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君はソフトめんを知っているか

病院の食事はなんとなく給食を思い出させる。
週に1回は麺が出るのだけど、夏場は冷たい素麺だったのが、秋からは温かいうどんに変わった。 太くてもちもちした麺を食べていて、給食によく出ていた「ソフトめん」みたいだなと思った。

ソフトめん。
他の地域はどうか分からないけれど、関東圏である私の学校の給食では麺といえば必ずソフトめんだった。
ソフトめんはビニールの袋に入ってあつあつの状態で配られる。白くて太い、ぷつぷつ切れるやわらかい麺。ソフトめんが出る時、つゆは決まってカレー南蛮だったっけ。
給食以外でお目にかかったことはないから、私はソフトめんは給食用のうどんだとずっと思ってきた。
ところが。

スパゲッティ…だと…?

スパゲッティ→黄色い、というイメージからか、ソフトめんがスパゲッティだとはどうもしっくりこない。だってカレー南蛮のつゆにスパゲッティ入れないじゃん、普通。

と、頑なになっても仕方ないので上記のサイトをちゃんと見てみると、ソフトめんは見た目こそ、うどんのように見えるけれど、製法がうどんとは異なるそうで。そもそも原料からして、うどんでは使われない強力粉が使われている。
なるほど見た目で判断してはいけないということか。よくわかりました。

ツルツルでこしのあるお店のうどんとは対極になるようなソフトめんだけど、ネットを見ると市販もされているようなので、いつか売られているのを見つけたら懐かしさに手にとってしまうだろうなあ。

今日はこのへんで。

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