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【25卒の思考力を養う】恋愛だけじゃない!?吊り橋効果の仕事における活用術。

こんにちは!なめこ🍄です!
今回はバレンタインが近いな⇀恋愛に関係すること⇀「吊り橋効果」って仕事に生かせるのかな?と思ったので、書いてみることしました!
揺れによるドキドキを恋愛のドキドキと錯覚して、相手に好意を抱いてしまうというもの。この行動心理は、恋愛以外にも活用できます!

25卒就活生の皆さんは実際に「吊り橋効果」がマーケティングや仕事の場面でどのように使われているのか考えながら見てください!

1,吊り橋効果とは。

吊り橋効果は1974年にカナダの心理学者ダットン(D. G. Dutton)とアロン(A. P. Aron)が提唱したものであり、実験によって効果が検証されました。

男性に揺れる橋とそうでない橋を渡ってもらい、その途中で女性からアンケートを頼まれるという実験です。男性は、結果を教えてほしいなら電話をするように言われます。

その結果、実際に電話をしたのは揺れている橋を渡った男性のほうが多かったのです。足場が不安定な吊り橋の上に立つように、恐怖で緊張で心拍数が上がってドキドキする場面になると、人はそのドキドキを相手への恋愛感情だと思い込んでしまう心の働きが、吊り橋効果の正体です。

2,日常生活で吊り橋効果が期待できるシーンは?

日常的なシーンで吊り橋効果を期待できる具体例といえば、やはり気になる異性と一緒にいるシチュエーションです。
台風が迫ってきたときに2人で一緒にいるだけでも、極端に親密度がアップする可能性があります。そういった危機的な要素のある状況にいることで、お互いに対する気持ちが高まっていくことを期待できます。

さらに、一緒にいるときに左側に立つだけでも効果が発揮されることもあると言われています。相手の心臓に近い側にいることで、本能的に鼓動を活発にさせられるという見解もあるからです。

3,マーケティングにおける吊り橋効果の活用

危険とも思える困難を共にした人たちが連帯感を持ち、相手を身近に感じることは「吊り橋効果」と呼ばれ良く知られています。これは、マーケティングや仕事をする場面においても同じことが言えます。

例えば、ダイエット関連商品など「お悩み解消商品」では顕著なのですが、体験談を掲載することで「私と同じだ」と思ってもらうことで購買意欲の背中を押してみます。すると消費者は自分自身の経験などと重ね合わせることで、「この商品は自分を助けてくれるかもしれない」と思うようになります。

また、従業員の団結力を上げてることもマーケティングの成果を上げる活動の一環です。

そのための具体的な方法としては、社内イベントとして参加型ゲームや抽選会を催すという手があります。それらを通じてテンションが上がってくると、一緒に楽しんでいる人に対して自然と仲間意識が芽生えるからです。

もちろん仕事による感動を共感するのが一番ですが、普通に働いているだけではそれを体験するのは難しいこともあります。そのためイベントを実施することで、強制的に吊り橋効果が発揮されるシチュエーションを作りだすのです。

同様の考え方により、苦労話や危機的状況のエピソードを材料とすることも可能といえます。飲み会などでそういった話を聞くと自分が体験しているかのような気分の高まりを覚えることがあるからです。

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因みに、ジェットコースターは吊り橋に負けないスリルを簡単に味わうことができ、そのため恋愛感情が生まれやすいと考えられがちですが、それとは真逆の研究結果があるので気を付けなければなりません。

実はジェットコースターを体験した後では、それ以前より魅力が薄れてしまったことが確認されているのです。

その他にも、心拍数が上がりそうな場所であるスポーツ施設でも逆効果になったことが分かっています。男性が走った後に女性を見ると、美しくない相手の場合は魅力を感じにくいという結果になりました。また、お化け屋敷でもよく似た結果が得られたという事実があります。

つまり、吊り橋効果は逆効果になる恐れがあることも理解しておく必要があるということです。誤って魅力を低下させた場合、元の状態に戻すのに苦労することになるでしょう…しかし、この効果を上手く使うことが出来れば、消費者の購買意欲向上や社員の仕事への意欲向上に繋げることが出来ます!

25卒の皆さんもこの「吊り橋効果」のような一見仕事と関係なさそうな心理現象も実は使えるテクニックだったりします…!他にもぜひ調べてみてくださいね!

ここまで閲覧頂きありがとうございました!
次の記事も見ていただけると嬉しいです!

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#25卒就活
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#ジェットコースター

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