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片手剣解体新書(MHRSB)

ドーモ、皆さん。八咫鎌鼬と申します。
今回はこれまでサンブレイクをプレイしていたけど初めて片手剣を触る方向けに、片手剣のビルドとその使い方について解説します。

片手剣は抜刀アイテムと広域化を組み合わせたヒーラー(広域については頻繁に炎上しているのでこの記事では一切扱いません)や、麻痺と乗りと罠での拘束など、低威力なサポート武器だと言うイメージを持つ方が多いようです。しかし実態は要点さえ押さえれば充分に火力が出せる上、柔軟に局面に対応できる武器。未だ真髄に至らない僕ですが、皆さんが片手剣道の第一歩を踏み出すお手伝いができれば幸いです。

今記事の最終更新日は2024/1/31であります。また、僕自身の個人的な意見が多く含まれているため、よくよく調べてみると頓珍漢なことを言っているかもしれないことを御了承ください。ご指摘、ご質問などあればコメントいただければ対応いたします。

私事で恐縮ですが、2024/1/29にMR999を達成しました。これである程度この記事に説得力が出てきたかなと思います。


0.片手剣ってどんな武器?

まずは片手剣の特徴を列挙してみます。

生存力が高い

剣戟の間の後隙が短くコロリン回避がしやすいのが一つ目のメリット。はやめに危険域から離れてしまうことができる。ほかにも巧撃みたいな回避がトリガーのスキルをコンボ中にスムーズに発動できるとうまぶれてたのしい。

もし回避が間に合わなかったり、範囲が広くて回避しきれない攻撃が来たときはガードができるのも大きなメリット。ガード性能は低いからメインに据えることはできないけど、保険として意識しておくと命を拾える機会が増える。

ほかにも後述するバックステップは出せる状況が限定的だけど、無敵時間が非常に長いので実践に取り入れられるとより生存力が高まるからオススメ。

抜刀中にアイテム使用可能

片手剣は納刀抜刀が早いから一見大したことなさそうに見える。だけどとっさに粉塵を撒いて仲間を救ったり、罠や閃光玉で危険な行動を阻害できたり使ってみるとつよい。よく使うアイテムはショートカットに登録しておくと探す必要がなくなっていい。

SBでは特に、納刀で効果が切れるスキルが多いからそれを維持できるのもじわじわ効いてくるメリットだとおもう。

管理するゲージが少ない

片手剣で気にしなきゃいけないゲージはぶっちゃけ斬れ味だけ。他武器みたいにゲージ溜めて強化施してやっと攻撃できますみたいなやつがないです。裏を返せば強化が切れて火力DOWNなんてこともない。最初から最後までトップギア。

リーチが短い

新しい作品が出るたびにマシにはなってるんだけど、それでも短い。モンスターの0距離地点を陣取ることになるからなれるまでたいへん。

つまり?

最大接近距離でコロリン、バクステ、ガードなどの回避行動、風車や昇竜撃といった反撃行動を駆使して攻撃をいなし、細かい隙に連撃を叩き込む。外からみればそのやり取りはたいへん細かく地味だけど、目まぐるしい攻撃そして防御の構築美めいた小宇宙! これが片手剣使いの目指すところかなと思います。

1.入れ替え技

つづいて入れ替え技について論じていきます。ぶっちゃけた話、片手剣は朱と蒼で書を切り替えて戦う武器ではないと考えてます。強いて挙げるとするなら4枠目を風車or昇竜撃と刃薬で切り替えるくらい。なのでそれ以外の枠はこだわりがない限り朱蒼で同じ技を入れておくのが無難だとおもう。

もし合気とか天衣無崩を使うならなおのこと同じにしとくのがおすすめ。

モーションの実演はウツシ教官にお願いしました。

1枠目 [X+A]

《突進切り》
Lスティックの入力方向へまっすぐ突進して斬りつける。いたってシンプルな前進技。ちょっとした距離を詰めるときに使う。

アクション中はスーパーアーマーがあり、そのあとの派生も豊富なので基本はこっち。

《滑り込み切り》
スライディングして二回斬りつける技。一回目がヒットすると自動で駆け上がり斬り→フォールバッシュ[A]に派生。スライディング中に[A]でジャンプ切り上げ→ジャンプ斬り[A]に派生する。

駆け上がり斬りには無敵があるのでそれ目的で使う練達がいた。最近はあんまし見ない。

2枠目 [Lスティック+A]

《バードバッシュ連携》
盾攻撃[Lスティック+A]→バックナックル[A]→ハードバッシュ[A]→旋刈り[X+A]
漢らしく盾で殴りつけるコンボ。後述のバッ旋はこれ。斬れ味消費が最後の旋刈りにしかなくエコ。その上気絶や減気もできる優れもの。

しかしサンブレイクで剣戟のほうが威力が高くなりあまり使われなくなった。盾コンと勘違いされやすいが別物。

《穿ち斬り連携》
盾攻撃[Lスティック+A]→突き[A]→穿ち斬り[A]→旋刈り[X+A]
剣を突き刺し穿つ漢らしいコンボ。属性の補正は高いが物理の威力はいまいち。

属性補正は高いと言いながらも時間当たりのダメージは後述のループのほうが実際高い残念な子。使うなら状態異常武器のときかなー

3枠目 横斬り[X]後[X]

《剣盾コンボ》
斬り下ろし[X]→横斬り[X]→剣盾コンボ[X]
かねてから使うなと言われて続けてきた伝統のあるコンボ。通称盾コン。

モーションは長く威力は低く、かつては仲間を吹っ飛ばしていた。誰が喜んで使うだろうか。

《剣二連コンボ》
斬り下ろし[X]→横斬り[X]→剣二連コンボ[X]
消せ消せと言われ続けてきた剣盾コンボの入れ替え技として現れた超新星。優れた威力と属性補正、ループのパーツとあらゆる面で盾コンを殺しに来ている。

よっぽど特別な事情がなければ朱も蒼もこっちでいいよ。もう一方は忘れてもらってだいじょうぶ。

4枠目 [ZL+A]

《風車》
鉄蟲糸の先端に剣を括り付けて振り回す鉄蟲糸技。蟲消費2。全体の中でも圧倒的に長い無敵時間を誇る。怪異バースト?知らない子ですね、無敵なので。

その上見た目に反して斬れ味を2しか消費せず、範囲が広いので暴れる尻尾を切る時も便利。

《滅・昇竜撃》
入力した瞬間盾を構え、真上に盾で殴りつける鉄蟲糸技。蟲消費2。構えた盾にはガード判定があり、ガードに成功すると無敵と追加ダメージが発生する。つよい。

派生は落下突き[X+A]とフォールバッシュ[A]。基本は高威力なフォールバッシュで。攻めの守勢が乗ったり、ガード強化が乗ったりするので可能性は無限大。

大タル爆弾をおいて水平斬り[A]→滅・昇竜撃[ZR+A]と入力すれば爆破をガードして多段ヒットを放つことも可能。おやすみ後の新習慣。

風車と昇竜撃はどちらも反撃に使える鉄蟲糸技。大雑把な無敵時間で躱すなら風車、的確にガードで攻撃を受けれるなら昇竜撃、と使い分けよう。

《重撃の刃薬》
サンブレイクで実装された鉄蟲糸技。天衣無崩の登場でいらんくなりました。蟲消費1。なんかひるみやすくなったり部位破壊しやすくなったりするらしい。

けど全然体感できないし、本質はそこじゃなくて発動後に斬れ味が20回復する点。達人芸業物ビルドなら20なんて十分すぎる回復量だし、刃鱗磨きで対応できなかった分を補ったり、武器によっては研磨術【鋭】と組み合わせたり、普段使う方とは反対の疾替えの書に入れとくとすんごい便利だった。

だった。天衣無崩の出現でいらない子になりました。伏魔の時は使いにくいのは共通の注意点。

5枠目 [ZL+X]

《飛影》
前方上空に鉄蟲糸を伸ばし空を翔る鉄蟲糸技。たまに小っちゃい敵を飛び越しちゃったりする。蟲消費1。派生が多く、敵に当たれば自動で駆け上がり斬りが出る。そのあとはフォールバッシュ[A]か落下突き[X+A]に派生する。

また、当たらなそうな場合は降りたいところで[X+A]で落下突きして途中下車できる。あと駆け上がり斬りには無敵があるから咆哮躱したりいろんな使い方ができる。

それから駆け上がり斬りして空中で待機してる間はまた飛影ができる。

《シールドバンプ》
前方に盾を構えて突撃する鉄蟲糸技。蟲消費1。敵に当たったら止まり、そのまま各コンボへ繋げられる。この盾には普段より強力なガード判定があるものの、発動からガードできるようになるまで時間がかかるため、接近目的で使うのが吉。

正直この枠の二つは完全に好み。

2.優先したいスキル

従来の作品ならこの装備セットがおすすめ!と紹介すれば良かったのだけれど、今作は傀異錬成や護石など、個々人の環境に左右される要素が大きいのでスキルをお勧めする形を取らせていただきまする。大雑把にまとめるとこんな感じ。

片手剣は手数が多く、属性武器だと勘違いされやすい。しかし実情は物理の優先度が高いので、物理優先でスキルを選びたいところ。物理を盛り終わってから属性を盛り付けよう。

また、他武器と違い管理しなきゃいけないゲージや、強化しなきゃいけないアクションも基本的にない。なので必須スキルといえるものが比較的少なく、個人の裁量でスキルを組めるのも面白いポイント。

当然記したスキルしか積んではならない訳ではないので、必要があればお好みのスキルを突っ込んでみてね。もとの自由度に加えて怪異錬成もあるからスキルスペースは他武器ほど困らないはず。

これから紹介するスキル名の後の数字は最低限必要なスキルレベル。レベル表記がないものは最大まで載せたい。

ドレスコード

《攻撃+見切り+弱点特効+超会心》
いわゆる7733。物理を優先して伸ばしたい武器のドレスコード。攻撃の威力をあげる効果が高いのでまずはここを軸に考えよう。

《ひるみ軽減1 or 緩衝》
マルチの際のドレスコード。味方の攻撃でビクンビクンし続けて何もできないのはあまりにも悲しいのでどうかご検討を。

《気絶耐性》
怪異化モンスターと対峙する際のドレスコード。俺はどんな相手、どんなメンバーでも怪異バーストさせないぜ!なモンハンに自信ニキはともかくよい子のみんなはつけようね。約束。ね。

火力

《鬼火纏+死中に活+災禍転覆1》
デメリットがなく大きく火力が上がる組み合わせ。飛影をきっかけに纏った鬼火を設置し災禍転覆が発動する。また、設置した鬼火が当たった最初の一回はモンスターがダウンする。

鬼火纏はお好みで泡沫の舞でもおk。ちなみにホウマツじゃなくてウタカタ。

《蓄積時攻撃強化》
状態異常武器を用いる時につけるとそれだけで火力の上昇が見込める。

状態異常確定蓄積とかなくても実は強い。後述の業鎧と組み合わせてもつよい。

《研磨術【鋭】》
斬れ味が一気に二段階以上回復する(緑→白とか青→紫みたいになる)と斬れ味の補正が乗算されるスキル。

運用できる武器はルナルガ剣とマキヒコ剣くらいしかないんだけどその分つよい。重撃の刃薬や天衣無崩があれば交戦中でもスッと発動できてうまあじ。

後述のループをしてるとあっという間に斬れ味は無くなるので、2で止めてしまってもいいかもね。3スロで重いし。

《連撃1》
スキルレベル1で火力を盛れる素敵スキル。物理盛り終わってそれでもスペースが余ったときや、属性を意識してビルドするときには3まで伸ばして会心撃【属性】と組み合わせても面白い。

《攻めの守勢》
専ら昇竜撃の底上げ用。効果時間は12秒なので、昇竜後のダウンへの追撃も高威力に。

《粉塵纏1》
見切りとか載せてるとおまけでついたりするスキル。おまけの割に高い威力でパンパン爆ぜる。

《各属性攻撃強化》
余った1スロにどうぞ。1スロの中では火力の伸びが大きい。連撃同様属性を意識してビルドするなら最大まで載せてヨシ。

《会心撃【属性】 弱点特効【属性】》
どちらも倍率は同じなので、モンスターにあわせて選択かな。

以下上級者向け

《巧撃+状態異常確定蓄積+蓄積時攻撃強化(+攻勢+霞皮の恩恵3)》
毒or爆破武器採用時に任意の回避性能とセットで採用する組み合わせ。括弧内は毒の時にどうぞ。

天衣無崩が積めないときの斬れ味ケアは達人芸or業物+刃鱗磨き1など。

《業鎧【修羅】》
デメリットスキルに抵抗がない方向けその1。
怪異錬成でもつくようになったのでレベル3にするとさらに火力UPが望める。

防御ダウンは痛いように見えるけど、防具強化が強くなってきてあんまし気にならないとは筆者の談。斬れ味が減ってきたら天衣無崩や重撃の刃薬でサッと回復できる(面倒だけど)。

《伏魔響命1+逆恨み》
抵抗ない方向けその2。スリップダメージと逆恨みの組み合わせが強力。攻撃力上昇値は最高峰。

スリップダメージきつかったり攻撃力最大までちょっと時間かかったりスキルが重かったりするけど効力は最高峰。意外とお団子防護術と相性がいい。

《血氣覚醒+血氣》
最終アプデで追加されたスキル。積載部位の都合上天衣無崩と選択。別で斬れ味ケアを用意しよう。血氣のレベルはお好みで。

パッと見属性武器用のスキルに見えるけどレベル3で攻撃力が40増えるのは破格。業鎧や鬼火死中災禍などと組み合わせると非常に有力。レベル3にすれば破壊王3もオマケでついてくる。

部位破壊が前提だけど、鬼火ダウンや昇竜のスタンで殴れる時間を稼ぐことができるので案外気にならないかも。

《狂化+奮闘+業鎧【修羅】》
属性を大きく増強する組み合わせ。ただ最初に述べたように属性を伸ばすより物理を伸ばす方が打点が出るので、この組み合わせを軸に据えるのは火力を考えると微妙かな。。。?というのが個人的な感想。

快適

《体力回復量UP+鋼殻の恩恵3+精霊の加護+満足感》
耐久増強セット。慣れない武器で被弾の増えてしまったあなたに。お団子超回復と組み合わせてもヨシ。

《回避距離UP》
接近、離脱が快適に。スキルレベルは好みで決めて大丈夫。回避性能を併用しない場合は予め攻撃範囲から離脱するような立ち回りになるかな。

《天衣無崩》
1.2レベルでの疾替えで斬れ味回復、3レベルの斬れ味消費無効があまりに強力。一個下の斬れ味ケアをいらない子にしちゃった剣士の救世主。

武器によっては研磨術【鋭】と組み合わせても面白い。ただ業鎧【修羅】や伏魔響命など、疾替えの書によって効果が変わるスキルがあると手間が増えたり相性がわるかったりするから注意。

余談だけど疾替えの書を固定するスキルを入れないなら合気を入れてみても面白い。

《達人芸・業物・剛刃研磨・砥石使用高速化・刃鱗磨き》
天衣無崩に駆逐された可哀想な子たち。天衣無崩を積めない事情があるなら考慮しよう。

如何に戦闘中に研がずに済むか、というのは剣士使いの永遠の命題。武器や好みに合わせて組み合わせて使おう。

業物+達人芸
業物or達人芸+刃鱗磨き1
剛刃研磨+砥石使用高速化+研磨術【鋭】
重撃の刃薬+ 研磨術【鋭】 等

《翔蟲使い+風纏1+狂竜症【蝕】1+狂竜症【翔】2》
強力な鉄蟲糸技の回転率を上げる非常にありがたいスキル。この組み合わせと野生の翔蟲さえあれば翔蟲が4つになって昇竜や風車をバシバシ放てる。

納刀すると風纏や狂竜症の翔蟲は消えちゃうけど抜刀状態でアイテム使えるからご安心です。翔蟲受身の時の納刀することだけ注意。飛んでる途中にX押せば抜刀できるので被害を最小限にできる。

狂竜症のレベルについて
蝕と翔のレベルは蝕+1=翔がおすすめ。レベルをそろえてしまうと、翔で増えた翔蟲がいなくなってから蝕を克服するまでの間、蟲がいない時間ができてしまうため。

《合気》
レベル1疾替え中に受けた攻撃を軽減し、レベル2で無効化した上でハンターの後方に疾翔けし、翔蟲を半個回復するというスキル。

レベル2での運用がおすすめ。昇竜撃の蟲がない時やバックステップでは狩られてしまうほど持続の長い攻撃を交わす時に便利。ガード扱いなので合気で受けた攻撃を疾翔け後に受けることはない。連続攻撃には注意。

バクステ昇竜風車合気を適宜使い分けて攻撃をいなし続けると脳汁ドバドバで足下までびちゃびちゃになる。

天衣無崩と組み合わせると合気成功時の効果に加えて斬れ味回復の効果まで追加されてとんでもないことになる。おだんご疾替え術も組み合わせるともっととんでもないことに。

《血氣》
レベル1でIBの回復カスタムもびっくりするほど回復する。もちろん部位破壊を経る必要はあるけどそれでも便利なスキル。

とはいえ瀕死なのに攻撃で回復しようとするのはご法度。あくまで回復補助のポジション。

《顕如盤石》
余った1スロにちょこっと差し込むと便利。出合頭以外の咆哮が気にならなくなったりする。

ちなみに気にならなくてもフレーム回避やガードはできるので巧撃セットや昇竜撃の妨げにはならない。……どういう理屈?

《供応》
言わずと知れた快適スキル。なんで1スロなんこれ。お団子鳥寄せの術と組み合わせることであっという間に限界までたどり着く。

《剛心1》
なんで1スロなの第二弾。ボコボコにしてるうちにハイパーアーマーを一回得るというもの。

フレーム回避し損ねたのを最小限のダメージに抑えたり、お団子防護術と組み合わせると大ダメージを大きく軽減して受けたりすることができるようになる。

《ガード性能+煽衛(+ガード強化)》
ガード斬り[ZR+A]でパリィするときに載せる。パリィ後は後述のジャストラッシュに派生するので非常に相手を選ぶ。ハマると強い。

百龍装飾品

2スロ以上なら破竜竜珠に代表される特効スキルを相手に合わせて切り替えていくのがおすすめ。

1スロしかないなら蟲滞竜珠がいいかなーと思います。

条件付きのものは火力が増強される時間が短いので全体で見た時にそんなでもないなーってなりがち。

装備構成の出発点

参考として、自分が装備を組む時に出発点にしているスキル群をご紹介。これに欲しいスキルをどれだけ追加できるかを検討することがおおい。

攻撃7
見切り7(狂竜症を積むならレベルに合わせて減らしてヨシ)
弱点特効3
超会心3
気絶耐性3
翔蟲使い3
供応1
血氣1
連撃1
剛心1
緩衝1
達人芸3+業物3 or 天衣無崩2
-ここより下は進行度次第で検討-
風纏1
粉塵纏1
狂竜症【蝕】1+狂竜症【翔】2

自分が普段使っているスキルシミュレータはこれ

中国のサイトみたいなんだけど、日本語にも対応してるから無理なく使える。特色として、傀異錬成していない防具も傀異錬成すればここまで組めるよ!って教えてくれる機能がついてる。だから傀異錬成する前にこのシミュにほしいスキル全部突っ込んで、何を傀異錬成すればいいか教えてもらう。みたいな使い方ができて便利。

3.有力な武器

サンブレイクの片手剣はTHE シャロックがみんなの悲しみを背負ってくれているのでどの武器も強力。その中でも装備が組みやすかったりスキルの恩恵をたくさん受けれる武器があるのでご紹介。

赫絶の連翼アクルス

攻撃力340 龍56 斬れ味白140 スロ3 百竜スロ2
怪異討究でも業物2で足りる驚異的な斬れ味に高い攻撃力。十二分な属性値、特効を載せれる百竜スロ2とあまりに優秀。

拡張ボーナスの実装でナンニデモ枠は譲ったがその優位性はいまだ健在。

まずは入門用にこれ一本作って慣れてきたら、片手剣の装備に傀異錬成や護石のリソースを割けるなら後述の二つを使ってみよう。

七星剣【禄存】

攻撃力340 毒11 斬れ味紫20 スロ42 百竜スロ1
いわゆるルナルガ剣。天衣無崩2+研磨術【鋭】+巧撃+蓄積時攻撃強化+状態異常確定蓄積+回避性能みたいにシナジースキルを複数享受できる恐ろしい子。

もともと短かった紫はスロット拡張ボーナスで伸びて研磨鋭2の60秒くらいなら保つ長さに。その上状態異常武器なので傀異強化が物理に寄るのもここ好きポイント。

ダーティグラフやクラリチェレイピアなどがライバルとして挙げられるけど、研磨術【鋭】の補正が乗った紫ゲージがある分優位かなーとおもいます。

ライズorトゥルー

攻撃力340 会心-30/15% 龍45 斬れ味白80 スロ31 百竜スロ2
いわゆる渾沌剣。狂竜症【蝕】+【翔】のシナジーが台頭してきたことで引っ張り上げられたやさぐれボーイ。

その特色はスキルスペースの広さ。ルナルガ剣よりスロットが一回り小さいので疑問に思われるかもしれないが、そのキモは会心率にある。

奇妙な表記の会心率は攻撃のたびにどちらかが抽選されて適用される癖の強いもの。だけど狂竜症を克服することでマイナス分が好転し、武器の会心率が45%になる。破格。そこに蝕のプラス分(20〜25%)も加算されるので見切りが不要になる。

スロット拡張ボーナスがあっても短めな紫ゲージのために匠を積む必要はあるけれど、それでもスキルスペースを広く取れるのが大きな魅力。

刻銀の砕剣

攻撃力320 会心0% 龍41 斬れ味白30 スロ444 百竜スロ3
最終アプデで追加された原初を刻むメルゼナの武器。
ヤケクソめいたスロットに白紫含めると長めの斬れ味、血氣及び劫血やられの回復量を増強する効果までついている。

攻撃力は比較的低めだけど、スキルスペースが異常なのでまずはこれ一本あればいいようにおもいます。


各属性で有力な武器

上で紹介した武器の他にも使ってみたい!となった時の道標として記します。状態異常なら蓄積時攻撃強化、属性武器なら各種属性強化、連撃、会心撃【属性】などを合わせるのがおすすめ。


ダーティグラフ
クラリチェレイピア
爆破
鎧怨鬼剣アフティローガ
テスカ・デル・メダリ

エヴォルイフルート
カクトスゲダイゲン

デュアルシザー
水刻ロアルドロス改

アスタロフィレイピア
真・王牙剣【天賦】

氷帝アンナパレス

4.各コンボ

技から技の派生が多く、一見複雑そうな片手剣のコンボ。しかし実際に使うコンボはそこまで多くないので順に見ていこう。

また、Lスティックの入力方向によって出ない技もある。自分の操作タイプはなんなのか、どの方向への入力がハンターの前方、後方なのかをご確認しとくのがおすすめ。

モーションの実演は引き続きウツシ教官にお願いしています。

水平旋

水平斬り[A]→斬り返し[A]→回転斬り上げ[A]→旋刈り[X+A]
初めて片手剣を触る方におすすめなコンボ。
ライズから追加された旋刈りという技をコンボの締めに持ってくるもの。旋刈りは片手剣の攻撃の中ではかなり威力が高く、締めにもってこい。

水平斬りから派生するのでこう呼ばれる。Lスティックを入力しながら行うと次のバッ旋になるので注意。

バッ旋

盾攻撃[Lスティック+A]→バックナックル[A]→ハードバッシュ[A]→旋刈り[X+A]
ハードバッシュを経由しての派生なのでバッシュ旋を略してこう呼ばれる。

斬れ味ケアの問題もあり、ライズの頃はバッ旋がメインコンボという雰囲気があったが、サンブレイクでは剣戟がメイン。剣攻撃の殆どが強化され水平旋の方が高威力になった上、斬れ味ケアをしやすくなったのでバッ旋を使うのはスタンや疲労を取りたい時だけと限定的になった。

また、後述するループと比べて時間当たりの威力が劣るので、慣れてくれば水平旋・バッ旋を使うことは減っていくことだろう。南無。

ループコンボ


回転ループ
斬り下ろし[X]→横斬り[X]→水平斬り[A]→斬り返し[A]→回転斬り[X+A]→斬り下ろし[X]→横斬り[X]→…
剣2連ループ
水平斬り[A]→斬り返し[A]→剣二連コンボ[X]→水平斬り[A]→斬り返し[A]→…

ライズで仕様変更された回転切り、サンブレイクで追加された剣二連コンボを使って、延々と剣戟を続けること。今作の片手剣のベーシック・アーツにして終生磨き続けるべきヒサツ・ワザ。個人的には他武器にある大技枠がこれだと思ってる。戦い方そのものが奥義。

使い分けとしては威力が高い回転ループ、ダウン時に激しく動く頭や尻尾に対応できる剣二連ループと言った感じ。

旋回斬りは一部を除くほとんど技の後に[X+A]。剣二連コンボは水平斬り[A]、斬り返し[A]の後に[X]。回転斬り、剣二連コンボは360°どこでも向きを変えて放つことができて、ループさせながら向きを調整できる。これら二つは威力こそ高くないものの要となる技。

ちなみに回転斬り、剣二連コンボ以外を入力するときにLスティックを入力してしまうと盾攻撃が出てしまう場合があるので注意。スティックを倒す、倒さないを意識して入力しよう。また、両ループとも[X]三回目・[A]三回目を入力してしまうと別の技が出てしまうから注意深く連携すること。

コンボの始動は、距離が離れているときは突進斬り[抜刀中はX+A、納刀中はLスティック+X]、近い場合は切り上げ[ZR+X]で始めることが個人的に多い。始動の後は水平斬り[A]に連携するのが無難かな。


バックステップとその派生

バックステップ[コンボ中にLスティック後方+A]
一部を除く抜刀中の任意の攻撃後、回避直後及びガード中に行える。

通常のコロリン回避を凌ぐ回避力があり、咄嗟の回避に非常に優秀。ただ回避性能も回避距離も乗らないし、強制的にいくつかの技に派生せざるを得ないもんで注意。

回避[B]の後にも派生が行えるのは頭の片隅に入れとくと役に立つかも。ガードからも派生できて、ガード[ZR]から[Lスティック後方+A]の間隔は極限まで縮めることができる上、ガードは納刀時に行うことができるから、うまく入力できるようになれば棒立ちの時や納刀時でもバックステップを用いて回避することができる。これが決まると気持ちいい。

バックステップから連携する技は4つ。

バックステップ後
突進斬り[入力なし]
バックステップで下がった分前に出たい時はこれ。ほとんど同じ位置に戻って剣戟を続けられる。

斬り上げ[Lスティック後方]
バックステップ後に一番隙が短いのがこれ。前進すると危険なことがわかっている時にも使う。

ため斬り[A長押し]→駆け上がり斬り[敵にヒット]→フォールバッシュ[A]
IBのころは強かったのにね。今や見る影もない。

ジャストラッシュ一段目[X]→ジャストラッシュ二段階目[X]→ジャストラッシュ三段階目[X]→旋刈り[A]orジャストラッシュ四段階目[X]→フォールバッシュ[A]

この中でも特に強力なのがジャストラッシュ(JR)。IBの頃と比べて全体通した合計の威力はそこまで大きく変わらず相変わらず高い。

それからスタン値を稼げること、斬れ味の消費を抑えられることがメリット。けど各種ループの方が同じ時間で出せるダメージは大きいのでダウン時はループが出せるならそっちを使えばいいとおもう。メリットを活かせる時はJRを。

JRのジャスト入力について。バクステして飛び込み斬り[X]したあとハンターが赤く光り、コントローラが強く震える瞬間がある。そのタイミングで[X]を入力するとジャスト成功。高威力。やったぜ。

それ以降も同じようにハンターが光って振動を感じたタイミングで[X]を入力してジャスト成功することで、威力を大幅に上げることができる。ちなみに最短入力は光ったり震えたりする前だったりする。わかりづら。

5.具体的な装備例

スキルシミュなんて回したことない、回せないという方のために、ちょびっとだけ装備例を作ってみました。この通りに作らなければならないわけではないので欲しいスキルを付け替えてみてもいいかも。

MR10到達直後

ラスボスを倒し、傀異クエストが解放された直後で組めるはずの装備。狂竜症が苦手であればフィリアグリーヴをインゴットへ。

武器:赫絶の連翼アクルス【3】
頭:ルナガロ【2】【2】
胴:ケイオス/ネフィリム【3】【1】
腕:エスピナZ【4】【2】
腰:ケイオス/ネフィリム【3】【1】【1】
脚:アーク/フィリア【3】【2】
護石:【1】【1】
①弱点特効Lv2

-----スキル-----
攻撃Lv6
見切りLv6
翔蟲使いLv3
気絶耐性Lv3
弱点特効Lv3
弾丸節約Lv3
超会心Lv3
業物Lv3
逆恨みLv2
奮闘Lv2
緩衝Lv1
供応Lv1
狂竜症【蝕】Lv1
剛心Lv1
災禍転福Lv1

-----装飾品-----
翔蟲珠Ⅱ【4】× 1 ,攻撃珠【2】× 5 ,痛撃珠【2】× 1
超心珠【2】× 1 ,転福珠【2】× 1 ,耐絶珠【1】× 3
供応珠【1】× 1 ,緩衝珠【1】× 1

要素が一通り解放された方向け

傀異克服を一通りクリアできるようになった方はこちら。有力な狂竜症【蝕】や【翔】、天衣無崩などを無理なく載せられるようになった。狂竜症が苦手であれば腕をエスピナ、腰をジャナフなどにするとよい。かわりに泡沫死中災禍とか載せよう。あと狂竜症を外すならライズorトゥルーである必要もあんましないのでバルク剣で良いと思う。そうなったら天衣無崩もいらんなぁ……狂竜症我慢できる?

武器:ライズorトゥルー【3】【1】
頭:リバルクシャナ【3】【2】【1】
胴:荒天【4】【4】【1】
腕:ヴァチス/プラグマ【3】【1】
腰:ヴァチス/プラグマ【4】【2】
脚:荒天【4】【4】
護石:【1】
①攻撃Lv2

-----スキル-----
攻撃Lv7
翔蟲使いLv3
気絶耐性Lv3
弱点特効Lv3
攻めの守勢Lv3
匠Lv3
超会心Lv3
満足感Lv3
狂竜症【翔】Lv2
狂竜症【蝕】Lv2
天衣無崩Lv2
風纏Lv1
緩衝Lv1
供応Lv1
災禍転福Lv1

-----装飾品-----
節食珠Ⅲ【4】× 1 ,匠珠Ⅱ【4】× 1 ,守勢珠【3】× 3
匠珠【3】× 1 ,攻撃珠【2】× 2 ,痛撃珠【2】× 1
転福珠【2】× 1 ,耐絶珠【1】× 3 ,供応珠【1】× 1
緩衝珠【1】× 1

自分が最終環境で組んだ装備

MRによって解放されるもの、傀異研究レベルによって解放されるものの両方を解放し終えて、それをもとに作った装備をご紹介。これはこの通りに組め!ってわけじゃなくて、最終的にはこんな装備が組めるんだーってモチベーションになったらいいなと思って残します。

個人的な最終装備はルナルガ剣と共に。
巧撃と蓄積二種、回避性能のシナジー
天衣無縫と研磨術【鋭】のシナジー
翔蟲使いと風纏、狂竜症【蝕】【翔】のシナジー
と三つのシナジーを盛り込めて大変満足な逸品。

傀異錬成はいろいろスキルがついててヤバそうに見えるけど実際は各部位に一個づつほしいスキルがつけばいいからそこまで難易度は高くないはず。問題は護石かね。

6.アイテムポーチ

せっかく抜刀中にアイテムが使える片手剣なのでアイテムについても少し。個人的に最適かなと思ってるアイテムポーチの中身。必要アイテムとその調合素材って感じ。

生命の大粉塵は素材の洛陽草の花が入手しづらいので生命の粉塵に変えて、落陽草の花をアオキノコに変えても良いと思う。

以下は使用アイテムについて解説。

⦅秘薬⦆
体力を全快するアイテム。回復薬グレートと比べて回復量も速度も上なのでこれで十分。7回使うと素材の増強剤がなくなってしまうので、ショートカットに全部調合を入れておくことを強く推奨。

⦅こんがり肉⦆
クエスト時間経過でスタミナが減った時用に。

⦅怪力の種・鬼人の粉塵・鬼人薬グレート⦆
攻撃力上昇ヤッター!種と粉塵は3分おきに効果が切れるのでエリア移動のタイミングで使い直そう。

⦅生命の大粉塵or生命の粉塵⦆
仲間が被弾した時に咄嗟に撒く。追撃を喰らいそうな時に確実に使用できればクエスト成功率が上がる。

⦅閃光玉⦆
無闇に使うとモンスターが暴れて危険なので、味方が拘束された時や、モンスターが空中にいる時などに絞って使おう。あと捕獲する時。怯んでいる隙に罠を足元へ置けば確実に罠に嵌めれるので覚えとくと便利。

⦅捕獲用麻酔玉⦆
モンスターのアイコンの下に青いマークが出てる時、罠にかけてこのアイテムを2回当てると捕獲して狩猟時間を短縮できる。古龍やヌシ、傀異化モンスターなどは捕獲できないので注意。

⦅モドリ玉⦆
ピンチの時の奥の手。敵の攻撃でパニックになった時に使ってことなきを得ることが割とある。

⦅大タル爆弾G⦆
滅・昇竜撃と組み合わせてカマすと楽しい(絶対にソロの時だけやろう)。モンスターが寝た時にみんなと置いて酷いことするのも楽しい。

⦅シビレ罠⦆
罠を使いまくるのをよしとしないハンターが多いため、個人的には捕獲用アイテムと割り切ってる。調合分持ってるのは複数狩猟クエストの時にキャンプへ帰らなくて良いようにするため。

最後に

10000字を超える片手剣の旅、お疲れ様でした。
読みづらいところ、理解しづらいところはなかったでしょうか?
そんなことなかったと言っていただけると幸いです。

片手剣は奥が深い武器です。コンボの選択肢の多さ、敵の攻撃のいなしかたの多彩さ。意識することは多いです。全武器種使う友人が片手剣を使う時に一番頭を使うと言っていたのを思い出します。

しかし果てしない状況判断の中で掴み取られた獲物には他にはない達成感があるかと思います。最小限の回避行動でモンスターに張り付き続ける様は美しさすら覚えます。

このnoteをここまで読んでくださったあなたと、狩場でご一緒できるのを楽しみにしています。お読みいただきありがとうございました。

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