【即興空想短編】僕たちの厨ニ小説(2)
「フォカシ、小説 書いてたんだ。」
駅まで歩いてる間、俺は久々に会った友人について、考えた。あいつに会うのは、中学の卒業式以来か。高校の文芸部でもあの話 書いてるらしいし、すげぇ、俺は何してるんだろ。
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フォカシ、って友人のあだ名は、大森タカシだから、フォレストタカシ、フォカシ"。あまりに馬鹿っぽいノリだから、そう呼んだら2人とも自然に笑えてくるあだ名だった。
そんなフォカシは今日、俺のことを"ゴートン"のまま、呼んでたな。俺の名前は"後藤"だから、読み方をアレン