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Paradox Live Dope Show2023に参戦した男性の話

この好き語りはこれでもかと言わんばかりのネタバレを含みます。円盤待ちの方は悪しからず。

2023年5月21日に幕張メッセにて開催された「paradox live dope show 2023」の夜公演に参戦してきました。パラライ(paradox live)を知って約一年になるタイミングでのライブ開催・参戦は控えめに言っても上がりまくってしまった。在宅での応援を一定期間してから現場に出たときの異常な興奮には覚えがあるので今回もそれを経験してしまった。会場BGMが大きくなって暗転する瞬間って何故人をあんなにも高揚させるんだろうか。

人気男性声優や歌い手(数人女性含む)がHIPHOPをして複数チームの中から頂を目指すというコンテンツということで会場は女性が体感9割超えだったけど熱量に関していえばスポーツ観戦のそれにも勝るとも劣らない凄まじいものがあった。声出し解禁ということもあり会場の雰囲気も一つになっていたし配信で見ていた人も現場に行きたかったとストレートに思うだろうなという盛り上がりだった。ここでは備忘録も兼ねて印象に残った曲を挙げてパラライの各グループを語っていきたい。

【BAE】

3回目のライブにして初めて3人が揃ったBAE、圧倒的王道主人公である。日本語以外の言語を達者に使いこなし会場にオシャレリリックを響かせる姿はとてつもなくキラキラしていた。このユニットが一番このコンテンツの入口として適任であり推すべきであることについては異論が無い。『G△L△XY∞』はみんな好きでしょこれ案件。2人も勿論だけど96猫さんとにかく歌が上手えんだ(感嘆)

【TCW】

やはりメインターゲット層が若い以上、TCWのジャズ調中心の曲はすぐには入ってこないかもしれないけどその分世界観が深く、ライブで見たときの没入感は他グループとは一線を画すなあと感じた。『No Matter What』はエフェクトもあり林さんや花江さんの声がめちゃくちゃ良く、終演後すぐにリピートしたくなってしまった。今後も引き続きパラライのディープな部分を担って欲しい。

【cozmez】

自分はCozmezでいうと『Hit em up』とか『Taki'n Over』のようなバチバチに動き回って煽っていく曲が好きだったけど夜公演では当日初披露新曲と『Get it』という普段そこまで聞かない曲だったため100点満点の満足では正直無かった、無かったもののcozmezの2人が一瞬で作る暗い雰囲気(良い意味で)にゾクっとした。そういった意味ではこの曲が一番わかりやすかったかもしれない。後ろからお前のことをいつでも刺せるからな(怖すぎ)みたいな雰囲気の中にどこか信頼とか温かさを求めている2人を生で見れてよかった。『Better Days』を見たら泣いてしまいそうです。

【悪漢奴等】

はい、推しグループです。この曲は去年の2ndライブの1曲目にやっていて声出し解禁されていなかったにも関わらず歓声が漏れていたレベルの盛り上がりだった。この曲からパラライに入ったと言っても過言では無いので思い入れも深くいつか聴いてみたいなと思っていた。ただ新曲も出てる(北斎推しなので大火傷も大好き)し今回は聞けないだろうと思っていたところのスタート2曲目にこれが流れて会場の数千人で「そいやっさ!」ですよ。これでぶち上がるなという方が酷というもの。新曲もよかったし昼公演の「RAWDIEZ」のアカペラも鳥肌もの。悪漢奴等が結果ナンバーワンなんですよねえ。これからも6人目の悪漢奴等として付いていきます。

【VISTY】

こちらも2回目の参加にしてメンバー全員が揃ったVISTY。現地参戦した人で愛美さんのことを良かったと言わない人は居ないだろうと断言できる。去年の2ndライブの時に『For my Stella』を初めて聞いた時には「キャッチーだけど他より軽い気がどうしても拭えないなあ…」と思っていたけどそんな印象を持たれることは百も承知だったんだなと今になって分かる。その上で初めて生で見るVISTYの4人のキラキラはBAEのそれとは全く否なるものだった。4人の団結力やチーム力みたいなものをひしひしと感じた。この曲が土台にあるからこそ『BE A STAR』や『Endless Dream』がよりいっそう輝くんだろうと思った。

【AMPRULE】

ど王道のBAEや推しの悪漢奴等、噛みつかれる感覚のある獄Luckの曲など沢山好きな曲はあるけど正直、パラライ曲の中でこの『True Pride』が一番好きかもしれない。イントロから愚民共を階段の下に跪かせるような感覚に陥る。井上麻里奈さんの声色がカッコ良すぎて女性でも惚れてしまうんだろうなというのがよく分かった。置鮎さんは自分の永遠の推しである三井寿の声の主。言わずもがなのレジェンドである、キャラ設定にも忠実でとても素晴らしかった。お二人が醸し出すこの世界観は唯一無二であり崇高だった。

【1Nm8】

無機質で機械的に見えるものの根底に熱い思いを秘めている1Nm8、今回は2人だったけど天月さんの圧倒的存在感に圧倒された。さすがソロでもホールやアリーナでコンサートを開いている方だ…と空いた口が塞がらなかった。千葉翔也さんもカッコよかったし北村諒さんの不在を感じなかったといえば嘘になるけど3人がまた揃うことがとても楽しみになった。1Nm8はparadox live を止めるのではなく、傷つかずに続けられる方法を探るという方向に転換しよう(暴論」

【獄Luck】

ただ一言、古川慎さん、エグすぎます。
一曲目からあんな圧でこられたら誰しも圧倒されてしまう。新チームの中でも特に人気を博しているイメージのある獄Luck、全員集まったときの破壊力は既存チームをも蹴散らしてしまう勢いであることがよくわかった。古川さんのアドリブ満載でも上手すぎるリリック、バトリさんの正確かつ力強い歌、小林さんの超絶早口リリック、そんな猛々しい男たちの声の中に際立つ1人立花さんの甘く色っぽい声と4人が4人とも違って良いんだこれが…。今後もいろんなチームの首元を喰いに行って欲しい。

8チームが8チームともに色があり埋もれていないコンテンツを作ってるなあと作り手側のことをすごいと思うと同時に、それを実現させ超えさせている演者の方々の実力に正直驚きを隠せない。今までがっつり触れてこなかったコンテンツにここまでどハマりするとは思わなかった、いやあ分からないものですね。

今後も引き続きチェックしていくことに加え周りにも布教していきたい。

来年は武道館でライブだ!!


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