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僕の猫

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猫との日々を回想し ポエムにしてみました。皆様の笑い 安らぎの一時となりますように。どうぞ 日々の疲れを癒して頂けたら幸いです。
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#詩

僕の猫 16

毎日 カリカリに満足する 僕の猫 満月の様な まん丸いお目々で いつもの カリカリの ご催促 ねぇ 教えてよ、相棒  僕は いつも 同じものなんか とても 食べれないよ~ どうして 君は いつも同じものを 美味しそうに 食べているんだい? ・・・まぁ 聞いても 同じものを  毎日 食べようとは 思わないけど・・・ 「 ニャ~オ~ 」 ・・・ ベストアンサー!   (猫だから)

僕の猫 14

仕事の疲れで 朝寝坊の僕の胸に  両手を揃えて 居座る 僕の猫 圧を感じて うす目で覗くと  じっ~ と 僕を見つめていて 朝食のご催促・・・ やれやれ、 時折 女の子たちが 道端で  誘惑の視線を 送ってくるが もう 核が違いすぎるよ~ 相棒! 君の熱視線には 本当に参ったよっ 君の目的は ご飯だって解っているけど 愚かな僕の愛情は 君の瞳に釘付けだよ。 「さあ 愛情たっぷりの朝食 召し上がれ。」 「にゃいす (nice)」・・・ ふっ 君の勝手さ

僕の猫 13

最近 すっかり 家ごもりの僕の猫 今日も 僕の膝に 陣取って  つぶらな瞳で 撫で撫での ご要求 「君を 撫で撫ですると そうやって   前足を ふみふみ ふみふみ するのは  どうしてかな ?」 「猫の手も借りたい という諺   知っている?  忙しすぎて 誰の助けでも欲しい という 意味なんだって。」 「誰でもいいって そんなの  こんな かわいいお手の君に   失礼だよね!」 「なんか 言ってやりなよー。」 「にゃいよ~ (ふみふみ 

僕の猫 5

しっぽを ゆらゆら ゆらゆら 揺らしつつ  右に 左に 斜めに 後ろに 忍者の様に ちらほら ちらほら 影を見せる 僕の猫                  忙しい仕事に 集中する僕を 解りつつも                我慢しきれず 頭を 体を 擦り付け                    終いには 僕の正面に 居座りの猛アピール! 「君の毛繕いを 手伝ってあげたいのは 山々だけど             仕事もしないと ご飯が食べれないんだよ、ニート

僕の猫 4

突然の家出から 帰ってきた僕の猫 僕の心配も露知らず 堂々と前を横切って  何事も無かった様に ご満悦のうたたね 晩にはいつもの様に つぶらな瞳で 食事の催促 でも 僕は知っているんだよ。君の瞳の奥で 「心配かけて ごめんなさい」と言っているのを そんなに心苦しいなら 僕も一緒に誘いなよ これでも 僕もよく家出をしたんだから。 「に嫌〜お~」  ・・・君の勝手さ。 

僕の猫 3

拾った頃 両手のひらで 小さくまるまったね。 猫じゃらしで いっぱい いっぱい 遊んだね。 隅に隠れて つぶらな瞳で 睨んでたね。 ひゅー と飛び出して来て 勢いのあまり 僕の足に よくぶつかっていたね。 最近 猫じゃらしに 全く 反応なし! 大人になったから解るけど 猫じゃらしは  ダイエットに良かったんだよ, おデブちゃん。 今は 僕をつぶらな瞳で睨まないでね。 これでも 僕は 君の優しいご主人なんだからさ。 「

僕の猫 2

ご飯の時だけ身を起こし  甘い声を 使い分け   昼夜構わず鳴いてくる すりすり 寄って来る                    聞かずふりの僕に もう一度。  暖かい日向で うたたねにご満悦。                     その心地よさが わかるなら 僕の睡眠を 妨げるのを  控えたらどうだい 相棒? 「むにゃーおー」 ...

僕の猫 1

まん丸い瞳で 鋭い爪を引っ込めて 朝寝坊の僕の頬を 軽く叩く 伸びをして辺りを見回し もう一度。 小さな舌で念入りに毛繕い 身だしなみに注意するなら 喧嘩をやめたらどうだい? 「にゃーおー」 ...君の勝手さ。