイナス)

14日分だと現行63点→改定後55点(8点マイナス)

21日分、30日分までは1点マイナスです

 

「あんまり下がってなくて良かった(´▽`) ホッ」って感じている方もいらっしゃいますが、・・・

違いますよ!!!

 

調剤料は剤毎の算定なので

例)7日分処方3剤だと 21点マイナス

  14日分処方3剤だと 24点マイナス

になってこれが仮に月1000枚としますと→240000円のマイナス(14日分の場合)

240000円ですよ!一人分の人件費くらいには相当する額だと思いませんか?

 

地域体制加算が3点プラスとしても210000円のマイナス

薬剤服用歴管理料が平均で3点プラスとしても180000円のマイナスですから

 

あんまり下がってなくて良かったと感じるのは違うかもしれません。

しかも今回の改定はいぜんの記事でも書いてある様に

「対人業務の充実」がキーワードですから

自然と薬剤師が患者さんの手間がかかる時間が多くなってきます

 

薬剤師のたまのかかる時間を薬剤師の補充でいいのでしょうか?

 

先ほどの人件費減少から見ても分かりますよね。

それでは、無理です。

 

業務の見直しと、薬剤師でなくても出来る業務の見直しと業務シフトの変更をしっかりとしていく必要があると感じています。

 

ふたばのブログ薬局では、このような問題をかかえている薬局さんを、しっかりと地域医療を支えていただく仕組みを提供していきますので

お困りの際はコメント欄にコメントいただけると助かります。

 

今日はこれまでです

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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