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ドライフラワーの捨て時がわからない

タイトル通り、ドライフラワーを処分するタイミングがわからないままでいる。

ネットで検索すれば情報は得られるのだろうが、結局は自分で判断することになりそうで、あえて何も調べていない。

これが未だ処分できていないドライフラワーだ


こちらのドライフラワーたちはおそらく4年ほど前にハンドメイドマーケットからお迎えした。

このドライフラワーたちだが、最近だいぶ「枯れ」に寄ってきた気がする。

しかしドライフラワーにおいては「枯れ」も味わいであると思っている。

それゆえに捨てるタイミングがわからないのだ。

樹液が漏れ出てきたり花が散ってきたりすればそろそろ寿命なのだなとわかる。

そうして寿命のサインを出してきたひとつのドライフラワーを感謝と共に見送ったこともある。

けれど今うちにいる2つのドライフラワーはなんのサインも出さないまま4年余りが経過しようとしている。

さすがになにか変化があってもおかしくはないだろうと思いながらも、彼らは毎日なんの変哲もなく壁に鎮座している。

「枯れ」に寄り色褪せても、ただ在るべき場所に居てくれる。

何かと悲喜こもごもの変化が多い日々の中では、変わらずフラットにそこに在ってくれる存在というのはたとえ植物であってもかなりありがたい。

だからこそ捨て時がわからずにいるのだが。

なにかしらサインを出してくるまではその時ではないのかもしれない。

それまでは部屋と生活の彩りとして壁に居てもらおうかなとも思い始めてきた。

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