#10【飲食店経営】「陰陽道理論」: 進化、成長、拡大と逆行する方針。

自分がまだ雇われで働いていた頃に、
尊敬する大先輩達のうちのお一人が、未熟な僕に話してくれた「陰陽道理論」っていうのがありまして。
これが当時の僕にささりまして、
今の自分のお店の営業方針に結構影響してるわー
って常々思ってるんです。
ちゃんと理解できてるかわからないので、
あくまで想像の域内ですが、ざっくり自分なりの解釈を言語化してみますと、

たとえば、
・「マスマネージメント」と「マイクロマネージメント」
・「ポジティブ」と「ネガティブ」
・「多店舗」と「独立店舗」
とか、
そんな感じの対象的な要素。
色々でてくると思うんですけど、
これらを
「陽:外巻きの力」と「陰:内巻きの力」
って大先輩表現されていて、
これのバランスが重要みたいです。

なんとなく雰囲気での、バランスが崩れた時の具体例ですが、

飲食ビジネスにおいて、
・多店舗展開(陽)に重点を置きすぎた為に、
結果個々の店舗のクオリティが下がるとか。

・自分本位の思考(陰)に重点を置きすぎた営業内容にした為に、
結果お客さんついていけないとか。

・新店(移転)オープン時にイケイケドンドンでキャパ以上の営業(陽)しすぎた為に、
結果クオリティを担保できず、お客さんリピートしないとか。

・同じ目標に向かって進むチーム内のメンバー個々の属性も、バランスが大事なんだそうです。
なんか、想像したら色々思いつきそうですね汗

自分の場合は、
独立する時に漠然と掲げた理想の性質や、
自分のパーソナルな性質が「陰」であり、「内巻きの力」がOSになってると思います。
なので、ワンオペ、独立小規模店舗、日常食、完全予約制、インターネット上での自発的な訴求を行わない等々の施策を行ってるんだと思います。

有名になろうとしない。
適正評価以上に儲けようとしない。
より高品質、高単価の料理を追求しすぎない。
とか。

でもこれって、今議題になってる「陰陽道理論」的にバランス悪くないかな?
陰の力が強く働き過ぎてないかなって。
この説明はどうしよ。。。
って考えながら通勤中につき、駅の構内をスタスタ歩いてたんです。

んん?

自分が今までに、
いろんな感情を抱きつつも対応させて頂いてきた、
お客さん達、
そのお客さんのアイデアや、ポジティブな意味でのワガママ、リクエスト、ご新規のご紹介とかって「陽」の力なんじゃ?
これ書いてて、ひょっとしたら気づいちゃったかも。

自分の存在≒ふるまい≒ワガママとか

お客さんの存在≒ふるまい≒ワガママとか

丁度「陰」と「陽」の関係性になってて、
それでバランスがとれていて、
今まで生き残る事ができたのかも。

たまに無意識的にも気乗りしなかったりする時もあるけど、
陽サイドと思われるところからふりかかる、色んな要素も、
この理論に乗っけてポジティブに受容してみようかな。
って。
ちょっと前向き思考が芽生えた。

そんな外巻きのお話でしたとさ。




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