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なぜ温められる?電子レンジ#2

ご覧いただきありがとうございます。

さて、前回の記事では電子レンジは電磁波(電波)で食品中の水(水分)を振動させて、その振動による摩擦熱で温めているということを紹介しました。
そこで今回は電磁波を生み出しているマグネトロンの仕組みについて書きます。

説明のために、画像をTDKの「電子レンジの仕組みとは?加熱の原理や基本構造を解説」から引用しました。

マグネトロン

マグネトロンとは磁石がある真空管で、電子が陰極から出ると磁石の磁界の影響で本来、陽極に向かうはずの電子がローレンツ力(電子は磁石があると曲がります、この曲がる力のこと)で陰極の周りを回ります。電子の回転が空洞共振(空洞に振動するものがあるとある周波数で共鳴します)が起こし、そのエネルギーをアンテナを用いて電磁波(電波)として取り出しています。

今回は少し理系の知識がないと難しかったかもしれません。

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