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第4回|『英文読解力』が伸びない…原因はこれだった!|誰でも伸びる英文読解講座



はじめに

こんにちは、個別指導ハリー・サポーターです。この『誰でも伸びる英文読解講座』は、「英文読解をやり直したい」「英語を効率的に得意にしたい」という人のための勉強法を、全10回でご紹介するものです。

ここで紹介する勉強法には、きちんと実績があります。中学・高校時代、
全然勉強していなかった私自身。そして、個別指導の先生として指導してきた受験生などです。

みなさん、中1レベルから、大学受験の英文を読むところまで、4~6か月ぐらいでたどりついています。まずは、本コンテンツを、しっかり見てみてもらえればと思います。

なお、このコンテンツは、記事型SNS『note』にて、原稿が読めます。そちらもぜひ、ご覧ください。それでは、内容に入っていきましょう。

長文問題集を解いても、英文読解力はつかない

『長文問題集を開いて、長文を読んで、問題を解く』これが、一番多い英文読解対策の方法かもしれません。

ただし、偏差値の高い大学を卒業していても、日本人で、「英文読解が得意!」「英語の資料、じゃんじゃん持ってこい!」というような人は、ほとんどいません。

結局、『長文問題集を開いて、長文を読んで、問題を解く』ことをどんなに積み重ねても、まともな『英文読解力』はつかないのです。

問題を解いても読解力が上がらない原因

読んだ内容を人に説明できますか?

なぜ、長文問題集をたくさん解いても、英文読解力がつかないのでしょうか。

ここで、考えてみてください、思い出してみてください。試験で長文を読んで、問題を解いて、試験が終わりました。その長文に書かれていた内容を、あなたは人にきちんと説明できるでしょうか。

英語に限りません。国語の長文でも同じです。問題を解いて、満点を取っていたとしても、読んだ内容を、他人にきちんと説明できる人は多くはありません。

内容を理解しないまま問題を解き始める習慣が諸悪の根源

内容をきちんと理解していなくても、上手に該当部分を探せば正解できる。多くの受験生が、そういうコツを求めます。

ただ、読解力の基礎は、『書かれていた内容を、一発できちんと理解すること』です。『問題を解くことに一生懸命で、書かれていた内容の本質的な理解はそっちのけ』なんだとすれば、読解力なんて、全く向上しなくて当然です。

多くの受験生にとって、問題集の問題を解くことが、読解力の向上を大きく妨げる要因となっています。

長文を読んだら、人に説明してみよう

長文を読んだ後、『何が書いてあったか』を、文章を見ずに説明してみてください。それがスムーズにできるなら、その文章については、真に『読解した』と言えます。

もしうまく説明できないのであれば、『表面的に字面を追っただけ』でしかありません。そんな読み方では、『読解』とは言えませんし、そんな読み方を積み重ねても、『読解力』は向上しません。

これは、英語に限りません。日本語だって同じです。どんな長文を読んでも、資料を読んでも、読んだ内容を他人に説明できるレベルまで理解する。それが、『読解する』ということです。

読解力を高めていく積み重ね

長文を読んだら、何も見ないで人に説明してみましょう。辞書を手元に置いて良いので、どんどん難しい長文を読んでみましょう。それらの積み重ねだけが、あなたの『読解力』を高めます。

それではまた!

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