★「実地指導」から「運営指導」へ

今年度から、「実地指導」が「運営指導」に変わりました。
「実地指導」は、介護保険事業者が適切な事業運営をしているかを
行政担当者が実際に現地に行って確認することを指していました。
では、「実地指導」から「運営指導」に変わることで
具体的に何が変わるんでしょうか?
ポイントは大きく2つです。
1つは「指針の見直し」で、
もう1つは「新たにマニュアルに盛り込まれた内容」です。

指導指針の見直しのうちポイントになるのは
①運営体制や報酬請求については実地ではなくオンラインで
実施できること。
②実施頻度を指定の有効期間内(6年)に1回、居住系サービスは
3年に1回以上実施するのが望ましいこと。
③指導の標準化・効率化を推進すること。
(指導担当者の主観にならいようにしたり、
記録や書類をパソコンのディスプレイ確認でOKなど)。

新たにマニュアルに盛り込まれた内容は、
①指導担当者の態度。
②運営指導の在り方。
③根拠に基づく指導の実施。
④時間を守る。
⑤出席者の緩和。
・・・などなどです。

詳細は記載しませんが、要するに、
オンラインで出来ることはオンラインで、とか
担当者ごとに言ってることが違うとかダメよ、とか、
威圧的な態度とかあり得ないから!とか、
現場に配慮してなるべく短い時間で必要な人だけに対応してもらって、とか
・・・etc.

僕も全国で100回近く対応した経験があるから
良く分かるんですが、
確かにいるんですよね~
めっちゃ上から目線で、偉そうな人。
隠し撮りしようと思ったこと何回あることか(笑)
でも、きっと実際に録音した人いるんだろうなあ。
だからこんな内容がマニュアルに載っちゃうんだから。

このことに限らずあらゆる場面において
ハラスメントに関する意識を高める必要がありますね(^-^)/

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