AI技術について考える(クリエイター視点)

反AI派の意見が正直感情先行しすぎてわかんなくなってきた話

テキストやイラストをAI自動生成されるのが割と珍しくなってきた昨今。反対意見も多くAIというだけでアレルギー反応何かのように烈火のごとく怒りだす人も少なくない。というか正直話題にあげるのが危ないレベルになっている。

ただ、憎むべきモノは技術だろうか?
私はAI技術そのものを否定するようになってはおしまいというか、そうなってはもう会話にならないな……というのが素直なところ。いやだって、AIで勝手に絵を盗まれるのが嫌だ~AIが~AIで~とか常にAI自体を敵視する論調になるけども、

アナログ手書きで盗作しようがAIで盗作しようがどっちも悪いに決まってんだろ

としか言いようがないので、正直ツールの使い方の問題であって人間の方の問題である。坊主憎けりゃけ袈裟まで憎いという話でしかなく、AI技術そのものを否定するのは正直感情でしかものを言っておらず、まともな会話が出来ないのかな……という印象になってしまう。

AIのメリット

  1. 時間をかけずにイラストを作れる

  2. 他の作業をしながら使える

AIの懸念点

  1. 権利問題

  2. 細かい調整が難しい

AIについて筆者はどう思うのか

イラストで言うと表情の差分とか、手の位置とかそういった細かい違いのイラストなんかはAIに大量のパターンを作ってもらえたら一つの絵に描ける時間が減り、いろいろな仕事に手を広げやすくなると思う。もちろん不自然なところは本人が修正していけばいいし、あくまで自分の作業補助という意味ではとても優秀なツールであると考える。
ただ現実、版権物だろうと構わず学習対象として読み込めてしまうし、それを世に出してしまう以上法整備と倫理の方が全く追い付いてないのが現状でもあり、その問題をクリアしないまま便利だから使う!というのもまた違うし、心象が悪くなるのも確か。
結局のところ「時間をかけずに」というのが「時間をかけずに他人の作品を勝手にパクれる」という認識で使ってる奴が問題である。何なら自分のものだと言って世に出してくる馬鹿がいる始末。そういう奴らが決して少なくないからこそ印象が悪いし、なんなら筆を折ってしまうクリエイターガイル現実はしっかりと受け止める必要がある。AI技術を肯定することが「盗作を肯定すること」にはイコールにならないし、AIを否定したからってそれらが表に出てくる前から作品の盗作だの権利侵害の問題はある。

AIだろうがデジタルだろうが手書きだろうが、権利侵害は悪

何でもAIのせいにするのはそれこそまずいよね、という話。

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