自宅待機でかける精神のブースト

実は、と言うほどでもないけど、自分は今コロナに罹患していて家を出られない。
今日は配食が届いたりで逆に稀な体験ができたな…とかはあったけど、当然外には出ていない。ここ数日ずっとそう。

じゃ何するって風雨来記4しかないんだけど、
今日は昨日までと違って、全ての情報を遮断してプレイすると決めていたヒヨ姉さん√をプレイし終えていたので、
Youtubeでしゅごしゅぎの配信アーカイブを見ていた。

(今更だけど、日記なのですごくネタバレを含みます)

思考が支配されるレベルでハマっていたのは知っていたけれど、
それでもこのレベルの感慨深さに陥ってるのは実は俺だけで、みんな意外とドライに考察してたりしたらどうしよう…という一抹の不安があった。

けど、まあそんなん杞憂で、
むしろ池ヶ原湿原でめちゃくちゃ大事なシーンなのにとりあえずまず写真撮ってるのとか全く同じリアクションで笑ってしまった、
いや、撮っちゃうんだよなありえないとわかっていても。

でもって、あの哀しい別れとかのシーン、ほとんど俺が思ったそのままみたいなリアクションで、面白いし驚きだしこのゲームの力はすごいし、
何より初見時の感情がそのまんまもう一回湧き上がってきて、感情がバカになってしまった。
それに、プレステならではのあの殺人的一行のテキストも読んじゃったし。
あれSwitchにも実装してくれよ、俺はもっとヒヨ姉のこと知りたいよ

昼、仕事の休憩中に見て、午後はずっとフワフワと仕事が手につかない感覚すらあった。
多分、自宅待機で誰との何の関わりもない日々を過ごしていたので、
普段ならあり得ない次元で内省的になっていて、
俺は風雨来記4を知ってしまったこの先の人生でどう生きるのか?
何を成し遂げれば風雨来記4くらいの事をしたと言えるのか?
そもそも何を仕事にしたいのか?みたいなめちゃくちゃ大きい自己分析になってしまって止まらなかった。

人と会わないと精神が加速する。
ホンマでっかTVで人に十分な食事などを与えて部屋に閉じ込める実験がヤバすぎてアメリカで禁止になった、みたいな学説を聞いたのを思い出したな。
風雨来記4も自宅から出れない単身の者に渡してはならない。

夜になって、Mリーグ聴きながらすごく軽い気持ちでスイッチ起動したけど、
なんかその精神の歪みが抑えられなくて、
本当に心の底から、別√を始めるのが無理すぎてスイッチのコントローラー持ったまんま廊下をうろうろしてしまった。
その間に何回か、渋川デスクから電話来てヒヨ姉の一言が聞こえるやつを聞いた。
あと一旦普段の自分を取り戻すべく親に電話とかもした。
そのくらい通常の精神への戻り方がわかんなかったな。

意を決して始めたけど、河口湖は当然身悶えしてしまったし
(あのピースのポーズが全立ち絵の中で一番好きかもしれない、愛おしすぎる)
流石に別√はないなと思って、1位RTAのチャートを拝借してその通り実行して4位エンドを見た。
次は1位も…と思ったけど、案外見つからない場所があったり手こずったので、
再び意を決して垂√を始めようと思った

…が、マジで落ち着いて椅子に座っていられなかったので、一旦全部の選択肢を正しく選んだ勝ち確のヒヨ姉√のセーブデータを読み込んで、
3回目の神社に行ったりキャンプでの会話を楽しんだりした。

これが驚くほど精神に安定をもたらしてくれて、すんなりと垂√に入ることができた。
この6、7個あるセーブデータのスロットが、ヒロ(俺)をいつでもヒヨ姉に会わせてくれる、という安心感がやっと通常の精神構造に戻してくれた。
同時に少しだけ我に帰って思ったけど、限界すぎないか客観的に?
別にいいんだけど。めちゃくちゃたのしいし。幸せならOKです。

垂には初見時に偶然カッパの説明はしてもらってたんだけど、改めて聴いて分かりやすさとアカデミックさが丁度いいからめちゃくちゃ面白いし、
ヒヨ姉くらい何かこの先秘めているものを見せてくれるという期待感込みで聴くとそのワクワクはかなり倍増した。
2つ目のスポットでどう楽しめばいいか完全にわかったので、止まらずもう4箇所目まで来てしまった。
解説のパートが面白いけどフルで聴くとかなり長いので、今日はこの辺にしておく。

まだ日記を再開して2日だからどうも思わないけど、
俺はこの先の人生風雨来記4をプレイしない日もあるだろうに、こんな調子で大丈夫なのか?とは思えている。
早寝を忘れていないだけまだセーフか。

皮算用:済