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【映えの象徴🧀チーズタッカルビ】データで見る人気グルメの特徴!?


こんにちは!なめこ🍄です!

以前、なぜ韓国グルメブームが衰えないのかについて考察しました。↓

そんな韓国人気グルメのデータから、今回はチーズタッカルビのデータを用いて人気グルメの特徴を見ていこうと思います!🧀

1,データで見るチーズタッカルビ

韓国料理に詳しくなくても、「チーズタッカルビ」というメニュー名は聞いたことがあるのではないでしょうか…!

コチュジャンベースの甘辛いたれで鶏肉や野菜などを炒めた韓国は春川地方の郷土料理「タッカルビ」に、チーズを加えたメニューで、韓国料理の中でも大人気の料理です。


ここで改めて、どのくらい流行ったのかデータで見てみましょう。検索指数(※1)と取扱指数(※2)のデータです。

※1:検索指数→特定期間に検索100,000回あたり何回検索されたかという指標:どれくらい検索されているか
※2:取扱指数→特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標:どれくらい飲食店で取り扱われているか

最も上昇率が高い、2017年1月~2018年1月の1年間を見てみると、検索指数は約66倍にも増加しています!

そしてこのグラフ、中央でふたつの指標が交わり、Xを描いていますね。このことから以下のようなことが推測されます。

①2017年1月~2018年1月に、人気が出始めメニューの内容やお店を調べるため検索が増える。
②同時期、人気を受け徐々にお店での取扱も増える。
③2018年4月頃、取扱指数が検索指数を超える。
④急増ののち、定番メニューとして高い位置で安定する。
⑤改めて調べられる機会も減り低い位置で安定する。

取扱指数より検索指数が先に上昇をはじめ、知名度が上がりメニュー名が定着して、あまり検索がされなくなり検索指数が下がり始めたころ、店舗での取扱は上昇を続け、双方のグラフが流行ピーク頃のタイミングで交わっています。

これはトレンドグルメによく見られる波形で、チーズタッカルビはわかりやすくその波形を描いています。

2、パネチキンとハットグに共通する波形

チーズタッカルビの流れを受け、同じチーズ系の韓国グルメ、「ハットグ」「パネチキン」も流行していますが、こちらもチーズタッカルビと同じクロスの波形が見られます。


この2つのグルメモチーズタッカルビと同じような波形が確認できますね!

ただ、必ずしも綺麗にクロスする図が見れるかというと、ヤンニョムチキンのようにそうでないものもあります。

ヤンニョムチキンとは、コチュジャンやにんにくなどの調味料で味付けした甘辛い味付けのフライドチキンで、韓国ではビールのおつまみとして定番の大人気メニューです。

オンライン飲み会の流行やテイクアウト需要の増加で唐揚げが空前のブームになりましたが、その流れを受けてかヤンニョムチキンもここ1年のデータで見ると、かなり増加しています。日本でもコンビニで発売され、SNSなどで話題となっていました。


このように、人気になった韓国料理には検索指数と取引指数が(綺麗に)交差するという特徴が見られました。タッカルビ・パネチキン・ハットグと3つも綺麗に同じ波形が見られて、とても面白かったです✨

韓国グルメだけでなく、人気のグルメにもこういった特徴が隠されているのではないでしょうか!探してみるのも楽しそうですね!

ここまで閲覧いただきありがとうございました!
次の記事も読んでいただけると嬉しいです!

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