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東京で鹿児島名物の両棒餅(じゃんぼもち)がやってきた?! 東京駅で新幹線輸送のイベント開催

「東京から九州公共交通を探して」 今回は第一弾目。今日の東京駅の地下1階、グランスタ東京の中でひときわ賑わっている場所があった。今日は日本各地から新幹線で魚やスイーツ・弁当などを輸送し、販売するイベント「新幹線でつながる旬食フェア」が開かれた。JRグループ6社(JR 北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州)の共同企画で開催された初めてのイベント。北海道の新函館北斗から鹿児島県の鹿児島中央駅まで、新幹線輸送サービスが繋がったことを記念して実施された。
 夕方16時48分、東京駅16番線に入り込んできた こだま728号。実はこの車内に、鹿児島を含め九州各地から集めた旬の食材が詰まって、新大阪から新幹線から新幹線に積み替えられ、はるばる東京までやってきた。今回九州からは、鹿児島中央・長崎・新鳥栖・博多から新幹線に乗ってやってきた5品が特設ブースに並べられた。鹿児島からは早朝に水揚げされ、朝焼きして加工したもちもち・やわらか触感の生カツオのたたきや、鹿児島名物の両棒餅(じゃんぼもち)が並んだ。東京駅の混雑で、販売開始が予定より30分ほど遅れたものの、販売が開始すると約60名近く並んでいた人たちが順番に商品を選んでいた。鹿児島市の磯地区(仙厳園などの近く)で販売されている平田屋の両棒餅が東京に新幹線を乗り継いでやってきたのは、鹿児島に長く住んでいたい記者は貴重に感じた。鹿児島でしか見ることのない両棒餅が東京駅で見れたことは感動だった。
 明日まで開催されるこのフェア。明日はカツオのたたきの販売はないが、両棒餅は販売される。購入時には整理券が必要になるので注意が必要だ。また鹿児島や九州以外にも、北は北海道から東北・中部・関西・中国・四国地方から様々な特産品が集まっている。(記事文作成:運営記者)

こだま728号に載せられ、九州から旬の食材が届いた。
JR東海の新幹線輸送サービスの中にJR九州の輸送サービス箱が入っている
新幹線で届けられたパン類が並ぶ
ミニトマトやカステラなどが並ぶ
大急ぎで準備がされる様子
届いたばかりの商品を選ぶ人々
新幹線輸送のイベントは大盛況だった。

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