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「本能で生きてる?」 ブルゾンちえみを卒業してコラムニストデビュー “はふぽのコラム”

1週間ぶりです、はふぽのコラム。
ハフポスト日本版の榊原すずみです。

休日でもなかったのに、なぜ先週更新がなかったのかというと、理由は明快。“ご紹介する記事が3本なかった”から。
「なんだ、記事がないって、サボってんじゃねーよ」なんて思わないでください。
ここには深い深い事情があります。

私がいつも紹介している“はふぽのコラム”3本は、「伝えたい思いや考えがある人」のインタビュー、もしくは「伝えたい思いや考えがある人」自身が書いてくださった原稿。
つまり、「人」があってこその“はふぽのコラム”だというわけです。
無理やり作り出すことができないものなのです。そんなことしたら、捏造!

だから私はいつも、このnoteで3本の記事を書きながら、3人の「人」を紹介する気持ちでおります

さぁ、今週はどんな3人が登場するでしょう?

おすすめ①
【独占手記】私がブルゾンちえみを卒業して藤原史織になった理由「本能で生きてる?」

キャリアウーマンキャラ、「35億」のフレーズでブレイクして、人気芸人の仲間入りをしたブルゾンちえみさんは、3月いっぱいで事務所を退所。
本名・藤原史織で、芸人としてではなく「タレント、クリエーター」として活動をしています。

そんな彼女のコラムニスト、デビュー1作目がこの記事です。

内容は「ブルゾンちえみを卒業した理由」。
編集担当は、僭越ながら私が務めさせていただいたのですが、最初、藤原さんにインタビューをするつもりでいました。
ところが、打ち合わせをしている際に、同じテーマでいくつかの雑誌でインタビューをうけることがわかりました。
「うーむ、同じテーマでインタビューをしても、同じような話になっちゃうな」。
そう思ったので、彼女に聞いてみたのです。

自分の言葉で、卒業理由と目指しているものについて書いてみませんか?
今までプライベート以外で、自分の文章を書いたことがない人にとって、それはすごく難しいことですし、勇気がいることだと思います。
でも藤原さんは
書いてみます、書かせてください
と力強く言ってくれました。

そして生まれたのが、この記事です。
インタビューとは一味違う、手記で味わう「藤原史織さん」の言葉、をぜひ。

おすすめ②
「女性は感情的」は思い込み?「ピルで女性の働き方改革」について考える

筆者は山田由梨さん。
『贅沢貧乏』という劇団を主宰する劇作家・演出家であり、俳優としても活動しています。

私は個人的に彼女の主宰する劇団『贅沢貧乏』が好きで、作品を幾度か観劇したことがありました。
なにげない言葉が孕んだ差別や誹謗中傷、目には見えないけれど確実に存在する格差を作品内でサラリと見せるその作品内容にひかれ、山田さんに何かを書いてもらいたい、そう思うようになったのでした。

そして、この記事が連載の2回目です。
「女性は感情的だ」とよく言われます。
でも、山田さんはこう綴ります。

昨日までにこやかだった「男性」が、今日急に「ブチ切れる」ことがないのかと考えてみるのだ。そんなことは当然あるし、電車内で突如「カッとなって」暴力を振るう男性を実際に何度も見てきた。

この一文を読んだ時、彼女が劇団『贅沢貧乏』で作ってきた作品のシーンの数々が私の中に浮かんできました。

演劇でも、文章であっても、そこには「人」が表れるものなのでしょう。

おすすめ③
独立して3年、ぼやけてしまった自分らしさを取り戻した “紙とペンと1カ月”

最後の記事の筆者は忠地七緒さん。
フォトグラファー、ライターとして活動しています。

私は忠地さんとお会いしたことがありません。お話をしたこともありません。
この記事の編集担当は私ではなく、別の編集者なので、私と忠地さんはこの記事を通して“はじめまして”でした。

順調だった仕事を1か月休業しようと決意するまでの思い、そしてそこから自分らしさを取り戻していくためにしたこと、結果、たどり着いた答え……。

原稿を読みながら、私は忠地さんという人を、少しずつ少しずつ知っていきました。
そして、もっと知りたいな、そんな風に感じて記事を読み終わりました。

言葉や記事は「その人」を知る“入り口”になります。
だからこれからも、“はふぽのコラム”では時々お休みをしたとしても、みなさんに「その人」を知ってもらえる記事を紹介していきたいと思います。

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