ぼやき(追記あり)

自分のネトゲ歴は15年ほど。初めてプレイしたのが「ルーセントハート(ルーハー)」というゲームでした。なぜそれを選んだのかはもう覚えていません。その後、ルーハーから「モンスターハンターフロンティア(MHF)」や「ファンタシースターオンライン2(PSO2)」をプレイしつつ、フレから誘われてFF14を始めました。

MHFやPSO2について、調べるとわかりますが、運営が酷いものでした。先日、Xで「昔のMMOは~」という話題があり、「運営を敵として見ていたよね」というポストがありましたが、まさにその通りで。
運営に対して文句を言いながらゲームをプレイするのが当たり前で、かつ、地味な嫌がらせや迷惑行為をするプレイヤーも多かったです。それでも、運営に対する怒りの方が迷惑プレイヤーに対するそれよりもずっと強かった気がします。
 迷惑プレイヤー<<<運営 みたいな。
なのに、私自身当時はリアルでもいろいろあって、この二つのゲームを「やめたいのにやめられない」という依存状態に陥っていました。

一方でFF14の場合は
 運営<<超えられない壁<迷惑プレイヤー
でした。高難易度コンテンツに行かなければ、迷惑プレイヤーに遭遇することはほとんどないため、徐々に精神的にも落ち着いていき、ネトゲはこれ一本になりました。INは毎日するけれど、あの頃のように、常に怒ったり、空回りして、虚しさでいっぱいいっぱいになることもなく、純粋に「趣味の一つ」になるまで余裕を取り戻し、とても平穏な日々でした。
毎月課金をするようになったのは、紅蓮前のナギからです。暁月前後からは、リテイナーもフル課金してました。リアルイベントは、結局一度も行けずじまいでしたが、エオカフェは何度か楽しみました。
しかし、黄金のレガシーを経て、「超えられない壁」は完全に崩れました。

一番の原因はやはりグラフィックスアップデートです。
2年前の告知から始まり、途中経過の様子、ベンチマーク第一弾、第二弾と、この間に何度もフォーラムに意見を投稿してきました。スレッドを見れば分かる通り、多くの人が「何をどうしてほしいのか」を文章や画像を用いて細かく指摘しています。そして、その内容のほとんどは幻想薬ではどうにもならない部分です。
ですが、Y氏の対応はというと

  • ベンチマークに対する声明()では、いつも以上に回りくどい言い回しと、要領を得ない表現を多用しており、言い訳がましい

  • ベンチマーク修正前のPLLで提示された比較画像は、まるで詐欺グラフのように「同じ条件ではない比較」であったこと

  • 幻想薬ではどうにもならないフィードバックがほとんどである中、では「幻想薬で調整してください」とこれまでのフィードバックをまるで無視するような物言いをする

  • 黄金前最後のPLLでは明らかにキャラクターグラフィックに関して目を逸らして話題にせず、朗読会でもやたらと草や石畳を推す

  • キャラクターのポリゴンを変更したにもかかわらず、そのことをパッチノートに記載していない

と、これだけでも十分不誠実に感じますが、更に8月6日現在においても何の声明もありません。 ※あったようです。最下部に追記

それでも私は、黄金の正式リリース後もしばらくの間、Y氏の態度を受け入れることができませんでした。「きっと会社の方針で、今までのような誠実な態度が取れなくなったのだろう」と自分に言い聞かせていました。
まあ、今では、そんな気持ち悪い心配は一切していませんけど。
また、私はベンチマークの差し替えすらパフォーマンスだったのではないかと感じています。よくある「悪いものを先に見せることで、後のものが“良く”見える」という手段を狙ったのではないかと。そして、修正に時間を要したのではなく、フィードバックを反映させないタイミングまで引き延ばしただけなんだろうなと。そもそも、ベンチマーク第一弾の出来や声明にあった理由は、素人目にもあり得ないものでした。何をどうすればそんなことになるのか、むしろわざとそうしたと言われた方が納得できるくらいです。では、なぜわざとやったのかと言えば、そういうことだったのではないかと考えてしまいます。

「運営を敵として見ていたよね」
そういう環境が嫌だからこそFF14を選んで来たんです。
また運営が敵になるゲームなんて遊びたくないっつーの
それでも、グラフィックが無事だったなら、今後一切の公式情報をシャットアウトして、ひたすらオフラインゲームのように楽しんでいたと思います。

FF14にしかない美しい景色、キャラクター、音楽、ストーリー、すべてが大好きでした。
でも、もう、そのどれもがありません。
美しい景色はバグだらけ、ハウスは汚くなり、キャラクターは不細工に改造され、黄金では心に残るようなBGMもなく、ストーリーは多方面で指摘されてる通り。現在は問題のない?NPCたちも、アップデートが適用されればどうなるかわかりません。
黄金のレガシーとは一体何だったのだろう?
強いて良い点を挙げるなら、「冒険は暁月で終わった」と思えるタイミングが得られたことかもしれません。

最後に、自分とプレイヤーキャラクター(自機)についてのぼやきを少し。
フォーラムでも「キャラクターそのものがコンテンツだった」という意見がありましたが、本当にその通りで。
私にとって、自機を通して見るFF14の世界は、美しい景色がより鮮やかに、より美しく、楽しく、満たされたものでした。あえてマウントを使わずに、グリダニアからウルダハへ、あるいはラノシア全域、第一世界、サベネア島などを何度も散歩しました。その中で、ふとした美しい景色に足を止めてスクリーンショットを撮影したり、ハウスから出た時にたまたま見えるミストの美しい夕焼けに心を奪われたりしました。
日々のコンテンツ周回も、大好きな自機を操作しているからこそ苦痛ではなく楽しいものでした。

8年近く当たり前にあった特別な毎日が終わってしまいました。
今までありがとう。
でも、まだあの世界に居たかったな。
こんな形で離れたくなかった。

 
 

※追記
この記事を公開する少し前に、フォーラムに運営からのレスがあったみたいです。

運営のレス ※問題があればこの画像は削除します

本来、運営からのお知らせがあれば専用のスレッドが立つものですが、今回はユーザーが立てたスレッドへのレスポンスだけでした。プレイヤー全員に関係する内容なのに、専用スレッドを立てないどころか、ロドストやXにも告知しない運営の姿勢には本当に呆れます。また印象の悪い手段を取ってどうするの。
しかも、また突っ込みどころ満載の文章。1件1件確認しているとは言うけれど、開発が見る前に運営がフルサポート()した分についてはどうなっているのでしょうね?
8月下旬にある”かもしれない”お知らせは恐らく、「今後とも対応を検討いたしますので、引き続きフィードバックをお寄せください」といった、結局何もしないけれど思わせぶりなことを言うだけではないかと思っています。そうでないことを祈りたいですが、そこまでの信用は既に無い。

もし、万が一、ほぼあり得ないけれど、旧グラフィックを復活させるような事態になった場合には、しっかりと「どうしても戻してほしいというお声がありましたので」といった具合に、ユーザーのせいにすることは欠かさないでしょうね。

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