新旧は鍼灸で踏める

今日、初めて鍼治療を受けてみた。

受けてみた、というのは、特段悪いところがあるわけじゃないけど行ってみたと言う意味である。
不眠(本当にそうではあるが)を理由に治療してもらった。

ずっとうつ伏せに治療を受けるのだが、穴が空いてるタイプのベッドではなくて、
うつ伏せ用の枕みたいなのがあった。

これの使い方がずっとわからず、顎に当てていたら「それはおでこに当ててもらって」と中盤に言われた。

リラックスするための治療なのに、ずっと良くない力みがあった事になるので、損した気分だった。

肝心の鍼だけど、良く言われるような、何も感じない、とかではなかった。
ビビリの人は痛いと思うんじゃないか?というくらい感覚はある。
けど、チクっとするとかピリッとするとかは無いので、イテ!みたいな反応にはならない
おおおおなんか入ってくる!って感じ。
女性目線でセックスについて誠実に書かれているところで見かける表現だけど、
異物感
これが一番しっくりくる表現になると思う。
体内に自分の体でないものがあります!という感じ。
腰と足の腱に2本ずつ刺してもらった。

初めは上に書いたような感覚があるけど、ちょっとするともう刺さってんのかどうかも分からなくなる。
現に抜かれた時、いつ抜かれたのか全く分からなかった。
信じてもらえないだろうが「もう2本刺されたな」と思ったら、既にあった2本が抜かれていた。
鍼が2本しか登場しないのに、4本の誤差が生まれる事なんてあるのか???
あったんだよな、これが

鍼はすぐ抜くわけではないので、そのままマッサージもしてもらった。
これはもう、シンプルかつ最高に気持ちよかった。
いつも凝ってる部分を知ってるかのようにダイレクトに揉み解してもらい、気持ち良すぎてマスクに涎が垂れていた(うつ伏せなので)。

足が冷えていますねと言われて足に刺されたのだけど、抜いてもらった後、本当に足が温かくなっていてビックリした。
腰は何に効いてるのか分からないけど、肩はバツグンに軽くなってるし、気分が良すぎてニコニコしながら医院を後にした。

これは、また行っちゃうだろうなー
何か大事なイベントの前に行きたい。旅行とかか。今週旅行だったらよかったのにな。

皮算用:済