おはら祭 鹿児島市長挨拶文
皆様、こんにちは。鹿児島市長の下鶴でございます。今年も鹿児島の秋を彩る、おはら祭がやってまいりました。踊りゾーンに、溢れんばかりの踊り連の皆様を始め、多くの市民や観光客の皆様にご参加いただき、第73回おはら祭を開催できますことを、大変うれしく思います。
昨日と今日の2日間で、259団体、約1万7千人の皆様にご参加いただいており、南九州最大の南九州最大のお祭りにふさわしい盛り上がりとなっております。本日は鹿児島市との姉妹都市契約50周年を迎えた、オーストラリアのパース市から、バジル・ゼンピラス市長と、訪問団の皆様を始め、関東文化協定を締結している、渋谷区の杉浦副区長。本年5月にフレンドリーシティ協定を締結した、岐阜県大垣市の豊田副市長。渋谷鹿児島おはら祭実行委員会や、各都市の祭り交流隊の皆様にもご参加いただき、おはら祭に花を添えていただいております。遠路から多数の皆様にお越しいただき、誠にありがとうございます。
これから緑鮮やかな軌道敷の沿道を舞台に、地方の生演奏を交えた、鹿児島の郷土民謡「おはら節」「鹿児島ハンヤ節」のほか、渋谷音頭に合わせた総踊りや、脈動感あふれるダンス「オハラ21」。おごじょ太鼓応援など、多彩なプログラムが華やかに、繰り広げられます。さらに第2部では、マーチングに加えて、NHK鹿児島放送局との連携企画「みんなで踊ろうおはらでゾンターン」もありますので、皆様には心ゆくまでお楽しみいただければと思います。またセンテラススクエアでは、交流都市のPRブースを始め、地域の伝統芸能が披露されるほか、会場周辺では焼酎ストリートが開催されるほか、「照国表参道inおはら祭」も開催され、まさに天文館一帯が祭り一色となります。このおはら祭、そして鹿児島の溢れんばかりの魅力を世界に発信すべく、力一杯の踊りや演奏をご披露いただき、すべての皆様にとって楽しく、思い出に残る祭りとしていただきたいと思います。
結びに、祭りの開催にあたり、ご協賛いただきました各企業をはじめ、警察や交通機関、おはら祭開催の構成団体である、鹿児島商工会議所・地元商店街や町内会など、数多くの関係の皆様に、ご協力いただいておりますことに、心から感謝申し上げます。
さあ、皆さん。いよいよ本祭りのスタートです。今日1日、楽しんでまいりましょう!
※録音からの書き起こし。転用は固くお断りします。