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北斗の拳は、一見凄く残酷で暴力的な漫画だと思われがちですが、よくよく鑑賞してみると、凄く人間愛に満ちていて、道徳観を教えてくれる数少ない素晴らしい作品だと思い知らされました。

いくつかある名シーンの中でも、レイが死ぬシーンは、自然と涙が、溢れてきました。素直な心を持つ人ならきっと私と同じような感情を抱くと思います。『生きるとは何なのか?』『死ぬとは何なのか?』そんな哲学的な要素も含まれているようで、凄く奥が深い作品でもあると思います。

子供の頃にリアルタイムで見ることができてすごく幸せに思っています。

大人になった今でも子供の頃に見た以上に色々と感じることが多いです。

だからこそ、殺伐とした現代社会を生きる今の子供達や若者達に是非見てほしい作品だと思います。
『悪い事は決して続かない、正義は必ず勝つ』というキーワードが残酷な描写や登場人物の暴言などによってより際立たされているように思います。

人間は、周りの人やテレビにすごく影響されやすい生き物です。
今のテレビや映画には、いじめや殺人をテーマにした作品に溢れています。それが今の現代社会に少なからず影響を及ぼしていると私は思っています。だからこそ、この作品の再放送を希望します。特に、子供達や若者達に見ていただき、人間愛というものを自分達の心で感じ取っていただきたいと思います。