『「技術書」の読書術』を読んでみた

おはようございます、こんにちは、こんばんは。サッカーが盛り上がっている中このブログを書いています、ふなちです⚽️
私事ですが、最近「The First Slam Dunk」を見に行きました。すごくいい映画だったのでお薦めです🏀

本題に入ります!
この記事はヤプリ #1 Advent Calendar 2022の6日目の記事です。

初めに

タイトルにある通り、つい数時間前に『「技術書」の読書術』を読みました。

なぜこの本を読んだかというと、IT関連の本のランキング上位にあり自分自身積読のプロだから読めば何かしら得られるものがあるだろうと思ったからです。
結論から言うと、この本を読んだことにより常識というか自分の中での本を読むことに対する固定観念が少し柔らかくなり、本を読むモチベが向上しました。

このブログでは、感想と共にこの本を読んだことで得られた気づきを紹介していきたいと思います。
『「技術書」の読書術』をまだ読んでない方も読んだ方も、もちろん作者さんももし良ければ読んでもらえると嬉しいです。
※ 内容的に本で書かれている順番とは一致しない可能性があります。また、本以外のコンテンツをまだ見ていないため他の方の感想と被る部分や解釈違いがある可能性があります🙇

私が思うこの本の対象者

本の前書きにも対象読者として考えられる人については書いてあるのですが、もっとたくさんの人が対象になりそう!と思ったので書かせてください😭

  • 積読をしてしまっている自分に嫌気が差している人

    • タイトルからもわかる対象者、私がこれにあたります。

  • 論文を読むのに挫折した人・論文を読むスピードが遅く悩んでいる人

    • 私も若干当てはまります。

    • 理由:本の読み方の部分は論文の読み方にもほぼそのまま応用できると感じたため。

  • プログラミングを始めたいと思っているけどどうすればいいかわからない・パソコンなど電子機器に詳しくないけど大丈夫かな?と思っている人

    • 理由①:どうすればプログラミングが上達できるかも紹介されていたため(私が言えることではないかもですが同意できる内容でした)。

    • 理由②:全体的に実現方法や技術書を選ぶ方法がかなり丁寧に説明されており、技術書一冊も読んだことない!という人向けでもありそうと感じたため。

  • 作者さんのような一流エンジニアになりたい人

    • 理由:本を読むことを含めた努力の仕方が紹介されていて、すごく参考になったため。私ができるかはさておき、もしできたら間違いなく一流になれるだろうなと思いました。

この本はすごくエンジニア…というか効率を求める人向き?

この本では技術書を読む目的を明確にし、その目的達成のためにはどうすればいいか、かなり強引というか一部の人がドン引きしそうなことも含め紹介されていてエンジニアの私的には、なるほど確かに!と思える内容でした。特に好きだったのは、本を読みながら食べるのに適した食べ物の紹介や、裁断した本を旅行に持っていき読み終切ったらその分旅行先で捨てると荷物が減って良いなどです。最初びっくりして笑ってしまいました(後者については今期のアニメの「虫かぶり姫」のエリアーナと作者で議論してみてほしいと思いました笑)。私としては、この本の内容は参考になることばかりで真似できるところから真似しようと思いました。

本や論文を読むことが苦手だと思っていたけど…今度から本は好きなように読もうと思わせてくれた

私は、「私が思うこの本の対象者」でも書いたように論文を読むのがあまり得意ではないし本もあまり読みません😢 なぜかというと前者は、論文を1本1本ちゃんと理解しようとした結果すごく時間がかかってしまい辛くなってしまった過去があるからです。後者は、本は読むのには時間がかかるので何だかんだバタバタした日々を送っている自分は時間が取れないと思っていたからです。
でもこの本を読んで、難しいなと思ったら一通り流し読みして、他の少し背伸びしたら読めるくらいの難易度のものを読んで知識を蓄えてから、難しいと感じたものを読み返せば十分であると思えました。また、時間を決めて読む時間制限読書法を取り入れることで本は時間をかけずに読むようにしようと思えました。

高専や大学院での授業のありがたみを実感

この本では、実は数学の本を読むときのコツも知ることができます!
私にとってこの部分について特に新しく知ることはなかったのですが、高専で数学をかなりやりこんでいた時代に身についた方法だったり、大学院の授業の輪講で経験した方法などが書かれていました。学生時代に身についたのは知識だけじゃなく学習方法もだったのかと思えて授業のありがたみを実感しました。私はそこまで頭がよろしくないのですがこの本で紹介されている方法と同じようなことをしてどうにかなってきたので、この本は数学苦手な人にもおすすめな本なのかもと思いました。

本を読む順番決めを実践してみた

丁度直近積んだばかりの本が5冊ほどあるので、この本で紹介されている優先度の付け方(狩野分布法(簡易版))に沿って優先度をつけてみました。この優先度をつけるにあたって、この本で紹介されていた「目次を眺める」「著者を見る」「索引を見る」を実践して内容を軽く把握してみました!

積んでいる本と激カワ黒猫♡

優先度を付けてみた結果

  1. 読みやすいコードのガイドライン
    読んでいるのが普通に近い嬉しい、読んでないと困る
    理由:まだ読みやすいコードとは何かちょこちょこ迷う部分があるので読んでいた方がいいと思うため。また、著者の方に過去お世話になったことがあり読んでないと私の体裁的に困る?ため。

  2. UIデザイン必携
    読んでいると嬉しく、読んでないと普通
    理由:副業でデザインも行っているため知っておいた方がよさそうなため。

  3. プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本
    読んでいると少し嬉しく、読んでなくても(今は)普通
    理由:今はプロジェクトマネジメントのような立場になることはないので趣味の範囲だが、来年以降する可能性があるので来年までには読んでおいたほうがいいため。

  4. 健康改善ガイド
    読んでいると少し嬉しく、読んでなくても普通
    理由:過去の経験から自分に完全に実践まで持っていく精神力があると思えないが、知っておくとよさそうと思うため。

  5. Webライティング
    読んでいると普通、読んでなくても困らない
    理由:完全に趣味、書き物が上手になればいいなと思ったから読みたいと思っただけのため。

順番をつけたことで、どれにしようか悩む手間がなくなったので何も考えず積読消化を開始できそうです📚🌟

私なりのマーキング読書法のようなもの

上記の内容で分かる通りこの本では、技術書の読み方が色々紹介されています。その中の一つとしてマーキング読書法という本にメモや印を書く方法が紹介されています。確かに私も真面目?な学生時代、教科書にかなり書き込みをしていたなと思い出しました、懐かしい…。
ですが私は学生時代に途中から別の方法をとっていおり、せっかくの機会なので私と同じタイプの人むけにその方法を紹介しようと思います✌️
どのような方法かというと、少し小さめの紙(二つ折りにしたら本のサイズより小さくなる紙)に感想や大事だと思ったこととそのページ番号を書きます。その紙は本に挟んで保存し本について振り返りたい時はまずその紙を見るという方法です。

実際のメモ、子供っぽい感想しかなくて恥ずかしい🫣

この方法のメリットは、

  • 本を汚さないですむ。

  • 素早く綺麗な字を書けなくても自分が読めればいいや程度の字でメモすることができる。

    • 本を人に貸すときはこのメモを抜いて貸せば良くなる。私は本を読みながら素早くメモした字が謙遜とかではなくあまり綺麗ではないので、もし本に字を書くと人に本を貸すことができなくなるため。

  • 本を捲るよりも楽に振り返れる。

    • 思い出せない場合は、書いてあるページに飛べば良い。

デメリットは、

  • 本で紹介されているマーキング読書法の方がメモ以外の内容も目に入るので復習になる。

  • メモを書いた紙が本から抜け落ちて無くすことがある。

    • マスキングテープで止めると少しはマシになる(学生時代はそうしていた)。

  • 人にコメントを共有することが面倒になる可能性がある。

    • メリットで言っているようにメモを渡したくないため口頭で伝えることになる。字が綺麗な人なら、これはあまり問題にならない気がする…!

まとめ

最初この本を買った時は、申し訳ないことにありきたりな内容なのかなと思っていました。ですが、読んでみるとかなり為になるだけでなくちょこちょこフフっと笑わせてくれる内容でほんと読んでよかったと思いました。(笑ってほしいわけではなかったのなら笑ってごめんなさい!🙇)
これからはこの本で学んだ方法を使い、積んでいる技術書を今までより効率よく消化していきたいと思います!

余談

本の中で『ソースコードを読むときには「塊」を意識することがポイントです』と書いてある部分があるのですがこれの「塊」を最初「魂」と読み間違えて、たましいをいしきする?!となり自分のミスに自分でツボりました🤮


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