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共依存夫婦の特徴&克服方法とは?

復縁・恋愛カウンセラーの宮脇拓哉です。

あなたは共依存夫婦という言葉を聞いたことがありますか?

共依存夫婦とは、夫婦ともに互いに干渉し合っている夫婦を言います。
そこで今回は、

共依存夫婦の意味
共依存夫婦の結末
共依存夫婦の特徴
共依存になる原因
克服するための解決法

についてみていきたいと思います。健全で円満な夫婦関係になるために是非この記事を参考にしてください。

「共依存夫婦」とは?

カップルなどでお互いに依存し合っている方達が結婚した状態を共依存夫婦と言います。

では、普通の夫婦とはどんな部分が違うのでしょうか?
これから詳しく見ていきたいと思います。


その前に、共依存夫婦のままでも良いんじゃないか?
という方もいるかもしれませんね。そこで、共依存夫婦の結末について見ていきたいと思います。

共依存夫婦の結末

共依存夫婦はお互いに肉体や精神が健康なときには、
続けられるかもしれません。

しかし、どちらかが鬱病になってしまったような場合、乗り越えることが出来ず共倒れとなってしまいます。

そして、共依存夫婦という状態に手の施しようがなくなってしまったときに、離婚するしかなくなってしまうのです。

共依存夫婦の状態を認識し、改善することによって、円満な夫婦になることが出来ますので、もし、共依存夫婦の傾向を感じたら是非、この記事を元に、共依存状態から抜け出した方が良いのです。

では、共依存夫婦に見られる10の特徴についてみていきたいと思います。

共依存夫婦の特徴1. 相手のことを干渉したり、束縛したりする

共依存夫婦は、お互いのことを全て把握していないと常に不安を感じてしまいます。

そのため、普通の夫婦にはありえないような、細かいことまで干渉するようになります。お互いを束縛し、自由をなくすことで安心感を得ようとするのです。それを愛情と勘違いするのが共依存夫婦の特徴です。

共依存夫婦の特徴2. お互いに自分よりも相手を優先してしまう

どんなに大切な用事が入っていても、相手の都合に合わせます。
なぜなら、もし他のことを優先してしまった自分に愛想をつかされたらどうしようという不安や、「いつでも一緒にいたい」という依存心からきています。

自分のことをちゃんとできたうえで、相手を尊重することが、共依存夫婦にはできません。

共依存夫婦の特徴3. 付き合っている時から両者とも依存体質

お互いを束縛し、依存しあっている夫婦は、結婚する以前からと言うケースも多いです。相手に依存してしまう人は、それ以外の愛し方がわからないため、結婚してからもそのスタイルを崩すことができなくなっているのです。

また、お互いに依存体質なタイプの場合、共依存夫婦になりやすいです。

共依存夫婦の特徴4. パートナー以外の他の異性が目に入らない

共依存夫婦は、お互いのことで四六時中頭がいっぱいなので、浮気を考えることはありません。

浮気をしないように気を付けているというよりもその発想がありません。お互いが共有する時間も多く、そういった場に行く機会も滅多にありません。

共依存夫婦の特徴5. 自分一人では何もできないと感じている

お互いどっぷり依存しているので、片方が欠けるという状態が想像できません。2人でいることに慣れているため、1人で判断することや、行動することを不安に感じてしまいます。

どんな些細なことでも妻や夫と共有することで安心し、それが一番正しい選択だと信じ込みます。

共依存夫婦の特徴6. 二人共、被害妄想が激しい

共依存夫婦は、お互いに束縛し合っている結果、異常になレベルで束縛しています。

この束縛は自分に自信がなく、いつか相手に裏切られるのではないかという不安からくる行動です。

妻が1人で買い物に行けば、浮気を疑い、疑う理由がなくても冷静ではなくなります。少しでも気になる事があれば相手を問い詰めたりと、勝手な被害妄想を膨らませるのです。

共依存夫婦の特徴7. 相手が明らかに悪くても自分が悪いと思ってしまう

共依存夫婦は、相手がいなくなることを一番に恐れています。
そのため、どう考えても相手に非がある場合も、自分に原因があると考えてしまうことがあります。

相手の非などどうでもよく、とにかく相手がいてくれたらそれでいい
と思うほどに依存しているのです。

共依存夫婦の特徴8. 独占欲が強く、パートナーにも依存して欲しいと考える

とにかく不安で、相手を独り占めにしたい。そして相手からも束縛されたいと思っています。普通だったら度が過ぎた依存は、うんざりしますが、共依存夫婦にとっては居心地が良いのです。

依存する、束縛するということは、それほど自分を愛してくれていることなんだと解釈します。

共依存夫婦の特徴9. パートナーがいない人生は考えられない

共依存夫婦にとっての一番の願いは、お金や美味しい食事ではなく、妻や夫がずっとそばにいてくれることです。お互いの出世や目標などは二の次で、とにかく自分の不安を埋めてくれることを望んでいます。

愛しているからそばにいたいというよりは、妻や夫を独占し、安心していたい心理が働いているのです。

このように聞くと聞こえは良いのですが、根本部分の動機がネガティブな部分に病理が潜んでいます。

共依存夫婦の特徴10. 相手の要求を断れず、なんでも受け入れてしまう

妻や夫が自分から離れることを、一番に恐れています。

そのため、どう考えてもおかしい要求もすんなりと受け入れてしまうのです。全ては相手を失って、自分が傷つくことが耐えられないからです。

それによって、お金がなくなろうとも構いません。
全ては相手が判断基準なので、冷静な判断が出来ないという問題があります。

共依存夫婦になってしまう5つの原因とは?

出会った時から依存しあう関係だったかといえば、
そうでないケースもあります。

実は、共依存夫婦になる可能性を秘めている人には原因があります。ここからはそんな、共依存夫婦になる原因を5つ紹介していきます。

共依存夫婦になる原因1. 自己肯定感が低く、自分に自信がない

自分以外の誰かに、異常な依存をするのは、
「現実に、何かしら満足がいっていないから」
という理由があります。

共依存夫婦は自分に対してネガティブであり、
そんな自分を受け止めてくれる相手を離したくないのです。

全ては自分のため、自分が誰かに認められたいという
自信を持ちたいがために、妻や夫を異常なまでに独占しようとします。

共依存夫婦になる原因2. 極度のさみしがり屋で依存体質だから

相手に依存する人の特徴として、1人でいることが苦手な人が多いです。
1人の時間を楽しむことができないため、
常に誰かがそばにいてくれることを望んでいます。

基本的に何かに依存していないと落ち着きません。

子供のころの家庭環境や、心理的な問題を抱えている
人もいるので、自分で分かっていても克服が難しい場合もあります。

共依存夫婦になる原因3. お互いに恋愛経験が少ない同士のカップルだから

依存する人の原因の一つとして、
どういうふうに恋愛をしていいのか理解していない場合があります。

今までの異性との付き合いが少ないなどから、
愛し方が分からないのです。

「恋愛とはこうするものだ」

と間違った理解をして、そのまま正しい愛情表現ができず、
依存して束縛するという方法に至るのです。

共依存夫婦になる原因4. 心配性ですぐ不安に思ってしまうため

妻や夫を愛しているからこそ、相手を信じてあげたい
という一般的な夫婦に比べ、

共依存夫婦はお互いを心から信用することができません。

そんな相手にもし裏切られたらと、
いつでも不安をかかえ、異常な心配性ぶりを見せます。

不安に思ってもどうしようもないと、
考えることが出来ないため、いつでも目先の安心を求めてしまうのです。

共依存夫婦になる原因5. 二人で過ごす時間が長すぎる

夫婦で共有する時間が多いことで、どんどん周りの世界が見えなくなることも原因です。お互いのことだけに興味を持ちすぎることで、他の人との付き合いがおざなりになってしまうのです。

また、それが当たり前だと思っているので、
自分たちの生活に疑問を持ちません。

お互いに悪影響でも“共依存”しているため、離れることが出来ない

お互いに依存し合うことは、思っている以上に生活に支障をきたし、長くは続きません。例えば、仕事をしたくても、手元に置いておきたいからという理由で、仕事もままならず、生活が困難になってしまうこともあります。

とはいえ、お互いの監視が強いので、離婚を考えたとしても、中々離れることが出来ない部分はある意味メリットと言えるかもしれません。

とはいえ、お互いに心の底から信頼しているわけではありませんし、
健全な毎日を過ごしているわけではないので、幸せな毎日とは言いがたいでしょう。

一番良いのは、離婚しないまま共依存夫婦を抜け出し、健全で楽しい毎日を過ごす夫婦になることです。

では、これから共依存夫婦を克服する5つの方法についてみていきたいと思います。

共依存夫婦を克服する5つの方法その1:お互いの距離感を話し合う

冷静に気持ちを伝えあうことで、依存症を克服していくことができます。

あくまでもここは、感情的になるのを抑えて、どうしていくのがお互いにとって良いことなのかを話し合うのが大切です。

共依存夫婦を克服する5つの方法その2. お互い話し合った上で、期間を決めて別居をしてみる

少々強引な方法ですが、思い切って距離をとってみるのも良い方法です。どうしても一緒にいるとお互いに依存してしまうクセが出てしまうため、克服するのが難しくなるからです。

別居する期間を事前に決めておくことで、心配性の症状も普段より抑えやすくなります。別居と聞くと、終わりのような感じがして不安を感じてしまうかもしれませんが、今後夫婦で長く過ごしていくための大切な時間になるでしょう。

共依存夫婦を克服する5つの方法その3:夫婦生活以外の私生活を充実させてみる

お互いにしか目がいかなくなってしまっているのも、共依存夫婦の状態を悪化させている原因の一つです。

個人で楽しめる、お金のかからない趣味だったり、友人と一緒にできるスポーツなどにチャレンジしてみましょう。

ふと自身の依存がちっぽけなものに感じ、少しずつ相手との良い距離感が取れるようになります。とにかく目の前の趣味にだけ集中できるようにするのがポイントです。

共依存夫婦を克服する5つの方法その4: お互いに自立する意識を持つ

「ちゃんと個人として、存在していく必要がある」ということを意識してみましょう。離婚をして離れるなどの物理的な意味ではなく、大人として、精神面を自立できるようにするのです。

いつまでも共依存夫婦のままでは、いつかお互いが苦しくなってしまう時が来ます。そうなって離婚するなどの事態を避けるためにも、自分自身に自信を持ちながら生きていけるようにしないといけないのです。

共依存夫婦を克服する5つの方法その5:本当に治らない場合、友人に相談する

二人で、共依存の改善に取り組んでみたが、うまくいかない場合は、友達やカウンセラーに頼るのも一つの方法です。第三者が入ることで冷静な判断を取り戻すことができるようになります。

夫婦関係を客観的に見つめ直すためにも、他の人から意見をもらうことは大切です。特に結婚している友達から聞くと、具体的な意見を聞くことができます。

共依存夫婦状態は、気付いた時には簡単に克服できなくなってしまっている場合もあり、完全に克服するまで時間がかかってしまいます。
共依存によって夫婦関係が破綻する前に、お互いのために原因などをしっかりと理解し、円満な関係に立ち直れるように工夫していきましょう。

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