レアリティ
レアリティとは
レアリティとは、トレーディングカードゲームの希少価値の分類のことを指します。
基本的にシングルカードには何らかのレアリティが設定されています。
ポケモンカードにおいてもレアリティは設定されており、パックの裏面を見ると、そのパックに封入されているレアリティの種類と、それぞれのレアリティの排出しにくさが表記されています。
見分け方
カードの左下に記載されているアルファベットを確認することで分かる仕様となっています。
このカードの表記は「SR」になっていますので、レアリティは「SR」ということが分かります。
レアリティの種類
「SAR」「UR」「HR」「SR」「CSR」「CHR」「AR」「SSR」「S」「K」「A」「TR」「RRR」「RR」「R」「U」「C」の17種類のレアリティが存在します。
旧裏を含めると複雑化して理解しずらいので、ポケカ投資に深く関係してくるBWシリーズ以降のレアリティについて紹介します。
SAR:スペシャルアートレア
ポケモンやトレーナーの特徴がイラストレーターによって最大限に表現され、レリーフ加工で美麗なイラストになっているレアリティです。
レアリティ名の通り、スペシャル感のある美術的(アート)な仕上がりになっています。
ポケカ投資では、最高峰のレアリティとして評価され、高価格で取引されています。
3箱に1枚程度の割合で封入されていると言われています。
ただし、ハイクラスパック「VSTERユニバース」から排出される「SAR」は、1箱に1枚の割合で排出される仕様のため希少性がなく、その限りではありません。
UR:ウルトラレア
黄金に光り輝くレリーフ加工が特徴のレアリティです。
封入率が低く滅多に排出されないレアリティですが、ポケカ投資ではあまり人気がなく、低価格で取引きされています。
1カートン(12箱)に1枚程度の割合で封入されていると言われています。
HR:ハイパーレア
虹色のホログラフィックに光る加工が特徴のレアリティです。
封入率が低く滅多に排出されないレアリティですが、ポケカ投資ではあまり人気がなく、低価格で取引きされています。
5箱に1枚程度の割合で封入されていると言われています。
特にトレーナーのカードでは「HR」より「SR」(後述します)の方が人気が高い傾向にあり、10倍以上の価格差になることも頻繁にあります。
ただし、同じ「HR」という表記のレアリティでも、虹色のホログラフィックに光るものではなく、前述した「SAR」のような加工がされているものが存在しており、こちらは人気が高く希少性もあるため、高値で取引きされています。
現在は廃止され、スカーレット・バイオレットシリーズ以降のパックからは排出されないレアリティとなりました。
SR:スーパーレア
レリーフ加工されているレアリティです。
ポケモンカードは1箱に必ず上位レア(「SAR」「UR」「HR」「SR」など)が1枚は封入されておりますが、上位レアの中で「SR」は一番下位のレアリティです。
また、イラストや色彩がのっぺりとした印象を与えるため人気がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
オリパのハズレ枠に使用されることが多く需要はあるため、カードショップでは最低保証として400円~600円程度で買い取ってもらえます。
ただし、同じ「SR」という表記のレアリティでも、イラストや色彩がのっぺりとしたものではなく、前述した「SAR」のような加工が施されているものが存在しており、こちらは人気があり高値で取引きされています。
CSR:キャラクタースーパーレア
トレーナーとポケモンが一緒に描かれているイラストが特徴的で、レリーフ加工が施されたレアリティです。
イラストは人気が高いですが、封入率は1箱に1枚と高確率のため、ポケカ投資では中価格で取引きされています。
CHR:キャラクターレア
トレーナーとポケモンが一緒に描かれているイラストが特徴的で、レリーフ加工が施されたレアリティです。
「CSR」との違いはレリーフ加工の有無で、「CHR」にはレリーフ加工はありません。
イラストは人気が高いですが、封入率は1箱に3枚と高確率のため、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
AR:アートレア
ポケモンの特徴を捉えたイラストが、カードいっぱいに描かれフルアート仕様になっているレアリティです。
「SAR」と同様、ハイクラスパック「VSTERユニバース」で初登場しました。
イラストは人気が高いですが、封入率は1箱に3枚と高確率のため、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
1箱に3枚は封入されています。
SSR:色違いスーパーレア
背景が白く輝いており、色違いのポケモンのフルイラストが特徴のレアリティです。
ハイクラスパック「GXウルトラシャイニー」で初登場して、ハイクラスパック「シャイニースターV」にも収録されました。
1箱に1枚は封入されています。
レアリティとして凄い人気があるわけではないですが、描かれているポケモンによっては高価格で取引きされています。
なお、「シャイニースターV産」より「GXウルトラシャイニー産」の方が高値で取引きされる傾向にあります。
S:色違い
色違いのポケモンのイラストが描かれているレアリティです。
イラストの範囲のみレリーフ加工が施されています。
ハイクラスパック「GXウルトラシャイニー」で登場しました。
特に注目されるようなレアリティでは無い上、1箱に3枚の排出率のため希少性がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
K:かがやくレア
格子状に光るような加工が特徴のレアリティです。
強化拡張パック「バトルリージョン」より追加されました。
1箱に1枚封入されている上、種類が少ないため希少性がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
A:アメイジングレア
7色以上の油絵のような光りが、枠をはみ出すほどに輝いているのが特徴のレアリティです。
ソード&シールド強化拡張パック「伝説の鼓動」から追加されました。
1箱に1枚封入されている上、種類が少ないため希少性がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
TR:トレーナーズレア
過去のトレーナーズのイラストをリメイクした絵柄が特徴のレアリティです。
レリーフ加工はなく、後述する「R」と同様の光り方です。
1箱に1枚封入されている上、種類が少ないため希少性がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
RRR:トリプルレア
フルイラストでレリーフ加工が施されているレアリティです。
ソード&シールドシリーズより追加されました。
1箱に2枚封入されている上、種類が少ないため希少性がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
現在は廃止され、スカーレット・バイオレットシリーズ以降のパックからは排出されないレアリティとなりました。
RR:ダブルレア
フルイラストでポケモンが描かれているのが特徴のレアリティです。
レリーフ加工はされていませんでしたが、スカーレット・バイオレットシリーズ以降の「RR」はレリーフ加工が施されています。
1箱に4枚封入されている上、種類が少ないため希少性がなく、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
R:レア
枠とイラスト背景が銀色に光っているレアリティです。
1箱に8枚封入されているので、ポケカ投資では低価格で取引きされています。
U:アンコモン
特徴はありません。
パックを開封すれば必ず入っているといっていいいカードで、対戦でも使えるカードが多数あります。
C:コモン
特徴はありません。
1BOXを開封した時に一番多く封入されているレアリティになります。
上記で説明しました通り、ポケカ投資においてレアリティを理解することは重要な意味があります。
必ずこの記事の内容は頭に入れた上で、ポケカ投資に参戦してください。
また、これ以外にも初心者向けのポケカ投資の記事を書いていますので、他の記事もお目通しいただけますと幸いです。
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