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Hump Backを知ってるかい?

50才になってやりたいこと

 Hump Backのライブに行きたいと思ってしまった。なんのきっかけだったか…軽い気持ちでSpotifyのお気に入りに曲を入れた。大阪城ホールのライブ音源だった。ハスキーな声で「歌を歌いに来ただけじゃない!」と なんとか取り繕ってきた日々に熱を灯してくる。

 ある日、娘の携帯から同じ曲が流れてきた。同じ「拝啓、少年よ」が好きらしい。けれど、「煽りがいらない。曲だけ聞きたいんだよね〜。しかも長いし。」と言ってくる。
笑えた。
いつもHump Backが流れてくると、その煽りを二人で真似しながらニヤニヤするようになった(もちろんうろ覚え)。
 
 久しぶりの里帰り。故郷を目指すレンタカーの車内にも、聞き覚えのある煽りが きた!ランダムで流しているので(Spotifyの中の人分かってるね〜)という感じ。二人でニヤニヤしながら、煽りからの熱唱。

 私は、とうとうHump Backのライブチケットを購入した。二人分。
 
最初は、5月3日(火)のワンマンを狙っていた。どうしようか悩んでいるうちに、売り切れてしまった。大阪城音楽堂デビューもしたいと思っていたから、同じ場所で5月4日(水)にHump Back主催の対バンが入って(これや!)ってなった。他の出演者は知らなかったが、1つは長崎のグループらしい(帰省した故郷)。あと+1グループ追加されるらしい。

 知らないと言えば、
「私ら、1曲しか知らんのにライブ行っていいんかな?この曲せんかったらどーする?」
「それは、いややな。やるやろ?」「やってほしいな。」という会話を繰り広げる親子。ぎり、薄っすらと2曲目に手が届くかというくらいの最弱加減。

 カラオケでも、めっちゃ二人の中で盛り上がる。50才だから、好きな曲でも全部覚えてるとは限らない。子を頼りに、全力歌唱。
「楽しみやなぁ…」


そして今日、濃厚接触者となり
俺らのHump Backは泡と消えた…

娘ががっかりしている。
私もだけど、「別に諦めてへんで。Hump Back、いっぱいライブしてくれてるから、またチケット取っていくし。」と声をかける。

じつは、Hakubiとのやつも気になってるし。(あぁ…もぅ泣かないで…)


 5月1日(日)あと1グループが発表された。四星球だ… ぜったい楽しいやつやん… 行きたかった… 

 何年か前の♀フェスで、初めて四星球と花団を見た。四星球は、ダンボール工作や縄跳びが印象に残る。観客を 巻き込んでの大縄。目標が達成されると謎の一体感。あの時は、オモシロみしかなかったが、最近になって「知らぬ間に始まった人生が、知らぬ間に終わっていく〜」というある曲の一節が
身体にしみじみ染み渡る。花団に関しては、ずっとふざけていたのに24時間テレビを模した流れで、「サライ」を歌っていると武道館にいるような錯覚と感動があり我ながら謎すぎた。

とにかく、ナイス対バンすぎる。



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