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金曜夜のカフェで、元彼を思い出す


金曜日の18時に、コメダ食堂に1人で入った



ちょっとした空き時間に、1人で落ち着ける場所を探したのだけど、金曜夜の駅近のカフェはどこも人がいっぱいだった。

地下街にあるこのお店も、地下の空間を最大限活用してぎゅうぎゅうに席が並べられていたけど、ほぼ満席状態。

入店して想像以上の賑わいにちょっとびっくりしていたら、奥の小さい2人がけの席にすぐ案内してもらえた。

すぐ隣の席ではサラリーマンらしき男性2人組が、何やら契約書を作成している。


お腹は全く空いていなかったけど、とりあえずバナナジュースとミニシロノワール



昔元彼とよく来たなあなんて思い出したりした


普段のなんてことない生活を、報告できる人がいない
ちょっとした気持ちや感動を、リアルタイムで共有できる人がいない

別れてから時間は確実に過ぎ去って、
写真も消して記憶や匂いは少しずつ薄れているはずだけど、
やっぱりまだまださびさい



私のことを1番に好きで、たくさん想って、たくさん話を聞いてくれる存在がいないのがつらい!!

どこも人がいっぱいいてね、何個かカフェも覗いたけどどこも満席でね、みんな誰かと来てて楽しそうで私は寂しくなっちゃってね、だからよく君と来たコメダに入ったの
そこでバナナジュースとミニシロノワールを頼んで食べたんだよ
頼んだはいいけどお腹いっぱいで全然食べられなかったんだよ

って話を聞いてほしい

そうか、近くに居られなくてごめんね、今度は一緒に行こうね、1人でバナナジュース飲んだんだね、かわいいね

って言ってほしい


まだまだ引きずってるのでしょうか

それともただ単に今日は思い出しちゃう日なだけでしょうか


そうであってほしい

数日経ったらけろっとこの失恋も笑い話にして1人でも元気、
人生ハピネス!

っていつもの能天気な自分になってほしい



時間よ時間よ


早く私の中の彼との記憶をただの過去の想い出として処理してこの気持ちを消化し切ってくださいな

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