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雛祭り

世間的には、「祭り」らしいムードとは無縁だけれども、「あかりをつけましょ」この日くらい。

今日は、「楽しい雛祭り」の祝い方をレクチャーします!

まずは、可愛いヒヨッコたちを連れて来ます。

(「えっ?どこから?」という問いには、「どこからともなく・・・」と答えておきます)

そして、そのかわゆいヒヨコちゃんたちを・・・

(「どうするの〜?」「どうするかというと・・・」)

卵の殻でできたキュロットスカート姿に変身させます🐥→🐣

(衣装にはあらかじめ装飾を施していると華やかになります。

キュロットを履かせてからの色付けなどは、ヒヨコちゃんたちの元気さ加減によっては、難易度が上がり、こちらの理想の仕上がりとは程遠くなってしまうことが予想されるため、達人級の腕前の人、またはチャレンジ精神旺盛な人以外にはオススメできません。

絵の具や色紙などで鮮やかにしたり、ビーズやラメなどで艶やかにしたり、装飾する人は思い思いの衣装作りを楽しんでください。

ただし、油性・耐水性のものを推奨です)

無事におめかしが済んだら、今度はヒヨコちゃんたちを一直線上に並べます。

(そうは言っても、チョコチョコと動き回るヒヨコちゃんたちを、横一列に整列させるのは至難の業です)

ようやくまっすぐに並んだら、今度は「よ〜い、ドン!」の合図で、あらかじめ設定したゴールまで走ってもらいます。

(余裕があれば、横一列のときにその写真も撮ると、多少は本来の雛祭りっぽい雰囲気が出るかもしれません)

ゴールには、チキンラーメンにお湯を注いだお椀を置いておきましょう。

※ヒヨコちゃんたちに走ってもらいますが、決して、チキンレースではありません。

なかなかゴールまで辿り着く子がいない中、食いしん坊の子が、ようやくチキンラーメンまで辿り着いたら・・・

程良い湯加減になっているチキンラーメンの真ん中(通称:たまごポケット)に入ってもらいます。

※ヒヨコちゃんによっては、熱く感じるかもしれないので、入浴は一瞬だけにしてください。

ヒヨコちゃんが湯冷めしないうちに、今度はウサギさんのところまで走ってもらいます。

※カメさんを連れて来ると、話がややこしくなるため、あくまでもウサギさんのみでお願いします。

走るときは、もちろんキュロットスカートを履いたままですよ。

果たして、ヒヨコちゃんはウサギさんにバトンを渡せるのか・・・?!

「もし、無事にバトンタッチできたなら、イースター(復活祭)も滞りなく祝える」という言い伝えがあるとか、ないとか・・・。

万が一、ヒヨコちゃんがチキンラーメンのお風呂で、トロけてしまっても、チョコレートをかければ、復活するとか、しないとか・・・。

そう、雛祭りとは、ヒヨコちゃんたちによる、バレンタインデーから引き継いだバトンを、イースターへと受け継ぐ一種の「お祭り」でもあるのだ。

だから、「その過程を『じっとして』じゃなく、『動き回って』楽しもう!」というのが、今回紹介した「楽しい雛祭り」の祝い方である。

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※この話は、フィクションです。

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