スベルール

平日と休日の5日ー2日ってサイクルも身体は覚えてたりするのだろうか。
ぐっすり寝るつもりが割と早く目覚めてしまった。

メンタルもやっと平常運転に戻せたので、日中は何もなく、昼にタンメンが美味しかったくらいのことしかなかった。

夜、スキージャンプの混合団体を見ていたのだけど、
ルールがスベっていた。
多分公平性のために紆余曲折を経て落ち着いたルールなんだろうけど、失格が発生した国の人はもれなく白けた気持ちになっただろう。
陸上のフライングもそうだけど、素人目に見るとつまんなすぎるルールがスポーツにはある。
フライングは完璧なスタートを切れていた他者が次は劣ったスタートになっちゃうとか、結構その罪深さもわかる。やってしまった人に一定の悪さ、みたいなものもあるし、わざとできる可能性もなくさないといけないし。

しかし今日のこれは何だろな、抜き打ちだというのも解せないし、試技の後にやるのもいたずらに感情を上下させる感じが気に食わない。前にやってよく見とけばいいのでは?
日本に失格がなくても、競ってたノルウェーが急に脱落したら白ける。
やってしまった!という瞬間が見えないのも嫌。

でも仕方ないルールなんだろうということで、総括するならスベっていた、という印象につきる。
他のスポーツも、公平性が確立されたらスベってないかも確認してほしい

などと思っていたら、7/8しか飛べないのに最後2回のジャンプを残してメダルが見えてきた。
こんなん、漫画すぎるので急激にテンションが上がってしまい、齧り付いてテレビを見ていた。
そういえば小林陵侑の1本目の後、インタビューの受け答えがそつなくてカッコよかった。まだチャンスあるんで、と言っていたけど、嘘から出たまこと、本当にそういうシチュエーションに本人が立っていた。
で、あのヒルサイズぴったりの大フライト、もう感動して立ち上がって大喜びしてしまった。有言実行のもっと上のやつ。
即座にメダルは潰えたけど、かっこよさの余韻でずっといいもの見たな〜…としみじみしていた。なぜか家にケーキがあったのでそれ食べながら何回もハイライト映像見ていた。

スベってるルールだけど、その絶望感の反動でこういう作用もあるんだな。

あとは夜は旅程組んでいたのだけど、
全スポットの中で、ヒロイン関係なく一番行きたいのが帰雲城址なのだが、ここ行こうとすると鉄道ルートから普通に6時間くらいかかる。
車があれば、バイクがあれば…と思って、ふとチャリが借りれないかと思ったけど無くて、折り畳み自転車を買ってやろうかとサイトを巡回したけど、評価の高いやつは20万くらいするし安いとデカくて重いから無意味な時間だった。

旅程立ててみて初めて、こんなにも風雨来記通りの旅程が組めないのか、と痛感した。
公共交通機関でできる移動には限りがあるし、エンジンがあれば10分のところを歩くと1時間かかる。
富山前乗りからの南下で岐阜に入るルートだけは固定しているので、高山本線の北部から順に巡ると当然攻略ルートとは訪れる順番も前後する。
当たり前なんだけど、俺には俺の旅程、で組まないといけないんだよなぁ…

こんな感じのことを思って考えて、としているうちに夜も遅くなってしまい、あげくやたら眠たくなってきたので今日はもう寝る事にする。
なんせ旅程は始発ムーブで組んでいるし。

おそらく帰雲城址を諦めればスムーズな動きになる。
明日は一旦抜きで考えて3日目まで通せるか、通った時の満足感はいかほどか、その辺を崩落した山肌を直に拝むことと天秤にかけて決めていくことになりそうだ。

今日は旅程に必死で久々にスイッチを触らなかった。
明日からは行きたいスポットを風雨来記内で一度巡っておいて、実際に訪れた時の切なさ増大させる(事ができると予想している)作業もしないとだし、意外と時間ないな

皮算用:済