家族が俺を置いてタイに引っ越した話





・はじめに


こんにちは、奈良高専3年のフルーツポンチ侍です。
2024年も終わりが近いですね。皆さん一人ひとり色々な事があった1年を過ごしたであろうと思います。

と思いきや周りの人間にアドベントカレンダー書くように勧めても本当にネタがないとか言っていたので何もない1年だった人もいるかもしれませんね、かわいそうに。

さて僕はというと、タイトル通り家族が俺を置いてタイに引っ越したのでそのことについて話そうと思います。(初めてブログ書くので読みにくいかもしれませんが、大目に見てください)

この記事は奈良高専 Advent Calendar 2024の13日目の記事です。


1. 突如決まるタイ赴任


まずは僕の身の上話から。僕は奈良高専の寮に収監されるまでは7年間大阪府の吹田市にいました。そもそも引っ越し自体はなにも降って湧いたことではなく、3年前ぐらいには決まっていました。

僕らが名古屋から大阪に移って今年で10年になりますが、大阪で住んでいた家の家賃補助が引っ越してから10年間しか出ないので、転勤か家賃自腹を選ぶ必要があります。

一応言っておくと我が家はそこまで貧乏ではないのですが、さすがに家賃自腹はキツイので引っ越すことになります。そのことを踏まえてわざわざ奈良の片田舎の寮にぶち込んだのだと今になって思います。要らぬ配慮だな

話を戻すと、まぁ引っ越しといっても東は静岡、西は広島までに収まるかなぁと漠然と思っていました。それが父に引っ越し先を聞いてタイだといわれた時は流石にたまげましたね。

えぇ.…?タイってあのタイ??外国の??もしかして僕国内ボッチになるの確定??なんだよそれは、

まさか関門海峡を越えて九州とかいう話ではなく、日本を脱出するとは.…。まぁそんなことで僕以外の家族がタイに行くことになりました。ちなみに僕の家族構成は父母と妹です。妹は中2です。それと双子です。みんな僕を置いてタイに行きました。

2. 引っ越しするよ!


タイへの赴任が決まったのが今年の3月頃でした。で、急にみんな引っ越して僕がボッチになるのかというとそうではなく、父が引っ越したのが今年の5月、母と妹が引っ越したのが8月の中頃と段階を踏んで僕は孤独になりました。もちろんその前に大阪の家は賃貸なので明け渡すために引越し準備をしなければなりません。

ということで8月、夏休みに入ってすぐに引っ越しの準備が始まりました。
みなさん引っ越しってしたことありますか??あれすっごいめんどくさいんですよガチで。

僕以外の家族は新天地へ出向くため、古巣を片付けるわけですが僕はそうではありません。片付け中は『お前らはこれからタイでクソデカい家に住むために引っ越し準備してる。(駐在員の家は基本的にデカく、すべての部屋にトイレとシャワーとデカベッドある。僕の部屋は5畳程度なのに…)なのに俺は奈良の強制収容所に継続収監されるのに何でこんなことしないといけないんだ』とずっと思っていましたね。なんせ10年も住んだ家です。その分片付けも大変でした。

さてなんだかんだで引っ越しが終わりました。いやぁ、まだ全然準備進んでないのに引っ越しの人が来たときは自分の計画性のなさを呪いつつ絶望したわけですが、人生何とかなるもんですね。

引っ越しが終わってからはしばらく岐阜や愛知の祖父母の家に滞在し、家族は中部国際空港から旅立っていきました。oh.…かわいそうな残された俺

生意気なことにタイ国際航空。タイのJALみたいなもんです金持ちかよクソが


3. 晴れて国内ボッチに


さてこれで家族はみな日本から消えました。次、日本で我が家族がそろうのは最低でも2年以上後だと思います。

晴れて家族が消えた僕ですが、家族に別れを告げたは束の間、2週間ちょっとしたらタイに行きます。そうです、帰省です。ていうかこれって帰省であってるんですかね?海外童貞の僕がタイに行くことを帰省というのはちょっと違う気もしますけどね。

閑話休題、いざタイに行くとなってただ祖父母の家から空港に行って飛ぶだけなら小学生でもできます。高専生は大抵ひねくれていますが、僕も例に漏れずひねくれ人間なので普通に飛ぶことが許せず、何かしらの予定と絡めようと思いました。

そこで夏休みの予定表を確認してみると、8月の終わりに高専の将棋大会があるじゃないですか!しかも福島いわき。その帰り際、成田空港から飛ぼうと計画をしました。


4. いざ高専大会


さて高専大会当日です!!祖父母の家は岐阜にあるので、岐阜から福島に向かいました。

肝心の結果ですが…







これは顧問の先生

やりました。

はい、団体戦3位入賞です。ちなみにというかもちろん私は団体戦メンバーです。あ、部長のくせに三将なのは秘密でお願いします。
個人戦はサクッと負けました。まぁ団体戦の戦績は悪くなかったので良しとします。

ということでサクッと高専大会を終わらせたのでタイに行こうと思います。
(爆速で終わっていますが実は4日ほどいわきにいました。ホントに何もなかったなあそこ)

5. 帰省(?)


高専大会も終わりましたのでタイへ帰省(?)します。ほかの大会メンバーは台風10号の影響で東海道新幹線が止まっており困っていましたが僕は関係ありません。終わったその日の夕方の便でバンコクに飛ぶのですから。

というわけで成田空港に着きました。


飛行機がいっぱい!うれしい!

これからバンコクに飛ぶわけですが、帰省もといタイ旅行について長々書くわけにもいかないので、タイで食べた美味しいものをランキング形式で説明します。


タイで食べた美味しかったものランキング
1位 母が作った肉じゃが
2位 母が作ったあんかけ焼きそば
3位 パッタイ


滞在期間の都合で母の料理は2食だけだったので実質全部母ですね。なんていってもタイの料理は辛みMAXうまみ抜きみたいな料理が多かったので辛い物が苦手な僕にはしんどいものがありました。ちなみに妹はタイに引っ越して3カ月程経ちましたが、いまだに現地のタイ料理は食べません。クソガキがよ。

タイに入国して2時間後ぐらいにいきなり洗礼を食らう。家までの道のりに風俗街がある


タイでは大麻が合法。道を歩けば視界に2軒ぐらい大麻ショップがある。それと同じぐらいセブンイレブンもある


タイに10日ほど滞在して帰国しましたが、成田空港に降り立ってから数日間祖父母の家に帰らずに数日間友人の家に泊まりつつ富山や山陰や博多や大阪に旅行してから祖父母の家に帰りました。人生で一番スケジュールが詰まった夏休みでしたね。高専大会からの行程全てリュックサックとポーチだけで済ませてたの今思うと狂気でしかありません。

・最後に


最後まで読んでいただきありがとうございました。正直タイトルが強すぎて何書いてもタイトル負けするという出オチにも程がある文章でしたが、みなさんが少しでも面白いと思っていただけたのであれば幸いです。

みなさんはぜひとも家族とクリスマスや年越しを迎えてください。それ幸せなことなんですよ、実は。

それでは~







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