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漫画「ヨドミの王と隷属魔術師」第一話あとがき

こんにちは。文月れいです。第一話のあとがき書いていきます。
※この記事はフルパーセント様で連載中の「ヨドミの王と隷属魔術師」第一話のネタバレが大いに含まれております。そちらを読んでから見てください。

第0話
第1話

今回はプロットとかネームとか載せてみようかとおもいます。
…思ってました…が!
とにかく全く初期構想のプロットと変わってしまったので…あまり意味ない…_(:3 」∠)_

なのでプロットを考えるときの手順だけ書いてみようかと思います。

1)この話でどんな情報を出すかを考える。
私はどう描けば読み手に伝わるのか、そのためにどんな風に情報を出すのがいいかを結構考えます。このシーンを描くことで読み手はどんな情報を得ることができるのか。あるいは、「どんなことを疑問に思ったり考えたりするか」「このシーンでどんな感情になるか?」などを色々想定します。
第一話ということなのであまり深く考えずに「主人公が普段何をしているどんな人なのか?」ということを中心に考えました。

霧池トヲルという主人公は
●邪教徒のアジトに乗り込んで暴れている
●普段は大学講師をしている

という二点が主人公の日常です。

性格に関しては真面目、クール、かっこつけ(ガァヌ談)邪教徒には容赦がないけど、そこそこ優しい。もう少しすっとぼけてるところを描きたかったんですが、ページとかテンポの都合上まだ本性が出せてません😅なので軽くおまけ四コマで出していこうかなと…。

理事長と秘書の会話は一度ネームを書いたあとに「霧池トヲルは周囲からどう見られているか」という情報があったほうがわかりやすいかなと思って追加したシーンになってます。

2)どういう状況にもっていくかを考える
今回は「なんか事件が発生してたので調査の依頼をされる」というわかりやすいあらすじになっています。

3)盛り上がる部分を考える。
犯人の女が開き直って豹変するシーンが今回の場合はここにあたると思います。ああいう顔が一番描いてて楽しいです。しばらく顔芸大会はないと思いますが描けそうな時は描いていきたい。

後半は犯人の女を突き止めて、女が開き直って箱庭が後処理に来て終わりだったんですが、虚人の乱入とガァヌパンチを追加で入れました。第一話の盛り上がりとして大ゴマで魔術使うところはあったほうがいいだろうと思って。看板に偽りがあってはいけないので(笑)

4)オチ
オチは誰かさんの足が映っておしまいです。たぶん誰なのかはわかると思いますが敵か味方かは直前のガァヌのセリフも合わせて予想してみてくださいね。実は第一話は40P描いたのですが、39Pしか投稿してません。40P目はばっちり正体を描いてたんですが、投稿する直前で最後1Pをあえて削りました。

余談1
ところでガァヌパンチは第0話でも使ってて、「指」だけ出てます。
0話時点では魔術師になってまだ二週間程度なので霧池にはガァヌの指程度しか出せてなかった、ということですね。15年経った今は拳を召喚できるようになりました。

余談2
「箱庭」という単語がちょくちょく出てますが、0話で出てきた二人組の男がこの「箱庭」という組織の人間でした。「箱庭」は15年間ずっと霧池を監視してますが、この時の二人組はもういないようですね。浦城くんは当時の二人に比べても超まともな人間なので霧池も結構信頼しています。


第二話はまた違うシーンからスタートします。お楽しみに~✋


余談3
作画安定しない…😭

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