あるママの話

まるでひどい二日酔いのようにだらしなくても不機嫌でふてくされた態度をしても
嬉しそうに笑顔で名前を呼んで歓迎し
「あなたは悪くないよ!私はわかってるから」と慰め
原因である相手には
「こんなに頑張ってるのになんてひどい!」と非難し
弱音を吐いたり泣きついたりすれば
「いいんだよ。頑張ってるのかわってるから大丈夫」
頭をなでるようによしよししてお仕事を称賛します

 

私は紅蓮でママになった元ママです。
黄金のレガシーで目が覚めたうちの一人になりました。
巷では騎士団とか信者とか言われてますが、私には同担拒否ならぬ同担しか認めないママ友コミュニティに見えました。

ママたちは新しいママを迎えることにも余念がありません。
新規プレイヤーには積極的にアドバイスを送ったり
ストーリーの山場を迎えれば「行ってらっしゃい!」
終われば「わかる~!」と共感してあげます。
そうして新規プレイヤーは
「こんなに素敵な人たちに囲まれるなんて!」と嬉しくなり
新しいママになります。

しかし、めでたくママになれたとしても不満は言えません。
どうしても言いたいならそれ以上の称賛をしなければなりません。
なぜなら他のママが不満を許してくれないからです。
どこからともなく嗅ぎつけてきては
「嫌ならやめればいいのに」
とあんなにちやほやしてくれたのに急に冷たく突き放してくるからです。
それが怖くてどんどん小さな不満も言えなくなっていきます。

そんなコミュニティを当人は誇らしげに胸を張って言います。
「世界一のコミュニティ」だと。

 

私はもうコミュニティにも、嫌悪感持ちながらゲームを続けることも、自分より年上の人を甘やかすことにも限界が来ました。
残ったママたち、頑張ってください。
ただ、今後公の場でだらしない態度やふてくされた態度をしたら「みっともないよ。ちゃんとしましょ」くらいは言ってあげてください。

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