33歳、叱られる
よく、「歳をとると叱ってくれる人がいなくなる。叱ってくれる人の存在は有難い」というけど、確かにその通りだと思う。
特にこのご時世、人との関わりを極力少なく済ませようとする人が多い中、わざわざ労力をかけて嫌われ役を買って出てくれる人なんて本当に貴重。しかも叱る相手がわたしみたいな33歳とかの「だいぶいい歳」だったりする場合は相当面倒くさいはずだ。
だからそれでも叱るという行為をするということは、その相手にとても思い入れがあるからなのだと思う(そう思いたい)。
わたしには今、そういう人たちが周りにいる。
とても有難い。間違いなく恵まれている。
…が、叱られてるんだからもちろんいい気分では無い。
子どもの頃はしょっちゅう叱られていたから、その時一瞬だけシュンとしてその後すぐケロッとしていた。
でも大人になった今、それが逆なのだ。
相手に叱られている最中は「あ、怒ってるな。そうだな。悪かったな」程度なのだけど、後から言われた言葉を咀嚼してじわじわ、ズシズシくる。数日間落ち込むこともある。ダメージがすぎる。
まあ、この歳になっても叱られるようなことをしているわたしに一番の問題があるのだけど、ほとんどが自分でも気付いて何とかしなくてはと思っていたところに叱られるパターンなので、更にズシンとくる。
子供の頃で言えば、「今やろうと思ってたのに!」ってやつ。
分かっているのに変えられない、いつまでも成長しない自分に苛立っているところへ、上司からのカミナリが落ちる。HPほぼゼロ。
そうは言っても我々社会人、それでも明日はやってくるし仕事も詰まっているし(有難い)、挫けている時間もない。
ウジウジした気持ちだけ忙しさで忘れて、仕事があることに感謝しながらなんとかして乗り越えていかなくてはいけない。
今年もあと1ヶ月。
年末に「くそう!このやろう!見てろよ!」って言いながらお酒飲んで温泉入ろう。
それまでは頑張る。見てろよ!!
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